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 人生で忘れられない誕生日

 

 

 

 

6月5日は長男の9歳の誕生日でした。

 

 

そしてこの日の午後、こうなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次男―――ッ!!!!(あああああ)

 

 

 

 

 事の経緯

 

 

 

 

幼稚園の後、近所の大きな公園で幼稚園のお友達と遊んでいました。

 

水曜日は小学校の帰りが遅いので、

我が家も含めて、上のお子さんがいる友達が遊びやすい日なんです。

 

 

だだっぴろい芝生、虫取り網を持ってみんなダッシュ!

 

 

私は他のママさんと一緒に、木陰の下に入って遠目に子どもたちを見ていました。

 

いや――何しろ日差しが暑くて!

5歳児のパワーについていくのは無理すぎて!

 

 

 

……そこで、ふと。

子どもたちの集団の中に、次男がいないことに気付きました。

 

 

あれ??とあたりを見回すと、ひとりとぼとぼと歩いている次男。

虫取り網を持っていません。

 

しかも泣いてる!!???

多少転んだくらいじゃ泣かない次男が!!???

 

 

あわてて駆け寄ると、半べそ状態で「ほねがおれたー」と次男。

「骨!?」と青くなって確認すれば、右腕はだらんと下がったまま。

 

 

「肘曲げられる!? グーパーできる!?」

 

 

一応、私が言ったとおりに動いた腕に少しだけホッとして、

でも痛みに強い次男が、「痛い痛い」と泣くならよっぽどのことです。

 

 

外傷無し、腫れ無し。

本人いわく転んだようですが、誰も現場を見ていなかったので詳しい状況はわからず。

 

ああ、なんで私はちゃんと見ていなかったんだろうと悔やみながら、

他のママさんたちに別れを告げて帰路へ。

 

 

 

家に帰ると「布団で寝たい」と言いだす次男。

 

よっぽどです。これはマズイ。

腕を冷やして、近所の整形外科を調べて、あらためて患部を確認すると、

 

 

 

腫れてきた―――!!!(あああああ)

決定、これは骨です間違いない。

 

 

 

あと20分で長男の帰宅時間。

 

長男は鍵を持っていないし、夫もこの日はリモートではなく出勤日。

初診でレントゲンも撮ることになるので、病院の終わり時間も読めない。

長男の帰宅を待って、一緒に病院に行くしかありません。

 

 

痛い痛いとすすり泣く次男。

「はやく病院いきたい」と泣く次男に、

「そうだね、痛いね、ごめんね」と背中をさすることしかできない。

 

 

 

久しぶりに長い長い20分でした。

 

 

 

ああ、朝は起きた瞬間に「にいに!おたんじょうびおめでとう!」と言って、

おもちゃのピアノでハッピーバースデーの曲を弾いてくれた次男だったのに。

 

 

 

やがて痛みと疲れで次男がうとうとし始めて、

居ても立ってもいられず玄関の外へ。

 

ちょうど道の向こうに長男が見えて、思わず「長男――!」と呼んだら、

「おかあさん、どうしたの!?」と走ってきてくれました。

 

 

 

 

 病院へ

 

 

 

待ちに待った長男の帰宅です。

 

 

「帰ってきたところごめん! 次男が転んで右の肘を痛めちゃった。腫れてきたからたぶん骨だと思う。急いで病院に行くからついてきてもらえない?」

 

 

私の早口の説明に対して、長男が最初にとった行動は、

泣きそうな顔で「次男!! 次男、次男、大丈夫!?」と寝室に飛び込んで、

次男を心配することでした。

 

 

6時間授業を受けて、帰宅した直後の再出発。

次男を私の自転車の後ろに乗せて、長男は自分の自転車に乗って。

 

文句ひとつ言わず、手早く用意をしてくれた長男に感謝です。

 

 

 

で、まぁ結論から言うと、やっぱり折れてました。

ヒビくらいで済んでいたかと思ったんですが、骨折です。

 

となると、次男が最初に言った「ほねがおれたー」は一言一句違わず事実だったっていう。

 

 

 

問題がなければ、3週間から1カ月で骨はくっつくようです。

子どもの回復力すごい!

一方、折れた骨がずれたら緊急手術になってしまうので、できるだけ安静が大事です。

 

 

安静……我が子に安静……???(宇宙)

 

 

いやいやいやでもこればっかりは!

なんとか安静にしてもらって、しっかり治さなければ!

 

固定したら痛みも治まったようで、

本人も事態を把握して、ずっと神妙な顔をしていました。

 

 

 

 

 振り返って反省会

 

 

 

 

さて、今回の怪我。

 

考えるべきはこれを防げたかっていうことなんですが、

次男は危険な場所に行ったわけではないし、

危険な行為をしたわけでもない。

 

 

広い芝生の上で、全速力で蝶を追いかけていて、思いきり転んでしまっただけ。

 

 

これはもう、回避のしようがない。

ないです。

いつか起こるかもしれないっていう可能性が、たまたまこの日に起きたというだけ。

 

 

長男の誕生日に。(おおおおう)

 

 

 

 

 

 

 

 

そう考えると、事前にケーキ作っておいてよかった!!

偶然だけれど! 本当によかった!

 

 

もしも仮に私が次男の傍にいたとしても、今回の怪我は防げなかったと思います。

 

ただ、もっと近くにいて見ていたら状況が把握しやすかったし、

最近は遠目に見守ることも増えてきて、気のゆるみがあったことは否めません。

 

 

もっと大きな事故が起きる前に!

気を引き締め直して自分!!!!

 

私の日焼けなんかよりも、子どもが大事!!!!

 

 

肝に銘じたいと思います。

 

 

 

 

 怪我をして、それから

 

 

 

 

幼稚園には事情を話して、翌日から通常通り登園しています。

どうやら少し前まで、やっぱり肘を骨折した子がいたようで、先生たちも対応に慣れてた!

 

 

右手を固定した初日こそ、身体の動かし方がわからず、ひとりで横になることもなれなかった次男ですが、

だんだん「左手のみの過ごし方」に慣れてきたようで、

このままいけば1カ月後には左手マスターになるかもしれませぬ。

 

 

……って慣れ! 慣れが一番怖い!

ここで転んだりでもしたら目も当てられない!

気を付けて私!!!

 

 

習い事はピアノとそろばん。

どっちも利き手を使いますね。バリバリ右手使いますね(汗)

 

どちらも1カ月、お休みしようかなと思ったんですが、

ほら、月謝的なごにょごにょもありますし。(本音)

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅直後に左手だけでピアノで遊びだした次男を見たら、

 

ごにょごにょ言ってる場合じゃない!

左手だけでもできるよ!

さようなら月謝!!(笑)

 

 

ということで、事情をピアノの先生に連絡して、左手だけのレッスンをしてもらうことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そろばんもがんばってやっていたんですけれど、

この1カ月は左手だけでやれることをお願いしようかなと。

 

 

あとは、片手が使えず遊びにくくなった次男が、私に絵本の読み聞かせを頼むことが増えたので、

図書館で借りてくる本の中で、次男用の比重を増やしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑はたこうしろうさん絵の作品、

ほとんど読んだつもりでいましたが、これを見逃していました。

 

 

 

 

 

 

 

↑松岡達英さん、1年前に新刊が出てた――!気付かなかった!

 

 

 

 

 

 

 

↑少し前に読売子ども新聞でも紹介されていた絵本。(たしか)

以前から定期的に借りている1冊です。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑科博の真鍋先生が監修、2020年発行。

 

恐竜や宇宙などの絵本は、書かれた年によって今では新たな事実が判明したとか、新たな探査機が開発されたとかあるので、

発行された年を確認するようにしています。

 

 

もちろん、昔の絵本でもすばらしい絵本はいっぱいあるので、昔だから読まないってことはないです!

 

「この頃のスピノサウルスは、今とは復元図が違うね」「このティラノは羽毛が生えてるね」とか話ができるように、一応確認する、みたいな。

 

 

ぼくのきょうりゅうかんさつ日記。

「子どものスケッチ」というイメージで絵が描かれているんですが、

かわいらしくてホッとするのと同時に、特徴をしっかりとらえています。

 

 

 

 

 ちなみに病院で長男は

 

 

 

 

ちなみに病院に付き合ってくれた長男。

 

総合病院だし初診だし、2時間近くかかったんですが、ひとりで静かに待っていてくれました。

 

 

何をしていたかというと、

 

 

 

 

 

 

 

コレ!

 

リュックにぎゅうぎゅうに詰めたこれを、ずっと読んで待っていてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の誕生日プレゼント、「鴨乃橋ロンの禁断推理」です。

現在、13巻まで発行済み。

 

 

以前から推理系が欲しいなーなんて思っていたんです。

トリックから学ぶこともあるし、発想やひらめきの視点も大切だし、

あとはまぁ、普通に楽しいよねっていう。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

科学探偵シリーズは、だいぶ前に読了済み。

 

 

 

 

 

 

 

いずれガリレオを!と思っているんですが、

本人的にこれはちょっと早かったようで。

 

実はドラマの第1シーズン(柴咲コウが出てたやつ。なんと2007年放送!)は視聴済みで、

長男、案の定ガリレオ先生にハマっていたんですけれども!

 

 

そうでしょうともそうでしょうとも、絶対好きだと思った。(笑)

 

 

ただドラマだと、「いつでも好きな時に」っていうわけにはいかないので、やっぱり本がよくて。

 

今からコナンを集めるのは現実的ではないので(驚異の100巻オーバー!)、

どうしようかなーと思っていたところで、これに出会いました。
 

 

 

「鴨乃橋ロンの禁断推理」です。

 

 

 

少し前にアニメ化しているので、試しに1話を見せてみたら当たりました。

本人の希望で誕生日プレゼントで全巻購入!

 

 

うん、作為的な匂いのする本人希望ですね!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

今年10月にアニメの第2クールが放送されます。

 

 

推理の天才だが変わり者の探偵・鴨乃橋ロンと、

捜査一課のお荷物的な存在だが、ピュアでお人よしな刑事・トト丸のバディものです。

 

どこかガリレオを彷彿とさせるような?

やっぱり探偵と刑事のバディはテッパン!

 

 

1話完結も多めで、トリックや動機もさらりとしたものが多いです。

 

あと恋愛要素なし!

基本的にお色気セクハラ要素なし!!(最重要)

 

 

恋愛要素は長男が苦手なんです。

共感性羞恥心が強いタイプなので、恥ずかしくなってしまうらしい。

 

お色気セクハラ要素はですね。

もちろん子どもを無菌状態で育てるつもりもないんですが、

覗きとか「いやそれ犯罪だから!」みたいなのが普通に描かれているのは、小3で読むにはちょっと考えもので…。

 

 

で、今はまだ13巻までしか発行してない!

これなら買える!!!(笑)

 

 

というわけで、本人楽しく読了しました。

巨大犯罪組織として「モリアーティ家」とか出てくるので、

ここでモリアーティ!!ってなりながら、

いずれホームズにも手を出すタイミングを探りつつ。

 

気になる方はぜひ!

 

 

 

 

 1カ月後を楽しみに

 

 

 

 

というわけで長男9歳の誕生日、人生で忘れられない誕生日になりました。

 

 

1カ月安静にして治したらもう夏!

夏を思いきり楽しむためにも、本人にはがんばってもらいたいと思います。