・元気いっぱい!工作&料理好き3歳長男と、寝返りをはじめたばかりの0歳次男。
・「これがおもしろかった」「これがたのしかった」をひっそりと綴っていきたいところ。
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次男、生後0歳5カ月。
今月に入って何か忘れていると思ったら、予防接種に行くのをすっかり忘れていました!
毎月、10日には予防接種に行っていたのに…完全に正月休みボケです…(言い訳)
予防接種は長男次男ともに、徒歩3分にある小さな診療所に通っています。
ここ最近、近所の幼稚園でインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいるので、午後の診療の1番に行ったんですが、そうこうしているうちに待合室は満員に。
予防接種は別室待機になるんですが、帰宅時は必ず待合室を通過します。
とはいえ帰らないわけにもいかず。
そうしたら看護師さんが、「今、インフルエンザの患者さんがいらっしゃっているので、ここでお待ちください! 誘導します!」と言ってきまして、誘導って! 退路を切り開くみたいな!(笑)
しばらく待っていたら、さぁ今です!!とばかりに、ドアを開けてきまして、なんだろうこの、勝手に感じてしまうバイオハザード感。
ご年配のアリス看護師の導きで、みごと、小児科エリアを脱出しました。
次の予防接種は絶対忘れないようにしようと固く決意しつつ、こんばんは、mikiです。
(いや、インフルエンザにかかってしまった方が悪いわけではないのです! すみません! 病院なので患者さんがいらっしゃるのは当然です)
さて、長男は来年度から幼稚園(3年保育)に入園予定です。
家から子どもの足でも徒歩5分。好立地。
住んでいる市に公立幼稚園がないので、選択の余地なく私立ですが、特にお受験があるわけでもなく、それなりに教育にも力を入れている、というタイプの幼稚園です。
人気の幼稚園なので、プレに入っていないと入園できません。
来年度のプレ枠は、ネット募集開始後、数分で定員締め切りになったそうです。どこぞのアーティストのライブチケットですか!?っていう!(汗)
私がこの幼稚園に決めたのは、特に強い思い入れがあるわけでもなく。
児童館で出会うママさんたちからの評価が、「いい幼稚園だよ!」と軒並み高いということ。
車の運転ができないので、せっかく徒歩圏内に幼稚園があるならそのほうがいいということ、くらいなもので。
せっかくなら、小学校入学前に少し勉強してもらったほうが楽かなーなんて、こずるい気持ちも少しありつつ。
実際、プレに通っていて、明確に良いというところも悪いというところもありません。
勉強をしている教室を覗いてみれば、みんな生き生きしているし、園庭でも楽しそうに走りまわっている。悪くないです。まったく悪くないです。
でも、いまひとつ、「ここがいい! ここが好きだ!」というところが見えてこない。
可もなく不可もなく。
もちろん、それで充分恵まれているのだということはわかりつつ。
ふと覗いた教室。みんなが描いていた飛行機は、パッと見た限り、似たように見えました。
園庭の遊具の裏とフェンスの間。子どもたちが何やら探検ごっこをしている。
そっか、そうだよね! そういうところに、子どもならではの冒険が潜んでいるよね!
と、ひとりでこっそりわくわくしていたら、先生が「そこは入っちゃいけないお約束ですよ」と子どもたちを促す。
そっか、あぶないのかな。ブランコとかの裏じゃないから大丈夫だと思ったんだけど、でも、何かあってからじゃ遅いもんな。
子どもたちも、それで嫌そうな顔をするでもなく、納得して散っていったもんな。
ジャングルジムふうの遊具のてっぺん。紙のようなものでメガホンを作ったひとりの男の子が、「一緒に遊ぶ人、集まれー!」と叫んでいる。
わらわら集まって、遊具にのぼっていく男の子たち。
わーお、かっこいい! 海賊の集団か、あるいは冒険隊か。
でも、先生は「手に持ってたら危ないよー」と隊長の男の子を促す。もちろんそれは正しい。落ちてしまっては大変。そっか、そうだよ。そうだよね。
あれをかっこいい!って思ったらダメだったのか。そう声をかけてはダメだったのかと、近くで長男と遊びながら見ていた私は、ほんのすこしだけ、しょんぼりしました。
大したことない話です。けれど勝手に、なんだか少しだけ、さびしくなったのです。
軒並み高評価の声しか聞かないその幼稚園。
私の小さなママさんコミュニティーの中で、違和感を訴えていたのは、長男の大親友のママであり、今では私の友達だけでした。
残念ながら昨年、県外に引越してしまいましたが。
この前、その友達に会いました。
引越し先で、友達も息子くんの幼稚園を探すため、いくつか見学をしたそうです。
そのうちの1箇所で、息子くんは先生に「これは何色?」とたずねられたそうです。
でも、答えなかった。「赤」とは答えなかった。でも、息子くんは「こまちと同じ色」とはわかっていた。
すると先生は言ったそうです。「これは赤だよ」と。それからママに向かって、「ちゃんと赤だと教えてあげないと、困ったことになりますよ」と。
それからママは別の幼稚園にも見学に行ったそうです。
その先生が言ったこと。「20歳になっても赤がわからない大人はいない」、と。
そうして続けたそうです。
「でも、成長した子どもが空を見上げて、『むかし、ママが着ていたコートの色だ』って言ったなら、それはとても、ぞくぞくしませんか?」
って。
それをお茶をしながら聞いて、私、とっても泣きそうになりました。ああ、なんてそれはステキなことだろうって。泣きそうになりました。
私は2年制の公立幼稚園に通っていました。
お勉強なんて何にもない、基本的に一日中あそんでいる、そういう幼稚園でした。
細かいことは覚えていません。室内遊びが好きだったので、お絵かきや工作をしている時が多かったような気がします。
園内に飾られていた飾りを指差し、「あれが作ってみたい」と先生に言えば、作らせてもらえました。それがとっても楽しかったので、家でも同じものを作りました。
たぶん。そうだったと思います。
私がいつ文字を覚えたのか、母は覚えていません。私も当然、覚えていません。
3歳だったのか、4歳だったのか…。
でもどっちだったとしても、それは今までの人生において、ただの誤差でしかありません。
それよりも、「作ってみたい」と言ったら、作らせてもらえた。そのほうが、心に残っています。
親友くんのママが入園を決めた幼稚園。
そこではたぶん、朝、幼稚園に行って「どんぐりを拾いたい」と言えば、どんぐり拾いの日になることでしょう。
「そのどんぐりでお面が作ってみたい」と言えば、すぐにボンドを用意してもらえることでしょう。
前述の「赤」の話。
これで、「じゃあ赤と答えた子はダメなのか」といえば、もちろんそうではないし、ちゃんとこの色は赤だと学んでそれをしっかり言葉にできたことは、評価されるべきだし、褒めてあげるべきだと思います。
繰り返しになりますが、息子がプレで通っている幼稚園は、決して悪くないのです。
勉強があり、時間割やカリキュラムがありますが、それによる無理強い感は感じません。
さまざまなイベントがあり、その体験を経て学べることも多くあると思います。
先生たちは長年勤めている方ばかり。それは職場環境も良いということ。
私が見ているのは、まだほんのすこしだけです。さわり程度。
蓋をあけてみたら、「やっぱりすごくよかったー!!!」になるかもしれません。
何しろ、かつて私が受験する高校を決めた理由が、高校見学に行ったとき、門のところに立っていた大きな立派な木に惚れたから、だったので。
「そんな理由でー!?」と未だにツッコミを入れたくなるレベル。そんな私の「もやっ」なんて、まったくあてにならない(笑)
気に入った高校が、学力的にもぴったりなところで本当によかった…(苦笑)
結果的に弟も同じ高校に決めたので、私の感覚選びは間違ってなかったのだと思いたい。
閑話休題。
そんなわけで入園してみたら、この小さなもやっとがすっきり晴れることを願っています。
もちろん1番大切なのは、通うのは私ではなく、長男だということ。
私がどう思おうが、長男が楽しく通ってくれれば、それで万々歳なのです。
言葉にまとめてみたら、すっきりしました。こんな長文を読んでくださり、ありがとうございます。
現在、入園グッズをそろえながら、日常で練習中です。
プレにレッスンバッグを持って行ってみたり、児童館のお弁当で、幼稚園用のお箸セットを使う練習をしてみたり。
それはそれで、とても楽しい時間です。
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ちなみに余談のレッスンバッグ。
カラフルでかわいいです! 外ポケットが大きいので、使いやすいです。
残念ながら、自分で作るという発想はまったくなかった…(苦笑)
これともちょっと迷ったんですが、長男に選んでもらったら、はらぺこあおむしだったので。
このくまのリュックサックを持っているんですが、背中にあると本当にかわいいのです! 前にもホックがあるので、子どもが使ってもずれにくい。
女の子だったら、うさぎとくま、どちらにするか迷ったと思います。
トトロも候補にありました。やっぱり王道、みんな大好きトトロです。
本当はおさるのジョージのバッグも探したんですが、見つからなかった…。
幼稚園グッズ、集めるのは大変ですが、どれもこれも可愛いがいっぱいで、迷ってしまいます(苦笑)