・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。
・生き物ブームの9歳0カ月長男(小3)と、音楽ブームの5歳10カ月次男(年長)。兄弟そろって絵本と工作好き!・アメンバー申請についてはこちらをご参照ください。
↑オススメ絵本などを紹介している個人ブログです。
前置きの小話
暑かった……。(ここ数日の感想)
え、もう暑すぎてびっくりなんですけれども?
暑さの種類が完全に夏そのものだったんですけれども??
始まるの?
もう。
誰かうそだと言って…(絶望)
金曜日、帰宅後に生き物のお世話をしていた長男。
終盤で「クラクラする……」と言いだし、
「熱中症――ッ!」ってあわてて家の中に戻しました。
生き物の世話、基本的に長男がやっているんですけれど、
かなり時間がかかるんです。
写真に写っている以外にも、まだカブトムシの幼虫だとかいろいろいまして。
脱皮に失敗して足が不自由になってしまった幼体トカゲに、
ピンセットでごはんをあげたり、
こっちのトカゲはコオロギが好きだけれど、こっちのトカゲはレッドローチのほうが好きだとか、
我が家のカナヘビはバッタが一番好きだとか、
そのあたりを全部把握しているのは長男だけで、
ゆっくり生き物たちを愛でている時間もあったりするので、
いやー時間がかかる!!!
かかりすぎる!!
この暑さの中、あまりに長引くのは危険かもしれないと思ってきました…。
本人が「飼う」と言いだした子たちなので、本人が責任を持って、と思っていたんですけれど、これは手伝ったほうがいいかもしれない。
憎しや暑すぎる夏!
そして本題!
さて、夏といえば夏休み。
夏休みといえば宿題!
長男が小3になって、ものすご――く気がかりな宿題があります。
それは読書感想文!!!!
あああああ去年までは書いても書かなくてもどっちでもよかったんですよ。
自由だったんですよ。
ポスターやら自由研究に力を入れたことを言い訳に、読書感想文はパスしていたんです。
「〇〇やる?」って聞くと、高確率で「やる!」って答える長男が「やらない」って言うので、じゃあいっか、みたいな。
長男、作文系はそんなに好きじゃないんですよね。
「〇〇新聞」などは、「新聞を作る」という目的のために文章は書きますが、
文より絵を描くほうが好きっていう。
しかし小3。
ついに読書感想文(または作文)が必須になりました。
ああああああ―――。
なんでこんなに頭を抱えているのかというと、
私が読書感想文が苦手だったからです。
何を書けばいいのかわからなかったからです。
文章を書くのは好きだったので、
原稿用紙を埋めるのはそこまで苦ではなく、「とりあえず仕上げる」ことはできたんです。
できたんですけれど、
「で、結局、読書感想文って何をどう書けばいいの?」と聞かれると、
うまく説明できない大人が取り残されてしまった――!
万事休す。
(頭を抱えて)
そもそも読書感想文の「ど」の字すら学校で教わっておらず、
文章や作文を書く方法すら、そこまでじっくり教わったわけではないのに、
夏休みになると途端にドヤ顔で姿を現す読書感想文って何なの?って問いたい。
というわけで、勉強することにしました。
私が。(お前か)
とりあえず私が読書感想文を勉強して、長男に教える方針に。
「代わりに書く」は問題ですが、学校のかわりに教える、っていうのは必要だなと。
で、必要になるのは勉強のためのテキスト!
↑やっぱりテッパンなのはドラえもん漫画シリーズですが、
たぶんこれ、長男は楽しく読むと思うんですが、楽しく読んで終わるだろうなっていう未来が見えすぎて…。
で、本屋にズラッと並んでいた読書感想文お助け本を、端からチェックしてみました。
必ず書けるあなうめ読書感想文
(※公式画像をお借りしてます)
↑今年6月に改訂されたばかりの「あなうめ読書感想文」
これはまさに穴埋め!
穴埋めさえすれば、とりあえず形になるので、
「子どもが文章(文字)を書くのがとても苦手」
「親がじっくり教えている時間的余裕がない」
という場合は、この本がオススメだと思います。
穴埋めフォーマットの文章が、低学年にはちょっと難しい言葉もあるので、
そのあたりは親が調整してあげるのがいいかなと思います。
スラスラ書ける読書感想文
↑「スラスラ書ける読書感想文」
こちらの特徴は、学年に合わせたブックガイドがついていること!
推薦図書でぴったりくる本があればそれが一番いいと思いますが、
いつでもマッチするとは限らないですし、
普段読んでいる好きな本=読書感想文を書きやすい本とも限らない。
このブックガイドは、
「科学が好きな子向けの本」
「スポーツが好きな子向けの本」など、
お子さんの好みや趣味、体験に合わせて読書感想文が書きやすいよう、ジャンル分けされているので、
選書に困った時に役立つと思います。
読書感想文大全
(※公式画像をお借りしてます)
↑「読書感想文大全」
こちらの特徴は漫画がついていること!
大人だけが読書感想文について勉強するのではなく、
「子どもと一緒に読みたい!」という場合は、漫画があるとお子さんが読みやすいかなと思います。
「なぜ読書感想文を書くのか」から始まり、
スモールステップでサポートしてくれるので、
「じっくり時間をかけて、着実に文章力を向上させたい!」
という場合にオススメの1冊だと思います。
脚本家が教える読書感想文教室
じっくりと時間をかけて文章力の向上を!
付け焼き刃で読書感想文を書いても意味がない!
……っていうのはわかってる……わかってるんですよ……。
しかしぶっちゃけ、読書感想文にばかり時間をかけていられないし、
いろいろなことをアレコレ考えて書くには初めてだとハードル高いし、
正直、早く終わらせて早く楽になりたい!!!!(笑)
というわけで、
我が家はこれにしました。
「脚本家が教える読書感想文」です。
こちら、「すべて穴埋め」とまではいきませんが、わりときっちりかっちりフォーマットが作られているタイプです。
(※公式画像をお借りしてます)
最初に自分の体験を入れて~あらすじはここに入れて~一番よかったシーンの話はここに~
って、かなりガチガチにフォーマットが組まれています。
なので、「ある程度、文章が書ける!(文章が好き)」という場合は、
自分で構成も考えたいと思いますので、これは逆にやりにくいかもしれません。
そんなわけで、まずは私が熟読した後、さっそく読書感想文を書き始めました!
とりあえず「自分の体験」とか「あらすじ」とかフレーム(項目)ごとに、
数行ずつ書いている段階です。
フレームはあと残り3つくらい。
購入してよかったー!
読書感想文の書き方本、まだまだ書き途中ですが購入してよかったです。
①大人が「読書感想文を書く」ということについて見通しができた
やっぱりここが一番大きいです。
ふんわりと子どもに「これを読んでどう思ったー?」とインタビュー形式でやってみたとしても、
その後どうやって「文章を組み立てる」ということを子どもに促したらよいかわからなかったので。
自分で組み立てるなら簡単なんですが、
それを子どもに自分の手でやらせようとすると難易度が高すぎて!
とりあえず我が家の場合は、初めてなので、がちがちフォーマットタイプで見通しができました。
②見本のおかげで子どものイメージがつきやすい
「見本、こんなにいるかな?」って最初読んだ時は思ったんですが、
必要でした! 子どもに!!!
「本と絡めて体験を考えてみて」って言ってみたはいいものの、
長男も「どういうこと??」ってなっていたんですが、
見本を読ませたら「ああ、そういうことか」って納得していました。
ぶっちゃけ、入賞したような作品を読んでも、どこをどう参考にしたらいいのかわからないんですよね、レベルが高すぎて。
(一応、ふたりで読んでみた)
「脚本家が教える~」の見本は、あくまで見本なので、
言い方がアレですが「無難にまとまっている」という良い見本ですし、
「うさぎとかめ」という誰でも物語を知っている話で書いた見本もあるので、
子どもでも理解しやすかったようです。
③下書きという存在を子どもが知る
「脚本家が教える~」の中には、下書きに赤字で修正を入れている見本ページがあります。
「原稿用紙を仕上げる」という流れとして、
「下書きをチェックして直す」「声に出して文を読んでみて直す」という、
何回も直すことが普通ですが何か???
という基本情報を提示してくれている!!!!
これがあれば、
「1回原稿用紙に書き終わったらおしまい!」
「書き終わったはずなのに、どうして直して何回も書かないといけないの!?」
っていう子どもとの不毛な争いを避けることができるんじゃないかと!!
いやまだ我が家はそこまで辿り着いていないのでわかりませんが、
もう先にこの「赤字で修正が入っている見本ページ」を見せました。
「こうやって何度も直すんだね」って笑顔で刷り込んでおきました。(笑)
④簡易版類語辞典がついている
「うれしかったです」「かなしかったです」が繰り返されるのを阻止すべく、
必要になるのは類語辞典! 言い換え!
「脚本家が教える~」には、感想文によく出てくる感情の類語一覧が載っていました。
実際に辞典で調べるのが一番いいんですが、
それはそれで手間が一つ増えて、「読書感想文を書く」ということ自体のハードルをあげてしまうので、
とりあえず今はこれで! 困った時はこのページを見て! みたいな。
至れり尽くせりでありがたやー。
親子で読書感想文に困ったら
親子で読書感想文に困ったら、やっぱり書き方本、オススメです!
「1年に1回しか使わないし…」って思うかもしれないんですが、
とりあえず私は1冊購入したことで、だいぶ気持ちが楽になりました(笑)
ちなみに「脚本家が教える~」には、親向けのページもあります。
「大人がしがちな3大NG対応」とか(耳が痛いやつ)、
「感想文が書きにくい本」の内容と理由とか、
「こんな時どうする?」のQ&Aとか。
よくあるNG対応「大人の押し付け」として、
「自分の価値観で書かせようとする(お父さんしがち)」
「読みやすい文章に直せたがる(お母さんしがち)」
「感動する点はここじゃないよとダメだしする」
ってあって、
いやホント耳が痛いですううううううう!!!ってなったりしました(笑)
がんばります!!!
余談
ポケモン図鑑、新しいものが発売されたんですね!
我が家、同じ出版社発行の過去のものを持っています。
大きめサイズで子どもが読みやすく、オールカラー!
長男がポケモンにハマった幼児時代、お世話になりました。
(だいぶボロボロ)
ポケモン図鑑の何がいいって、
「図鑑」というだけあって索引で調べる練習とか、
わからないポケモンがいたらすぐに調べる習慣とか、
いろいろできるんですよね。
ポケモンにハマったら、1冊は図鑑があるといいんじゃないかな!と思います。
これまではガラル地方のポケモンだけ別冊だったりして、
ちょっと使いにくい部分もあったんですが、
今回の「ポケモン大図鑑1020+」は、初期から最新までのポケモン全部載っているんですよ!
で、この値段。
衝撃すぎて。
うちは残念ながら、長男がもうポケモン熱がほとんどない(次男はあまりハマらず)なんですが、
ポケモン推しのご家庭は要チェックな1冊だと思います!