学校のスキー合宿中の下の子。
ウィーンもまだまだ寒く、夜は暖房が入るくらいなのですが、スキーエリアも雪が降っているみたい。
雪がなくてハイキング合宿になることを心配していた下の子ですが、ちゃんとスキーできているみたいです。
そして律儀に毎晩電話もかけてきて、私よりもなんか夫が嬉しそう
でも下の子の仲良しのお友達(4人で1室の仲間)が、ひどいホームシックになってしまったようで。
たまたまその子のママと会った時に、その話になって。
「下の子ちゃんは、家に帰りたいって電話してこない?」
と聞かれたので、
「いろいろ文句は言ってるけど、帰りたいとは言ってないかな」
って答えたら、
「うちの子はひっきりなしに帰りたいって家族チャットにメッセージしてくるから、T(お兄ちゃん)に絶対に返信しないように言ってるのよ」
って。
それで、夜電話がかかってきた時に下の子に聞いてみたら、
「そう。ずっと泣いてて、頭が痛いとか、気持ち悪いとか言ってて。夜のゲーム大会も、P(そのお友達)のお世話してたから遊んでない」
って
結局、次の日にお父さんがはるばるチロル州までお迎えに行って、もう家に帰ったとのことです。
前から繊細な子だなとは思っていましたが、そこまでだったとは!
こちらのティーン(まだティーンとも呼べない年齢ですが)は大人っぽいから、あんまりそういう感覚がなかったけど、まだ12歳だものね。
毎晩律儀に電話をかけてくる下の子を見ていても、まだまだ子供なんだな〜って、改めて思いました。
さて、留守宅を守る(?)私たちは、偏食の下の子がいない間の食の自由を満喫中
韓国スーパーで食材を買い込んで、キムチチゲを作ったり、パキスタン料理を作ってみたり
上の子も、日頃は食べない料理に喜んでくれて、私も久々(日本に住んでいた時以来!)に料理が楽しい〜
そして、推し活(timelesz)も子供との共通の趣味として邁進中。
日本からライブDVDを取り寄せたのですが、なぜかAmazonからは海外発送されないんですよね〜。
それでAmazonで海外発送してくれる業者を探して中古で買ったのですが、送料=商品代金くらい。
つまり二倍の金額を払って、ウィーンまで発送してもらって。
そうしたら!
なんとその業者が、送料も含めた金額を商品の価格として税関申告フォームに書いたので、商品代金が倍の金額で申告されてしまっていて!
結果、5000円の商品に、18.50ユーロ(約3000円)もの関税がかかったんです〜
つまり、商品5000円+送料5000円+関税3000円!
Amazonが直送してくれる場合は、送料の中に見込み関税額も含めてくれるので、いつもこんなにかからない!
送料もAmazon直送並みに取るのに、Amazonなら数日で届くところを、普通郵便で発送してるから1ヶ月近くかかったし……。
これからはAmazon直送が無理な場合は、日本の実家に送って、帰省時にピックアップしよう……。
そして、今回の推し活で思ったのが、私はやっぱり子供との共通の趣味に課金してるんだな、ってこと。
さすがに、アイドルのライブDVDを大金出して買ったり、見たりするの、私1人だったら別にやってないかも。
でも子供と共通の話題があったり、一緒にワイワイできて、子供が喜んでいるのが楽しいんだな〜って。
それで思い出したのが、私の初めての推し活、マイケル・ジャクソンのこと!
中学1年生の時の、学校行事(寮にお泊まり)で、友達に猛プッシュされ、推し始めたのですが、今思うと、マイケルにハマったきっかけはそのお友達と仲良くなりたかったからだったな〜って。
とっても大人っぽい子で、その子もお母さんがマイケルのファンで母娘で推し活をしていて、マイケルきっかけでお家にもお泊まりさせてもらったり。
中学はみんないろいろな場所から通ってきていたし、習い事や部活や塾もあるので、普段はなかなかお家に遊びに行ったりする交流がしづらくて。
そんな中、お泊まりに行くのはとっても特別な体験だったんです。
私の家庭はとても厳しくて、私は家では息が詰まるような感覚で、なるべく家にいたくないくらいだったんですが、その子のご家庭はとってもリベラルで、親との関係性も超フラット。
その子は、お母さんのことを「下の名前+さん」(つまり、京子さん、とか)で呼んでいて、私たちも同じようにその子のお母さんを呼んでいいのも、なんだか大人になったような感覚で。
その子のお家にお泊まりして、マイケルのビデオを見ながら、お母さんからもいろいろ教えてもらって、みんなでキャーキャーする時間がとっても楽しくて!
そんな時間の楽しさを含めての推し活だったな〜って、改めて思い出しました。
子供の頃憧れていたお友達の家族の関係性を、いま、自分の子供と再現しようとしてるのかも。
面白いのが、SNSやYouTubeのコメント欄を見ていると、同じような方も結構いらっしゃるんです。
タイプロ(Netflixのオーディション番組)がきっかけで、長年話してなかった息子さんと共通の話題ができて、息子さんと一緒にtimeleszの推し活を始められた方とか!
そういう親子やご夫婦の話も多く目にして、ああ、私だけじゃないんだな〜って思ったり
推し活の力って偉大!
でも我が家の場合は、夫が蚊帳の外になってしまって、やっぱり他の男性陣にキャーキャーされてるのは面白くないみたいなので、夫がいる時は静かに楽しむように気を使っています
夫もハマってくれたら一番いいんだけど、ガンとしてタイプロを見ようとしないからな〜。
子供の熱が保たれている間は、私も一緒にスポンサーの立場で(笑)推し活を楽しみたいと思います