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勝手に妄想ブログ

大好きなアイドルの事を思うままに妄想します

「はい。取れましたよ。

クリスマス・プレゼント・・・なんてね」


主治医は笑いながら言った。


今日、ギプスが取れた。

取れたってことは、お別れになる。


手紙のやり取りしかしていないから、松本は知らない。


お礼を込めて、今日はちゃんとあって言おう。


私が、片手しか使えないからって

ご飯をおいておいてくれた。



今度は私がお礼をしたいと思った。


誘いやすい理由に、今日はクリスマスイブ。



買い物して、ケーキ準備して、食事作って、プレゼントまであったら、なんだか

おかしいから、やめた。


その代り、松本が大好きな姫を、クリスマスバージョンとして着せ替えた。



よし。

準備は万全!


TVの中の松本を観ていた。

かっこいいなって素直に思った。


一緒に住んで2か月


いいところも、いやなところも見たような気がする。


本当の姿は、いい人って感じた。

姫がなついているのがその証拠。




時間ばっかり立っている。

まだ、帰ってこない



わかっている。


我慢。


深夜3時、帰ってきた。



「お疲れ様でした~。嵐のおかげで、今日も大成功です!」


「打ち上げしましょう」


周りが叫んでいる。

これを振り切って帰ることを俺は考えていた。


カップルが多い中、

去年は、いける人みんなで打ち上げに行ったな~。

それも、楽しかった。


「松潤。今年も参加でいいでしょ?」


「はい。お願いします。」


本当は帰りたかった。

ただ、付き合いはちゃんとしないといけない。これも仕事だと、俺は思っている。



打ち上げ会場で、酒は祝杯の時だけ頂いた。


「あれ?飲まないの?食べないの?」


いろんな人が声をかけてきた。


「大丈夫です」って返答してその場を切り上げていた。



2時間経過したころ、リーダーがこそっと言ってきた。


「松潤さ。家に帰りたいんでしょ?

そんな顔しているよ。

だれか、待っているんでしょ?犬と一緒に。

もう、いいと思うよ」


ふふふんって笑ったリーダーにあとを任せ、帰宅した。



ドアを開けれたのは、深夜3時だった。



松本とは相変わらず、しゃべらない。


しゃべらない代わりに、手紙のやり取りをしている。


日課になった。


配達人は姫なのも変わらない。



日課といえば、朝のコーヒーと夜のチャイを出すようにしている。

片手でできることは、これだけだから。


手紙も、昔は左が利き手だったから、書ける。

そのことも、いつかの手紙で告白した。


松本が、

なんで、利き手はギブスなのに、ちゃんと読める字を書くことができるのかって聞いてきたからだ。


お互いのこと、干渉しないって言っていたが、

気が付いたら、質問し合って、答え合っていた。


年末の特番撮りが忙しく、深夜、遅くに帰ってくる松本。

こうやって、トップアイドルは忙しいのだとおもった。


12/24も生放送って言っていたもんな。



町はすっかりサンタさんの恰好をした人が多くなってきた。

イブが近いってことだ。



ある日の受診日。


「来週、(ギプス)とりましょうね」

医師に言われた。


そっか。

お別れが近づいているってことか。


再確認した。


12/24朝、いつもの手紙


松本へ


今日は、できるだけおなかをすかせて帰ってきてください。


瑠奈


と、書いた。