『ビブリア古書堂の事件手帖2』読書記録 | まったり読書記録

まったり読書記録

中2が備忘録で書いている読書ブログです。
本の感想や紹介がメイン☆



    

​今日の読書記録は、三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖2』です。

日常の謎』を題材にした短編集です。

 

〈あらすじ〉

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある ── それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき ──。大人気ビブリオミステリ、第2巻の登場。

 

第一巻で天才的な推理力を披露した栞子さんの人となりや過去を所々見ることができます。

 

絶版になってしまった本に関する豆知識も程良く盛り沢山で、古書の新たな魅力を知ることができました。

 

文章も軽い文体であっさりとしていて読みやすく、一つ一つの事件は華やかなものではないのですが読み進めてしまう物語の構成と論理的な推理が見どころです。