・昆虫ブームの6歳2カ月長男(年長)と、歌とダンスブームの3歳0カ月次男。兄弟そろって絵本好き!
・子どもたちの「やりたい!」には常に全力で応えていきたい、というのが目標です。
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昨年、国立科学博物館がVR映像で楽しめるようになり、話題となっていましたが、
(そして私はテンション上がりまくりでしたが)
海外の博物館も、無料でバーチャル体験できると知った時の私の顔。(ご想像ください)
いや、そりゃそうですよね!
日本だけなんてことありえなかった!
その発想がまったくなかった自分が残念すぎる!
こちらはアメリカのスミソニアン博物館のバーチャルページです。
「博物館に飢えてる!」という方はぜひ。
他にもNASAやルーヴル美術館でバーチャルツアーを体験できるようです。
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さて、このスミソニアン博物館の情報を知ったのは、
個人的に調べたわけでも偶然でもなくて、
とある漫画に紹介されていたから!
「へんなものみっけ!」です。
こちらのブログの冒頭で「ルビがー!」って大騒ぎしていた漫画です。
結局、1、2巻は総ルビ(※すべての漢字にフリガナがついている)ものではないんですが、
「今欲しい!」という欲望に勝てなかった!
で、結果。
買ってよかったあああああああ!!!!
本気で買ってよかった。
心底買ってよかった。
なので本日のテーマは、
気持ち悪いほど布教するブログ!です!(笑)
「へんなものみっけ!」とは、
市役所から博物館に出向してきた事務員の男性の視点から、
研究者たちの「へんなもの」に対する飽くなき情熱や、
研究のために日夜取り組んでいる地道な努力、
博物館の裏側で起きている知られざる取り組みなどを、
時にコミカルに、時に驚きを持って描くミュージアム・コメディーです。
フクロウの生態調査の足環をつけるため、
山の中で丸5日間、張り込んでみたり!
で、これをさも普通のことのように言ってのけたり!!(笑)
事務員の男性とダブル主人公と思われる女性研究者が、鳥類が専門なので、
動物の話がメインになってくるのかなーと思いきや、
そんなちっぽけな括りで収まる話じゃなかった!
↑海洋学者を中心に、砂浜に埋めたクジラの骨を掘り起こしたかと思えば、
↑「生物はすべて地表の塵(チリ)」だと言い切ってしまう鉱物学者が現れたり、
↑恐竜学者と一緒に、都内に存在する化石を探しに行ったり、
↑いつもDNA分析を協力してもらっている研究者から、人類学の話を聞いたり、
↑さらに、「自然史博物館」の話にとどまらず、
「民族博物館」のほうまで話題が広がったり!
もうね、すごいんです。すごいんですよ。(語彙不足)
至るところに、あらゆる方面に関する「へんなもの!おもしろい!」の入り口がちりばめられている!
これを読むと、「研究者、すごい!」って素直に思えます。
研究者がなぜこれほどまでに研究に没頭するのか、その情熱の片鱗が見えます。
と、同時に。
市役所から出向してきた主人公の男性が、
「自分には何もない」って葛藤する場面もあるんですが、
「いつからだって新たにスタートできる」という心のメッセージや、
「研究者じゃなくても研究に携わる道もある」という具体的な道も紹介されていたりするので、
全方向、抜かりなし!という感じがもうすごすぎて!!!(鼻息)
読んでください。
ぜひ。
(語彙を捨てて直球勝負に躍り出た!)
私のことは信じなくても、黒木先生のことは信じてください!!!(笑)
……と言いながらも、実は「二月の勝者」は読んでなくてですね……ごにょごにょ。
お噂はかねがね、という感じなんですが……。
こちら、やっぱり読むべきでしょうか??
ついでに博物館関連の絵本をぺたり。
「はくぶつかんのよる」は、
以前のブログでも推したことがあるんですが、
夜にひっそりと展示物たちが動き出す物語です。
「博物館の一日」は、もう、まんま国立科学博物館!(笑)
博物館の裏側の仕事についても紹介されています。
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で、「へんなものみっけ!」を読んだ後、
長男が「化石発掘セットが欲しい」と言いだしました。
化石発掘おもちゃ。
確か百均にも売ってましたし、
書店にはこういうのも売ってたりするんですが、
そもそもコロナがなかったら博物館で体験とかもやってったし、
都内の化石巡りもやりたかったのにー!!
とちょっと思わずにはいられない。
まぁ、ぼやいたところで仕方ないので、
とりあえず化石発掘の前に、化石を作ってみました。(作る???)
粘土とフィギュア(恐竜や爬虫類系)を用意しまして、
こういう??(笑)
足跡はもちろん、しっぽや表面のウロコを部分を使って、
「それっぽい」ものを捏造。(笑)
「乾いたらこれを使って外で遊ぼう!」って長男と話しているんですが、
天気が悪いせいでなかなか乾かない……。
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最後に。
「へんなものみっけ!5巻」の中にも書いてあるんですが、
絶滅したとされるニホンオオカミの標本って、
世界に4体しか残ってないらしいんですね。
で、そのうちの1体は国立科学博物館にあるんですが、
冒頭のバーチャル博物館でもしっかり見れます!
お暇がありましたら、ぜひ、探してみてください。
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