ミシガン州の高校で15歳の生徒がSIG Sauer SP2022を乱射、4人死亡7人重傷 | ジャック天野のガンダイジェスト

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スモールアームズ(小火器)に関するエッセイです。同じアメブロで書いていたブログを継続して、不定期で更新して行きます。

ミシガン州デトロイトの郊外にあるオクスフォード高校で、同校の15歳の生徒が拳銃を乱射し、2人の女子生徒と2人の男子生徒が死亡し、教師を含む7人が重傷を負いました。この生徒の犯行動機は不明ですが、教室で15発から20発を乱射したと伝えられています。使用したのはSIG Sauer SP2022で、9x19mm弾を15発装填できます。薬室に1発装填しておけますから、もし17発以上を発射したのであれば複数の弾倉を持ち込んで、交換しながら乱射したことになります。SIG Sauer SP2022はSIG Pro SP2022とも呼ばれ、P226の後継として位置づけられているDAオートです。作動方式はショートリコイルで、いろいろな点でP226に似通っているオートピストルです。拳銃は両親が誕生祝いに少年に買ったものと後に判明しました。

映画では「ボーン・アルティメイタム」(2007年)で主人公の暗殺者に扮するマット・デイモンがこのSP2022を使います。容疑者の少年がこの映画に影響されたのかどうかはわかっていません。