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 大阪旅行に行ってきました!

 

 

 

 

先日、家族で1泊2日の大阪旅行に行ってきました。

 

 

理由のひとつは、次男が「新幹線に乗りたい!」と言いだしたから。

 

実は次男は1歳の時に新幹線に乗っているんですが、

そうだよね、覚えてないよねっていう(苦笑)

 

 

もうひとつは、NHK番組「ザ・バックヤード」を見たから。

 

 

 

 

 

 

 

9月11日に放送された「海遊館」の回。

これでもう、家族全員、俄然ジンベエザメのファンになりまして!

 

ジンベエザメというと、沖縄の美ら海水族館が有名ですが、

沖縄まで行かなくても大阪でジンベエザメが見られるわけですよ。

 

 

 

え、行くしかないのでは???(決定)

 

 

 

そんなこんなで大阪行きが決定!

 

出発する数日前、次男が友達に「今度大阪に行く!」と言っていたので、

友達ママから「USJに行くの?」と聞かれたんですが、

 

 

USJ……????(宇宙)

 

 

ちょっと予想だにしていなかった単語に、

一瞬呆けてしまったんですが、いや、そうだよね!

関東から大阪に遊びに行くとなれば、普通の人はUSJっていう発想になるよね!(笑)

 

そのあたりの「普通」を失念してた―――!!!

 

 

任天堂(マリオ)を知らない我が子たちにUSJっていう選択肢はなく、

なんなら家族4人でディズニーすら行ってないっていう。

千葉県住まいなのに!

1時間もかからず行けるのに!!

 

 

そんなこんなで大阪に到着しまして、最初に行った場所はココ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこ???(笑)

 

 

 

 こども本の森 中之島

 

 

 

 

こちら、「こども本の森 中之島」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵本&児童書がいっぱい揃った、子ども向け図書館です。

2020年にオープンした令和っ子の図書館!

 

 

 

この場所にずっと来たかった理由は、

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、この絵本を読んだから!

 

「こども本の森」を設計した安藤忠雄さんの物語です。

絵を担当したのは、我が家が大好きなはたこうしろうさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらほらほら!

おんなじ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

青りんごもちゃんとある―――!!!(大興奮)

 

 

正直ですね。

大阪に行って、たとえUSJに行かないとしても、

観光の最初に図書館を選ぶ家庭ってそんなにないと思うわけですが。

 

 

わけですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは興奮しますよ!!!

行ってよかった―――!!!!!

 

 

 

 

 過ごし方は自由!

 

 

 

 

到着早々、こちらの大階段で本を読み始める我が家の兄弟。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「階段に座り込んでいいの!?」って大人は思っちゃいますが、

「どこでどう過ごしてもいい」というのがこの図書館のコンセプト。

 

 

実際に絵本の中でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなふうに大階段で、楽しく絵本を読んでいるシーンがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

え、本棚にも座れちゃうの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

座れちゃいました(笑)

 

長男、かなりここが気に入った様子で、

しばらくずっとここで絵本をよみふけっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を撮り忘れてしまったんですが、

次男はオレンジ矢印の場所、非常扉があるところのくぼみにおさまって、

そのあたりの棚に置かれていた食べもの絵本をずっと読んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

円柱形に囲まれた小部屋があると思えば、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何やらあやしい部屋が……?

 

 

 

 

 

 

 

 

天井から光が差し込む、塔のような部屋に到着!

 

しんと静まり返った部屋。

声を出すと反響して部屋いっぱいに響きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

絵本の中で安藤忠雄さんはこう言っています。

 

 

「ここはなんでもない場所。何をしてもいいところ。

よくわからない変な場所があると、

そこからまた新しくおもしろいことがうまれるんだ」

 

 

 

さて、しばらくしてまた小部屋を訪れると……

 

 

 

 

 

 

 

 

何やら文字が浮かび上がってきた!

 

 

 

 

 小部屋で過ごす時間

 

 

 

 

こちらの塔のような秘密の小部屋。

壁にいろいろな本の一節が浮かび上がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内容は絵本だったり児童書だったり。

知っている絵本だったり、知らない絵本だったり。

 

本のタイトルと、館内に置かれている場所が添えられているので、

内容が気になったら読むことができます。

 

 

 

しばらく壁を見ていて、

そろそろもういいかなーと思って退出しようとしたら、

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか絵が変わった!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、確かに鳥!

鳥が現れた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥が空に飛び立って……

 

 

 

 

 

 

 

あ!

 

 

 

 

 

 

 

 

とてもよいものを見せてもらいました。

 

この不思議な空間で、なんとなく時間が止まったような、そんな奇妙な感覚でした。

 

 

 

 

 本の分類が最高!

 

 

 

 

さて、小部屋を出て本棚に戻りまして。

 

こちらの図書館、蔵書数もすばらしいですが、分類の仕方が最高で!

 

 

 

作者の名前順ではなく、内容分け。

 

なので同じ作者でも、

「動物」のコーナーと「食べ物」のコーナーと「おばけ」のコーナー、

それぞれに著書が置かれていたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ただ「動物ジャンル」とかではなく、

「動物が好きな人へ」という表現方法も好き!

 

 

 

 

 

 

 

 

次男はここで、お気に入りの絵本「ホホジロザメ」を見つけて、大喜び!

 

 

 

 

 

 

 

 

「動物が好きな人へ」のコーナーの中でも、

かなり細かくジャンル分けされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「動物の親子」という分け方は初めて見た!

 

 

 

 

 

 

 

 

また銭天堂は、「通学路」というコーナーで見つけました。

確かに言われれば通学路!!(笑)

 

 

先ほどの円柱状の部屋の分類は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「生きること、死ぬこと」

 

確かに奥まった場所で、ひとりじっくりと考えてみたい内容です。

 

 

絵本、児童書、図鑑、漫画、科学本、専門書……

すべてごちゃ混ぜになっています。

(赤ちゃん~低年齢向け絵本だけは、内容別ではなくひとつのコーナーでまとめられていました)

 

 

たとえば子どもが「虫にハマった!」とか、

「ロケットにハマった!」とか、

「今のブームはパンの絵本!」とか、

そういう時に本を探すのに、この図書館はものすごく便利!!

 

 

借りたい本が決まってる場合や、

本を管理するという意味では、通常の図書館のような分類が最適だと思います。

でも「本に出会う」という意味では、ホントにこの形は素晴らしくて。

 

 

簡単に読める絵本から、

ちょっと背伸びした児童書や図鑑系、

気楽に知識を深められる漫画など、

とにかくそこのコーナーを見ればイッパツで網羅できる!!!

ネットの広大な海に探しに出なくていい!!!

 

 

 

え、どうして「こども本の森」は大阪にしかないの?????(真顔)

 

 

ここに通える人がうらやましすぎて――!!!!

 

 

 

なんなら長男もここを気に入りすぎて、

2日目の帰る直前、だいぶ疲労でくたくたになっていて「あとは新大阪駅に行って新幹線に乗るだけ!」って時に、

 

 

「もういっかい、図書館行きたい」

 

 

ってぼやいていたので!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京亀有にある「ミッカ」も楽しかったですし、

山梨県で行った「えほん村」もかわいかったんですが、

 

本のラインアップとしては「こども本の森」がダントツ!!!!

 

 

 

 

 最後に遊び心!

 

 

 

 

階段下に何やら不思議な扉を見つけた次男。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく見覚えのあるフォルムと色のような……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもん―――!!!!(笑)

 

こういう遊び心、とってもステキ!

 

 

 

実際、日本の歴史シリーズやサバイバルシリーズのような学習系漫画だけでなく、

よく見ると「鬼滅の刃」や「名探偵コナン」など、

いわゆる普通の漫画もしれっと紛れ込んでいました。

 

 

我が家イチオシの「天地創造デザイン部」や、

有名な「あさきゆめみし」など、

「学習漫画として発売されたわけではないけれど、学習に役立つ」というタイプの漫画も混ざっていて、

 

 

も―――見きれない!

時間が足りない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 大阪在住の方、ぜひ!

 

 

 

ホント、行ける距離にお住まいの方、めちゃくちゃオススメです!

なんなら我が家ももう1回行きたいくらい!(どんだけ)

 

いや、千葉の私が言わずとも、もう皆さん行っているかもしれないんですが。

 

 

 

事前予約あり、当日分は人数制限ありなので、

くわしくはホームページをご確認ください。

 

 

館内はそこまで広いっていうほどではないんですが、

1時間半の完全入れ替え制なのもあって、全然時間が足りなくて!

 

 

とりあえず気になる本を片っ端からメモしたので、

これからゆっくり確認していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずこのあたりは早々に手に入れました。

 

 

「秘密基地」、長男がさっそく読んでおもしろかったようです。

タイトル的に、ぜったい好きだと思った!(笑)

 

「極北の大地」は極地研に行った後だからこそ。さらに伝わるものがあります。

 

「ニルスが出会った物語」シリーズ、

文字が多めの絵本というか、児童書と絵本の中間のような文章量ですが、

そういえばまだ読んでなかったことに気付いて、

これから順番に借りていこうと思います。

 

 

 

というわけで大阪旅行話、これからゆっくりと更新していこうと思います。