・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。

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ようやく気持ちよく晴れた水曜日。

近所の公園にテントを張ってのんびりしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

おやつ食べたり、絵を描いたり、外で遊んだり。

 

 

春休みはもともとこうやって過ごす気まんまんだったのに、

どうにも天気が落ち着かない――!

 

虫もまだ全然です。モンシロチョウをようやく2回見つけたくらい…。

 

 

 

 

さて、今日は兄弟育児においてご法度なことをします。

ずばり兄弟の比較!!

 

 

もちろん本人たちの前ではやらないです、ここだけ話。

比較したうえで、次男のよいところを見つけて、どうやって接していくのが彼の良さを伸ばしていけるのか考えたい、みたいな。

 

 

 

長男も癇癪起こしやすいポイントだったり、こだわりポイントだったり、いわゆる「育てにくい」と言われる部分はあるんですけれど、

 

「あ――長男のこの怒り方知ってるわ――うん十年前にめちゃくちゃやってるわ、私が(笑)」

 

って感じで、胸に手を当てればよく存じてます(※私です)、みたいなことが多くてですね?

そういう意味ではとってもやりやすかったりするんです。

 

 

ところがどっこい、次男。

相変わらず未知すぎてどうしよう!!(笑)

 

 

 

……って話は、これまで何度も書いてきた気がしますが。

 

 

 

 

次男のおかげで知ったこともたくさんあります。

 

長男が寝起きが良すぎて、

「目が開く→3秒で起き上がって活動開始!」っていう高性能起動装置を持っているせいで、

子どもって全員そういうもんだと思っていたんですが

(そして世の中の親は、みんなそれに付き合わされる運命なんだと思っていた…)

 

 

 

次男が目が開いても布団でごろごろしている姿を見て、

 

「子どもって……ごろごろするんだ……ッ!(衝撃)」

 

ってなったりしました。

 

 

 

とりあえずマイペースに、

「かわいさ」と愛嬌で日々を乗り切っているような次男。

 

たとえば年中から年長に上がる春、当時の長男(5歳)は、

 

 

 

 

 

 

 

 

↑このレベルを書いていたんですが、対して現在の次男は、

 

 

 

 

 

 

 

 

これが限界…!!!(笑)

 

 

いや、とってもかわいいんですけれどもね。

 

「黒糖パン マーガリン無し」と書きたかったようで、

かわいすぎて冷蔵庫に貼っちゃったんですけれどもね(笑)

 

 

 

 

言語能力値が当時の長男とかなり差があると感じています。

 

「下の子のほうが言葉が早い」とは聞いたことがありますが、

少なくとも我が家ではそれは当てはまらず!

 

やっぱり言葉が進まないことには、何かを理解するにしても、何かをアウトプットするにしても、限界があるなと。

 

 

長男がいる分、長男の幼児期よりも家の中で飛び交う言語数は多いはず!

となると、これはもう個人差だろうと思います。

 

 

次男、絵本は好きなほうですが、

「図書館だいすき!」「本があれば問題なし!」っていう長男レベルではありません。

5歳当時の長男のようにサバイバルを読むなんてまだまだ無理です。

 

 

 

一方で、長男のように本がなくても、のんびり電車の旅を楽しむことができるし、

朝起きたら、本を開くかわりにピアノを叩いて遊んでいる。

 

教えてもいないのに、ドラえもん映画「地球交響楽」の主題歌を弾いて楽しんでる。

 

 

それで私が欲を出して、

 

「楽譜書こうか!?」

「ピアノ教えようか!?」

 

ってなったら、きっと次男の「楽しいモード」「好きモード」はシャッターが下りてしまうんだろうなーと思って、

ただひたすら「見守る」に徹しています。忍耐。

 

 

なんか「見守る」って何にもやってないみたいで、おしりがむずむずしちゃうんですけれども(長男と同じくせっかちの性が!)、がまん!!!

 

あああああ―――ホント、次男とのかかわりの難しさたるや!

 

 

 

 

「ほくとぱん まがりんなし」

 

この文字は、次男が長男のために書いたんです。

 

 

 

黒糖パンが大好きな長男。

でもバターやマーガリンは大の苦手なので、マーガリン入りは食べられない。

 

で、私が夫に「黒糖パンを買ってきて」って頼んだら、

マーガリン入りを買ってきちゃったわけです。

 

それで怒って嘆く長男を見て、

夫がもう間違えないように「かいておけばいいんじゃない!」って次男なりにひらめいて、その場で紙に書いてくれたんです。

 

「ほくとぱん まがりんなし」

 

 

兄弟愛はあるんですよね、たぶん。とっても。

 

 

 

 

 

 

 

 

この前、六本木ミッドタウンで、

長男が小1の時に環境大臣賞を受賞した作品が展示されて、見に行った時も、

まるで自分のことのように「にいにのがあった―!」って喜んでいました。

 

 

そのためにわざわざ六本木まで足を運んだことについても、文句のひとつもなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんとその場その場で、自分の楽しみを見つけたりする。

そういう「生きる力」にも似た適応力は、圧倒的に次男のほうが上だなと感じます。

 

 

 

年度末、次男が幼稚園から賞状を持って帰ってきました。

「金賞もらったー!」って。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば幼稚園で、

年賀はがきコンクールなるものに全員取り組むとは言っていましたが、

まさか賞状がもらえるようなコンクールだとは思ってなかった!(笑)

 

 

「貼ってー!」って次男にせかされて、和室の賞状コーナーにぺたり。

帰宅した夫にもうれしそうに「次男くんの!」って見せていました。

 

 

 

長男の賞状が多いんですよね、家の中に。

絵や造形関係の賞状が何枚もあって、そこにそろばんの検定の賞状も加わるので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえばこの自由研究も、とあるコンクールで佳作をいただきました。

すっかり書き忘れてた!(笑)

 

 

 

そんな中で、次男にとって初めての賞状。

 

今まで「にいに、すごい!」「にいに、おめでとう!」って言っていたけれど、

自分も賞状をもらえたことが、たぶん、すごくうれしかったんだと思います。

 

長男なんか、賞状ポーンと放り投げたままだし、

「飾った?」なんて全然感心ないし、

それは賞状に限らず運動会でもらったメダルだとか、そういうものすべてに興味が薄いんですけれども。

 

 

次男の気持ち、大事にしてあげないといけないなと思いました。あらためて。

 

 

 

 

マイペースな次男、

言語能力値がゆっくりなので、どれくらいインプットされているのかわからない。

 

でもだからこそ、じっくり何かを吸収しているんだろうと。

信じて私は待つのみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

終業式の日、終わった後にみんな園庭で遊んでいたんですが(普段は園庭で遊べないので特別なこと)、

 

次男はほとんどその輪に入らず、自分が植えたチューリップを私に教えてくれて、

ほぼ最初から最後まで、ずっとチューリップを見ていました。

 

隣のクラスのチューリップはもう花が咲いているのに、

自分のクラスのチューリップはほとんど咲いてない。

 

どうしてかなぁって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六本木ミッドタウンの帰りに東京タワーに立ち寄った時も、

ひたすら黙々と窓から下を覗き続けていました。

 

これが長男とだと、「〇〇はなんでしょう?」ってクイズになったり、うんちく話になったり、

そういういわゆる「知育的な会話」になったりするんですが、

 

 

次男は何やら熱心に見続けるので、

私も声をかけるタイミングを失って、ただただ待つのみっていう……

 

 

 

 

 

 

 

 

顕著だったのがココ!

 

25日(月)に千葉市科学館に行ったんですが(雨だったので都内まで足を運ぶのを断念した)、

もうずっとここにいた!

 

 

ず――――――っと、この写真に写っている2つの機械をやってました。

 

「他のところも見る?」って一応聞いても、ずっとココ!

もはや主のようになっていた!!!(笑)

 

 

幸いなことに、長男はもうひとりで回れる年齢になっていたので、

私はひたすら次男の背中を見守り続けることができました。

ホントよかった! 成長してくれて!

 

 

長男は長男で「友達ができた!」とかなんとか言って、

どこぞの誰かと一緒に電子回路パズルなるものをやっていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

指示された手や足のボタンを押し、反応速度を競うこちらのゲーム。

最初は100点にも満たなかった次男。

 

ひたすらやり続けたおかげで、最終的には570点をたたき出していました。

 

 

時々やってきて挑戦していく小学生の子たちが、

初見で平均200点台、高めで300点台っていう感じだったので、

黙々と練習する成果ってこういうふうに出るんだなって思いました。

 

 

 

たとえば長男は、ふらりと次男のところに戻ってきて、

数回やってこの日の最高点を出して、また別のところに行ってしまいました。

 

 

確かに長男は要領がいいし飲みこみが早い。

 

過程ばかり尊重すればいいというわけではなく、

結果は結果で評価すべきとも思います。

 

(たとえば、漢字ノートいっぱいに漢字練習をしてきた子はもちろんすばらしいけれど、

漢字テスト満点でも、ノートいっぱいに練習しないとダメだと言われたら、それはそれで何か違うとも思うので…)

 

 

一方で、次男が黙々と続けた過程と、

そんな自分を悠々と超えた長男に「にいに、すごい!」と心から賛辞を送れるマインドは、

本当に本当に大事にしたいと思うのです。

 

 

 

 

私のペースはどちらかというと長男寄りです。

どうにもせっかち。

 

次男のペースを尊重しつつ、ちょうどよく手と口を出すタイミングを模索する日々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、次男の文字練習も兼ねて、これだけは購入してみました!

長男の幼児期にも使った親子ノートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑長男の時は年少の頃に始めた親子ノート。

 

親子でそれぞれ相手に質問をし、返答するというものです。

見開きで1往復が完結するし、自然と書く&描くきっかけになります。

 

下の絵のように、「親子で想像して描こう!」というページもいくつかあって楽しい!

 

 

 

……という思惑で当時は取り組んだ親子ノートですが、

今となっては「な、なつかしい――!!」と読み返したくなる思い出の品になりました。

 

オススメです!

ぜひ幼児期や低学年のうちに!

 

 

 

というわけで今度は次男と始めた親子ノート。

 

 

 

 

 

 

 

 

想像以上に次男が張り切って質問を書いてくれて、

私が返事を書く部分がないくらい!(笑)

 

 

ぶっちゃけ、文章として成立していないところ満載なんですが、

口出しはしませんでした。

 

ふふふふ、それはそれで思い出になるってことを今の私は知っているのです……(ドヤ…)

 

 

で、この質問の内容というのが、

要約すると「じしんがきたらどうすればいい?」というもので、

これまた予想外―――!!!

 

 

長男からの第1回目の質問は「すきなのりものはなんでしょう?」という、

至極一般的なものだったのに対して、じ、地震!!??

 

 

 

次男がこれからどんなアウトプットを見せていくのか、とっても楽しみです。

 

 

 

***

 

 

 

余談。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後で、「次男と一緒に遊びたい! お願い!」という長男の懇願により(笑)、ようやく移動した次男。

 

電子回路のパズルをやったり、

 

 

 

 

 

 

 

 

「しんかい」の中に入ってみたり、

深海用のアームで対象物を掴む体験をしたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍の時は館内飲食NGだったので昼食に苦労しましたが、

スペースが開放されるようになって助かりました。

 

 

今回、プラネタリウムをパスしたにも関わらず、

次男はもちろん、長男でさえ半分くらいしか見られなかったので、

また再訪したいところです。

 

 

 

 

さらに追記!

 

 

3月29日(金)、東京都でクロナガアリの結婚飛行が確認されたようです。

 

女王アリを見てみたい!

オスアリ(翅アリ)を見てみたい!

あわよくば女王アリを飼育してみたい!

 

という方は、下を向いて歩くと「何これ!?アリ!?」っていうサイズの女王アリが見られるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらにアリの結婚飛行に関する絵本も掲載しています。