先日農業新聞で、最近東南アジアなどで、韓国産の農産物が勢いにのっているという記事を読みました。
日本も高い品質を武器にアジアへの輸出を増やそうとしていますが、
韓国も同じく高い品質を売りにしているようで、しかも価格は日本のものよりも安いそうです。
当然韓国のもののほうが売れるようで、韓国は日本以上にアジアで市場開拓しているとか。
日本も何か対策を考えないと、という内容でした。
そういえばこんな記事も読みました。
ウインナーなどに使われる加工品用の肉の生産量が増えていて、販売も好調だけれど、その肉のうち、国産は2割まで低下してしまっている、という内容でした。
使われている肉は、米国産とカナダ産が中心。
肉でもやはり高い国産よりも安い外国産が選ばれるんですね。
日本の農産物は価格が高すぎる。だから外国産に勝てない。
外国産に負けないためには、規模拡大したり、機械化したり、効率化したりして、もっと価格を下げる努力をすべきだ、というのが、今の主流の考え方です。
農業をしていて思いますが、
日本の農産物は高いと言われていますが、
現在の市場価格でもはっきり言って農家は全然儲かりません。
それはやり方が非効率だから、もっと効率的に、規模を拡大すればちゃんと儲かるんじゃないの?
という考え方もあると思います。
横田農園でも、どんどん辞めていく周りの農家さんたちの土地を集めて規模を拡大し、
また経営も株式会社化し、儲かる農業をするにはどうすればいいか、社員にきちっと給料を払っていけるだけの収入を得るためにはどうすればいいのか、日々健闘していますが、
経営は今でも苦しいというのが本音です。
当園では市場価格では安すぎること、スーパーの手数料などで農家の手取りがほとんどなくなることから、
直売所での販売や、お客様との直接取引を中心に行っていますが、
それでも儲かっているわけではありません。
このような状態なのに、さらに価格を下げろと言われても・・
それなら農業をやめるしかなくなります。
先ほどお話しした韓国でも、日本と同じく、農業をやめていく人が多いそうですね。
それはそうだと思います。
そんな安い価格で販売して、農家がやっていけるわけはないのは、日本でも韓国でも同じだと思います。
農産物の価格競争、本当にいいことなのか、よく考えてほしいです・・