11月のイベントは、“アドアーズ”と“楽市楽座”の系列店による合同イベント。
1ヶ月間に週替りでイベントを盛り込み、互いに主張を飲んだのでしょう。
去年は、“創業祭”による親会社側のイベント内容をアドアーズ側が飲むしかなく、メダルユーザーからは単価下げのイベント廃止に不満でした。
第1週のビンゴと第2週なフリープレイバトルについては、店舗によっての内容が異なります。
ビンゴは、参加無料の“HAPPY BINGO大会”と500円有料の“クレーンゲームでビンゴ”に分かれてました。
第2週のフリープレイバトルは、店員とアーケードマシンで勝負。
勝つとプライスの無料券とお菓子のプレゼント。
ただ、これについては対象マシンも異なるだけでなく、年齢制限の温度差もバラバラ。
第1週と第2週が独自で全く異なる内容を行なったのは、メダルゲームを中心に扱う“アドアーズイサゴ店”でした。
第1週はその日のジャックポットランキングで1位になるとメダル2,000枚の“Daily Ranking Special”、第2週は“パチスロ 真・爆裂祭”を開催しました。
やる気マンマン感謝祭(ADイサゴ店)
Daily JACPOT RANKING SPECIAL
注目の目玉は、メダルゲームを扱う全店共通での「サイコロチャレンジ」でしょう。
メダル貸し出し機は、“レギュラーコース”と“プレミアムコース”に分かれ、金額に応じてお求めをするとカップにチャレンジチケットを導入。
サイコロ2個で、出た目に応じて貰えるメダルの配当が変わります。
高配当はゾロ目ですが、中でもピンゾロ(1のゾロ目)が出ると貸し出しメダルの3倍がもらえます。
1つ残念な点は、ポイント付与の増量が無いこと。
アドアーズの高単価ならメダル1円を切るのが大変ありがたい。
一方、超インフレ単価の楽市楽座は、5,000円でもメダル700枚。
仮にピンゾロを当てても、アドアーズの通常単価5,000円を下回ってます。
楽市楽座側からすれば単価下げそのものが邪道で、ゲーム性による単価下げを渋々了承したのでしょう。
2つのポップを見比べると、キャラクターも異なり、単価の大きな開きに楽市楽座のメダルユーザーはアドアーズのメダル単価を羨ましいと思ってるに違いません。
第4週はメダルポイントの増量を7日間に拡大。
これは去年とあまり変わりはないようです。
ただ、メダルゲームを扱わない店舗に売り上げ向上にはほど遠く、代わりに狙った景品をゲットの“プライスイベント(全店共通)”で行なうようです。
こういうことを言うのはなんですが、中には感謝祭開催そのものも告知せず、プライス景品の情報しか流さない店舗があったことには残念でなりません。