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勝手に妄想ブログ

大好きなアイドルの事を思うままに妄想します

松本が、いいタイミングで地方にいく。

その間に、出ていくことができる。


「姫。悲しいことだけど、私の手が治るまでの間っていう約束なの。

お別れのパーティーもしたしね。出ていかないとね。」


まだ、大丈夫。

惚れていない。

惚れていたとしても、傷はまだ浅い。


思い出って、手紙のやり取りしかないけど、

楽しかったなぁ。



昨日は、普通だったし。

ここでの生活は

なんだか夢心地で過ごしたな。



アイドルの癖に謙虚な松本だったな。


遊んでいるのかと思ったら、毎日ちゃんと帰ってくるんだね。


ご飯も最初はどうなるかと思ったけど、
ちゃんと準備してくれていたし、

テレビでみる松本も、ここにいる松本も一緒だったよ。

キスはなんだったのって結局聞けなかったけど、

もういいよ。

ただ、黙らすためだけだったってわかったから。



姫をかわいがってくれてありがと。



ちゃんと出ていくね。


松本へ


最後の手紙。


世話になった!

ありがとね!!


仕事頑張れよ!


TVで応援しておくね。


町であっても声かけるなよ!


瑠奈



よし!
あと腐れないように書けた。


最後に、33階のいい眺めを見納めしてマンションを出た。

鍵は、ポストへ入れた。



携帯電話も着信拒否にした。



すべてを夢と思い込んで、思い出にした。



3人で過ごした次の日。


いつものように、姫の首に手紙がついてあった。


松本へ

今日から出勤です。

頑張ってきます。


瑠奈



うれしそうに感じた。

いってらっしゃいって言えばよかったと後悔し、瑠奈の入れたコーヒーを当たり前に飲んだ俺は

仕事に出かけた。


瑠奈へ

昨日はありがとう。

今日からまた、地方でライブです。

2日後に帰ってきます。






クリスマスが終わると、町は正月気分になる。

ライブが終わったら、紅白の準備で忙しくなる。


紅白終わったら、ちょっとした休みがもらえる。

休みの日は、毎年旅行に行っていた。

今年は、姫と瑠奈で過ごそう。



いろいろ考えないとな。



その前に、クリスマスのお礼を考えないと。

瑠奈に。


いつもお世話になっているショップへ行き、

あいつに似合いそうなネックレスを選んだ。

姫とお揃いにした。


店長にからかわれたが、

「久々に、いい恋してるんだね」って言われたのが、ちょっとうれしかった。


家に帰れたのは2日後だった。



しかし

いつもと様子が違った。





玄関を開けると、

クリスマス一色にされたリビングに、料理まであった。

そして、

姫と瑠奈がいた。


わん!

「お帰りなさい」


あの日以来、姿を見せていなかった瑠奈。

なんだか、痩せたように見えた。


「た、ただいま。」


なんだか、恥ずかしかった。

恥ずかしいっていうか、くすぐったい気分だった。


「メリークリスマス!松本!!

そして、私のギプス取れたお祝いをしま~す」


うれしそうに言う瑠奈。


「ちゃんと、おなかすかせている?松本!」


ばかやろ~。俺の苦労をしらないで。と言ってやろうと思ったが、

せっかくのいい雰囲気を壊すのをやめた。



瑠奈の料理はうまかった。


「お前・・・料理うまいんだな。

特に、コーヒーは今まで飲んだ中でサイコー。」


「やっぱり?

私ね。実はカフェで働いているの。××ってチェーン店しってる?」


納得。


「それで復帰できるんだ~」

うれしそうに話す瑠奈。

その様子にうれしそうな姫。



夜中の3時だと言うことを忘れて、笑い合った。
今まで、もっと会って話せば良かった。
俺も意地なところがあった。
やり直せるなら、最初の出会いからやり直したいと思った。
この、俺が。相手に合わせようと考えるのも、おかしな話だな。

そんなことも含めて、

幸せな空間だと思った。



時々、抱きしめたいと思ったが、
前みたいに拒絶されるとショックだと思ったから、止めた。

とにかく楽しかった。




この幸せな空間が、最初で最後になるとは、想いもしなかった。