世界遺産 放浪記 -2ページ目

ロンドン塔

1988年登録,文化遺産

登録範囲:

ロンドン塔の城壁に囲まれた総面積7.3万km2の範囲

登録理由:

(ii) ウイリアム征服王の治世以降の王室の権力を象徴する記念碑であるロンドン塔は,11世紀末から王国全体の優れた見本となった。ロンドン塔と同種の中世の石造要塞には,コルチェスター城・ロチェスター城・ヘディンガム城・ノーリッチ城・ワイト島のケアリズブルック城などがある。
(iv) ホワイトタワーは11世紀後期のノルマン様式の王城の非常に優れた例である。ロンドン塔の建造物群は中世軍事建築史の重要な資料となっている。

ロンドン塔


ドイツに駐在するようになり,ヨーロッパの成り立ちや中世の歴史はちょっとかじり,西欧の国に行って色々なガイド(オーディオガイドとか)を聞いても何となく話が把握できるようになりました。
が,イギリスの歴史は全然分からない…
ここロンドン塔はイギリス王室(女王陛下?)の宮殿であり,要塞であり,武器庫であり,牢獄でもあるところ。900年強の歴史がある。私は見れないだろうけど,あと90年くらいがんばれば,建設1000年のお祭りが見れるでしょう。
内部は色々と工事中だったり時間があまりなく,じっくり見れなくて残念。一番びっくりしたのは元牢獄だった部屋。石の壁じゅうに囚人が彫った絵が残されており,無念さが伝わってくるとともに,その芸術性は目を見張るものがありました。
世界遺産ではないけど,ロンドン塔を出てすぐのところにはロンドン橋(タワーブリッジ)があり,ロンドンに来たことを一番感じることができる場所じゃないかと思います。
入場料は少々高いような気がするけど…


行き方:地下鉄Tower Hill駅を降りると目の前。


その他
オーディオガイド(日本語)あり。パスポートなど身分証明が必要。

ロンドン塔のHPはコチラ



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旅記録・イギリス編 (ロンドン)

【期間】

  2008年10月3日(金)~6日(月) 3泊4日



【ルート】

  Stuttgart (ドイツ)

    | Ryanair (1時間30分,103ユーロ/人)
    ↓
  London (ロンドン/イギリス)
    | ロンドン3泊
    |
    | ロンドン観光 【ロンドン塔】
    |          【ウェストミンスター宮殿,ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会】
    |          【キュー王立植物園】
    | バスツアー 【ストーンヘンジ,エーヴベリーと関連する遺跡群】
    |         【バース市街】
    | グリニッジ観光 【河港都市グリニッジ】
    | 
    | Ryanair (1時間30分)
    ↓
 Stuttgart着



【観光情報】

 ロンドン

  ・ほとんどの駅にエスカレータ・エレベーターがなく,ベビーカーありには大変な街でした
  ・街の歩道もあちこち工事中で,非常に歩きにくい
  ・地下鉄もしょっちゅう運休するので,初日は電車で30分のホテルまで,2時間以上かかった…
  ・ウェストミンスター宮殿は国会議事堂を含むので,8-9月の国会休止期間中のみ,
   内部を見ることができるそうで,今回は見れず
  ・ウェストミンスター大寺院も,閉館が早いので,昼過ぎまでに回りましょう
  ・グリニッジまではロンドン中心部から電車で30分少々
  ・グリニッジのInformationはグリニッジ(Greenwich)駅ではなく,1つ手前のCutty Sark
   (for Maritime Greenwich)駅の方が近いです


 ストーンヘンジ・バース市街 バスツアー

  ・EVAN EVANS TOUR を利用しました(69ポンド/人)
  ・ストーンヘンジへは電車・バスを乗り継いでも行けますが,効率的に2ヶ所を周りたかったので
   ツアーを利用しました。もちろん,自分のペースで回れない,というデメリットはありますが。
  ・ツアーではバースの街は結局ローマ浴場跡しか観れませんでした


【ホテル】

  Bridge Park Hotel London ★★★ (ロンドン)

  Hotelclub.netで予約。83.15Euro/泊(朝食込)。

  ロンドンの中心部,ピカデリー広場から地下鉄で約30分+徒歩15分ほど。
  上記の値段の部屋は,ベッドのみで,シャワーとトイレは共同。
  結局13ユーロ/泊を追加して,シャワー・トイレ付きの部屋に替えてもらいました。
  合計で約100ユーロ/泊近くて3つ星なのにこのロケーションと設備。
  ロンドンは物価が高くて仕方ないのか?とりあえずあまりオススメはしません…



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ホテル割引予約 - HotelClub

そろそろ…


気がつけば10月は一度もブログを更新せず…

実は家族旅行(ロンドン),個人旅行(ミラノ・ブダペスト)と忙しく,
旅をしていないわけではありませんでした。

が,嫁と子供の日本への里帰りがあり,出張や日本からの出張者あり,
最後は日本へも出張し,とあわただしく,ブログの時間が取れませんでした。

先週,ドイツに戻ってきたので,これでやっと落ち着きました。

これからは毎週末に1記事を目標に更新して以降と思います。

 ・ロンドン旅行 旅情報
 ・ロンドン近郊世界遺産×6ヶ所
 ・ミラノ旅行 旅情報
 ・ミラノ近郊世界遺産×2ヶ所
 ・ブダペスト旅行 旅情報
 ・ブダペスト世界遺産

う~ん,毎週1記事じゃ,間に合わないか…



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祝50件! 50件を振り返ってみました

2003年から始まった,世界遺産への旅も,足掛け5年でやっと50件に達しました!
うちヨーロッパが43件と,大部分を占めていました。


そこで今回,良かったところランキングでも,と思ったのですが,やっぱりランキングは世界遺産の理念に反する(?)と思い,

 ・誰もが知ってる超有名世界遺産はやっぱり良かった!!
 ・知る人ぞ知る,だけど,これは良かった!!

というところをヨーロッパに限って3つずつ,振り返ってみました。


【誰もが知ってる超有名世界遺産】


アントニ・ガウディの作品群
 地下鉄「サグラダ・ファミリア」駅から出た瞬間,あの感動は忘れられません。
 目の前にそびえ立つ聖家族教会。
 ボーッと見とれていたら,30分くらい経ってました。
 ケルンの大聖堂など,いくつかの遺産は建造に数100年かかた,とありますが,
 今まさにそれを目にできる,唯一無二の建築物だと思います。
 その他数々の独創的なデザインの建築物はホント,見るものを飽きさせません。


モン-サン-ミシェルとその湾

 浮島(今は橋が架かり陸続きですが…)に積み重ねられた修道院教会。
 パリから少々遠く,アクセスしにくいロケーションですが,行く価値は十分。
 現地に宿泊したので,夕日に輝き,朝霧にけぶるモン-サン-ミシェルなど,
 色々な表情を楽しめましたので,日帰りより是非,1泊して欲しいところです。
 内部のツアーで歴史を感じ,修道院の上から潮の満ち引きを見て昔の人が
 どのような気持ちでここに集ったのか,色々と感じました。


ヴェネツィアとその潟
 登録件数No.1のイタリアは,見どころがたくさん。
 フィレンツェ歴史地区ローマ歴史地区 ももちろんステキなんですが,
 その特殊な立地と歴史的な建築物,両面でスバらしいヴェネツィアがBestでした。
 時期的に寒い年末に行ったので,できれば暖かい季節にまた行きたいですね。
 それとベビーカーがいらなくなった頃に…
 特にサン・マルコ大聖堂のビザンチン・モザイクはもう1度,じっくり見てみたいです。
  


【知る人ぞ知る世界遺産】


ヴィースの巡礼教会
 ドイツ旅行のハイライトはもちろん,ノイシュバンシュタイン城。
 しかし,そこからほんの少し離れたところに,スバらしい世界遺産があります。
 交通の便が悪くてあまり知られてないヴィースの巡礼教会は,ロココ様式の最高傑作の1つ。
 表から見た時の「あぁ,ごく普通の質素な教会だなぁ」という印象からは想像できない
 内部の華麗な装飾!思わず感嘆のため息が出てしまいました。
 個人的にはノイシュバンシュタイン城に行く時間があるなら,是非ともコチラの方こそ
 観光して頂きたい思いです。


メテオラ
 昔の人の,神を畏れ敬う気持ちは時として突拍子も無い行動に出ます。
 巨大な岩がにょきにょきと生えているような,奇妙な風景のここには,その岩の上に
 いくつもの修道院が建築され,慎ましやかに祈りに身をささげる修道僧が生活していました。
 というか今でも生活しています。
 その風景のすばらしさもさることながら,人の純粋な祈りの心を実感することができました。
 現地ツアーであまり時間が無い中,いくつかの修道院を駆け足でまわりましたが,
 今度行くことがあれば,もう少し時間をかけて1つ1つの修道院をじっくりとまわりたいです。


ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場
 世界遺産に登録されている,ロココ様式の広場がもちろん最大の見どころ。
 個人的には高い建物に囲まれているブリュッセルのグラン-プラス よりも,
 低めの建物とロココ様式の柵や噴水で囲まれて,開放感のあるナンシーのスタニスラス広場
 の方が好きです。けど,グラン-プラスのフラワーカーペットを見たら,また印象が変わるかな?
 そして世界遺産ではありませんが,この街はアールヌーヴォーの生まれた街として,
 街中にアールヌーヴォー建築があふれています。
 ロココとアールヌーヴォー,お互いに曲線と非対称を特徴に持つ2つの様式がこのフランスの
 小さな町で融合し,優雅さを競い合っていました。


ちなみに50件全部を対象に振り返ると,Bestは日本の屋久島 です。

一度は移住を考え,職探しまでしたこの島。
縄文杉を初めとする屋久杉の,見るものたちを暖かく包み込んでくれる,あのカンジ。
生活のことを考えなくてもよいなら,今すぐにでも飛んでいきたいです。


さてこれから訪ねる世界遺産にはどのような出会いがあるんでしょうか。楽しみです。



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年内の予定

ここドイツはもう夏も終わり,それとともに我が家の動きも目に見えて静かになりました…


今後の予定としては,10月頭に連休があるので,そこでロンドンへ。

以下の世界遺産を回る予定です。

 -ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会 文化遺産 / 1987 / (i)(ii)(iv)

 -ロンドン塔 文化遺産 / 1988 / (ii)(iv)

 -河港都市グリニッジ 文化遺産 / 1997 / (i)(ii)(iv)(vi)

 -キュー王立植物園  文化遺産 / 2003 / (ii)(iii)(iv)

 -ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 文化遺産 / 1986 / (i)(ii)(iii)

 -バース市街 文化遺産 / 1987 / (i)(ii)(iv)


 -カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院及び聖マーティン教会 文化遺産 / 1988 / (i)(ii)(vi)


カンタベリーはロンドンから電車で1時間30分ほどなので,時間が取れたら,ですけど。



そして10月は3週間,ドイツで独りになるので,週末に遠出をしようと思ってます。

1ヶ所はミラノ(イタリア)にしました。

嫁はすでに行ったことがあるので,ちょうどいいタイミングでした。

やっと,「最後の晩餐」に出会えます!


もう1ヶ所はまだ考え中。

ローマに再訪し,前回見れなかったヴァチカンのサン・ピエトロにリベンジするか,

北ドイツに行くか,

地中海の島に行くか,……


格安航空券でいい出物があれば,即飛びつきます(笑)



そして年末年始。

今年は暦の都合で,ちょっと長めの休みになります。

ということで,のんびりとエジプトに行ってきま~す。

 -メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯 文化遺産 / 1979 / (i)(iii)(vi)

 -古代都市テーベとその墓地遺跡 文化遺産 / 1979 / (i)(iii)(vi)

 -アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 文化遺産 / 1979 / (i)(iii)(vi)

 -カイロ歴史地区 文化遺産 / 1979 / (i)(v)(vi)

 -聖カトリーナ修道院地域 文化遺産 / 2002 / (i)(iii)(iv)(vi)


 -ワディ・エル‐ヒータン(クジラの谷) 自然遺産 / 2005 / (viii)


世界遺産活動が始まるきっかけとなった「ヌビア遺跡群」,誰もが一度は見てみたいと思う「ピラミッド」に「スフィンクス」,「王家の墓」と見所たくさんです。

けど,実は思った以上に登録件数は少ないんですよねぇ。

ワディ・エル-ヒータンは行けるなら行きたいんですが,子連れではちょっと難しそう…



というカンジで,年内~新年までに,あと10ヵ所強を旅できそうです。

楽しみだぁ~



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ヴュルツブルク司教館,その庭園群と広場 (再訪)

1981年登録,文化遺産

登録範囲:

ヴュルツブルグ市街にある司教館の建物とその庭園

登録理由:

(i)

(iv)

基本的には,1740年から44年の間に建設され,1740年から70年まで内装が装飾,1765年から80年まで壮大な庭園が整備された,司教宮殿は最も純粋であり同時に最も非凡なバロック様式の宮殿です。2人の司教領主,ヨハン・フィリップ・フランツとフリートリヒ・カール・フォン・シェーンボルンの富の誇示を証明しており,18世紀中のヨーロッパで最もすばらしい宮殿の1つを示す歴史の状況を例証することにより,完全に基準(iv)を満たします。

ヴュルツブルク司教館,その庭園群と広場 (再訪)

前回はレジデンツもマリエンヌ要塞も外から見ただけだったので,今回は中の見学もしようと再訪しました。ら,中に入ったら色々な記憶がフラッシュバック…。レジデンツ内が写真撮影禁止で,すっかり記憶から抜け落ちてしまっていただけでした。
300年近く前に建てられたこのバロック様式の宮殿は,内部を部屋から部屋に移動すると,まるで何と言うんでしょう,万華鏡みたいな感じ?白一色の漆喰飾りの部屋,鏡の部屋,緑の部屋…。次から次へとキレイな装飾の部屋が現れます。何より先ず,入ってすぐの階段の間。その上には第二次世界大戦の空襲でも落ちなかった大天井に描かれた,世界一大きなフレスコ画があります。ガイドツアーは独・英のみでしたが,ここは是非,英語ツアーガイドについて色々と話を聞いて見てほしいですね。今回も絵に描かれてる宮殿のオーナー,設計者,フレスコ画を描いた人,等々の話が聞けて,楽しかったです。
また,世界遺産の対象となってる庭園も見どころたくさん。ちょっと天気は良くなかったけど,散歩して,ベンチに座ってのんびりして,また歩いて。広々とした庭園を楽しめました。
前回の訪問時の記事はコチラ


行き方:Stuttgartから車で約150km,約1時間半。ドイツ各地から電車(ICEなど)でアクセス可能。フランクフルトからだと1時間強。街は少々大きいので,路面電車で移動が良。


その他

ヴュルツブルクの旅の詳細・ホテル情報などはコチラ



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バンベルクの町

1993年登録,文化遺産

登録範囲:

バンベルク旧市街の歴史的保護地区に指定された2.5km2

登録理由:

(ii) バンベルクの中世とルネッサンス期の都市計画と建築物は,11世紀以降の中央ヨーロッパ地域における都市形成と発展に強い影響を及ぼした。
(iv) バンベルクはその都市計画と数多く残されているキリスト教に関するまた宗教に関係の無い建物の両方について,中央ヨーロッパにおける中世初期の街の際立った,また典型的な例です。

バンベルクの町

バンベルクの大聖堂


日本のガイドブックではほんのわずかしか紹介されてないバンベルクの町。
ここは,世界大戦などの被害がほとんどなく,中世の町が最もオリジナルのままで残されている町の1つ。レグニッツ川を超えれば,街並みが中世そのもの。そのままドーム広場にたどり着くと,思わずため息がでます。
大聖堂はもう1000年近く前に建てられた,ロマネスク様式の大聖堂。ただし,ゴシックへの変遷期のため,千等のデザインなどが一部,ゴシックっぽくなってたりします。聖堂内部にはすばらしい彫刻の数々が。みんなこぞって,バンベルクの騎士を写真に収めてました。また,新宮殿のバラ園からは,バンベルクの古い街,オレンジ色の屋根の海を見ることができました。

ユニークなのは,旧市庁舎。どこに建設するかでもめた時,教会などを中心にした山の手の街と,市民が住む側の中間に,ということで,川の中州に建てられたそうです。壁面には見事なフレスコ画が描かれ,市民側,中央駅側の壁面にはだまし絵もありました。
町の中央を流れる川により,中世の石造りの町と水際が見事に調和していて,川沿いの小ヴェネツィアと呼ばれる地域の景観はホントにキレイでした。

(世界遺産 50件目)

行き方:車で行きました。Stuttgartから約250km,約2時間半。電車だとフランクフルトから約2時間半(途中乗換え),ヴュルツブルグから約1時間強。


その他

バンベルクの旅の詳細・ホテル情報などはコチラ



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旅記録・ドイツ編(バンベルク,ヴュルツブルク)

またまた車での旅なので,日本からの観光の参考にはならないかもしれませんが…


【期間】

  2008年9月6日(土)~7日(日) 1泊2日



【ルート】

  Stuttgart (ドイツ)

    | 車/240km,約2時間30分

    ↓

  Bamberg (バンベルク/ドイツ)
    | バンベルク観光 【世界遺産:バンベルクの町】
    | バンベルク1泊

    |

    | 車/100km,約1時間

    ↓

  Würzburg (ヴュルツブルク/ドイツ)

    | ヴュルツブルグ観光 【世界遺産:ヴュルツブルク司教館,その庭園群と広場】

    | 車/150km,約1時間30分

    ↓

 Stuttgart着



【観光情報】

 バンベルク

  ・Tourist Informationに日本語Mapと町の概要資料(ともに無料)あり。
  ・旧市街の中心は駅からはちょっと離れているが,範囲は狭く,歩いて回れる。
  ・一番の見所はドーム広場。大聖堂と旧宮殿,新宮殿に囲まれている。
  ・旧市庁舎の駅側の外壁のフラスコ画にはだまし絵あり。探してみて下さい。
  ・大聖堂の中には中世のすばらしい彫刻がある。1ユーロで英語版案内あり。
  
・名物は燻製ビール(燻製した麦で作られている),Rauchbier(ラオホビア)。かなり苦い…


 ヴュルツブルク

  ・Tourist Informationに日本語Map(無料)あり
  ・ロマンティック街道の始点,ヴュルツブルクの
最大の見所はレジデンツ。
  ・レジデンツは入場5ユーロ/人。ガイドツアーなしでも回れる。
  ・一部の部屋は無料のガイドツアーのみで公開。11:00と15:00には英語のツアーあり。
  ・入り口では日本語のガイドブック(5ユーロ)もある。
  ・再訪だったので,今回はマリエンベルク要塞には行きませんでしたが,ブドウ畑の丘の上に建つ
   ここからの風景はホントにキレイでした。内部は2つの博物館になってます。



【ホテル】

  Hotel Restaurant Kolb ★★☆ (バンベルク)

  Hotel.deで予約。66Euro/泊(朝食込)。

  スタッフがみんな,気さくでいい人たちばかり。
  晩ご飯もここで食べましたが,安くておいしかった。
  ただし,バンベルクの町からはちょっと離れていて(25kmほど),車じゃないと難しい。
  部屋は清潔だったが,シャワー・トイレルームがちょっと狭かった…(バスタブなし)
  HPはコチラ



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夏のマッターホルン

先日upしたとおり,8月半ばにスイスへ旅してきましたが,
その途中,世界遺産ではないところにも寄って来ました。

それは,ツェルマット。

マッターホルンが見れる街です。
もちろん街からもマッターホルンは見えますが,登山電車やゴンドラで3000m以上もある展望台が
数ヶ所あります。

荒天のため,当初の予定を変更したんですが,いやぁ,よかったです。

着いた日は霧。
翌2日目は1日フリーだったんですが,ズーッと雨。
そして3日目,本当なら別のところへ寄るため,早めに出発するつもりだったんですが,ここまで来てお姿を拝まないわけにもいかない…

と,嫁の念力が通じたのか(笑)

朝起きた時は霧で何も見えなかったのに,朝7時過ぎ…

Zermatt-2
 もやもやの中から,何やら光が…。と思ったら,


Zermatt-3  だんだん霧が薄れていって…


Zermatt-4  おぉ,マッターホルン!


ということで,予定を変更。家族みんなでゴルナーグラートの展望台に登ってきました。


Zermatt-6

標高3000mまでのぼると,マッターホルンまでホント,すぐそこ!って感じで。
けど夏なのに地面は凍結,吐く息は白い。なのに日差しは強い…
なんとも不思議な空間でした。


こちらはフライングで,コゾウがまだお休み中に嫁1人で行った,

別の展望台(トロッケナーシュターク)からのお姿と,
コゾウが起きた時に撮った,部屋からのマッターホルン。


Zermatt-5   Zermatt-1


最初の3枚はツェルマットの街からの写真。
3枚目とゴルナーグラートと上の写真。
3枚を比べてみると,どれもお山の表情が違うんですね。

人それぞれだと思いますが,私は実は,ツェルマットの街から見える姿が
一番好きでした。

みなさんはどうでしょうか?




ユーロコインに見る世界遺産

ヨーロッパに駐在しているとはいえ,そんなにしょっちゅうブログが更新できるほど,旅ができる身分ではないので,そうするとブログのネタがありません…

そこで,今日は私のもう一つの趣味(というか暇つぶし?),ユーロコインから,世界遺産の話を。


ドイツに来た当初は何もやることが無く,知り合いもおらず,で教えてもらったのがユーロのコインの話。

ユーロのコイン,額面側は全加盟国共通のデザインなのですが,裏面は各国自由なデザインとなっています。国毎に,全部同じデザインだったり,逆に全部違ったり,色々です。詳しくは
Wikiペディアのコチラのサイト をご覧下さい。

それからというもの,スーパーで買い物をするたびに,おつりのコインの裏面をチェックしてました。

その裏面のデザインに,いくつか世界遺産があります。

イタリア5c イタリア 5セント → コロッセオ

私が一番好きなコインです。
行ったことがある,というのもそうですし,もう見た瞬間,「コロッセオ」って分かるのも良いです。
このコインをもらうたびに,またいつか,ローマに行きたいなぁ,と思ってしまいます。
まぁドイツではそれほど頻繁にお財布に入ることはありませんが。
トレビの泉にもコインを投げ入れたことだし,いつかは再訪できるはずなんだけど…


イタリア1c  イタリア 1セント → カステル・デル・モンテ

行ったことは無いんですが,八角形の美しいお城だそうです。
いつかは行ってみたいところですね。


スペイン5c  スペイン 5,2,1セント → サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

こちらも行ったことありません。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路は旅してみたいと思いますが,社会人ではまとまった休みが取れそうに無いので,夢に終わりそうです。
が,大聖堂だけはいつかは見れるかな?



また,裏面のデザインは決まったものだけでなく,各国毎年1種類,記念コインのように違った種類の2ユーロ硬貨を発行することができます。
例えばアテネやトリノのオリンピックイヤーでは,ギリシャやイタリアはオリンピックのデザインでした。

ドイツでは,2006年から,全16州を北部から各年1州ずつデザインにしています。

ドイツ2006 2Euro ドイツ 2006年 2ユーロ → ホルステン門

こちらは「ハンザ同盟都市リューベック」にある門です。
やっぱり行ったことないのですが…


それにしても行ったことないところがまだまだありますね。
またもや悩みが増える一方です…



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