うちの地元にオススメのサービス
前から地元の知り合いには話をしているんだが、町おこしのために是非ともコロプラを使って欲しい。
http://
簡単にうちの地元を紹介すると、うちの地元は秋田県の羽後町というところで、そんなうちの地元は結構町おこしのために色々と頑張っている。
特に萌え米は、かなり町おこしのためになったと思う。
http://
ただ正直今のところ一時的な盛り上がりにはつながったが、その後の継続的な盛り上がりにはどうも繋がっていないようだ。
うちの地元は盆踊りも有名だ。
西馬音内盆踊りといって国の重要無形民俗文化財。
意外と知られていないが、阿波踊り、郡山おどりと並ぶ日本の3大盆踊りだ。
(ちなみにウィキペディア情報はこちら: http://
その盆踊りも日付も悪いせいか(お盆休みの後に開催)段々と観光客も減ってきているらしい。
手前味噌にはなってしまうが、うちの地元はかなり田舎だが他の地域にはあまりないような強いコンテンツは持っているような気がする。
このコンテンツを活用できるサービスがコロプラというサービスだと思っている。
コロプラは距離のハンデが逆にメリットにつながるサービス。
遠くの限定商品を買うことがユーザーにとって他のユーザーとの差別化につながる。
だからこそ遠く離れたうちの地元の方が優位に働く。
細かいことを書くと長くなりすぎるのでこの辺にしとくが、是非とも地元に帰ったら地元の人に詳細を提案してみたいものだ。
AKBの人気と企業コミュニティ成功の類似点
最近AKBの人気が凄いので、その人気に乗っかる形でAKBを解明してみたいと思います。
先日AKBが発売した新曲についてなのだが、初動の売上が確か57万枚くらいだったような気がする。このまま行くとミリオンになるんじゃないかという話もあるのだが、最近のAKBを使ったビジネスは、巷でAKB商法と言われているらしい。
まあそれぐらい勢いが凄いということだと思う。
それを象徴するかのようにAKBと同じタイミングで発売したポルノグラフィティが確か約13,000枚くらいの売上でドリカムに関しては約3,000枚程度。
AKBの最近の動きを「やりすぎ」と冷ややかな目で見る方もいるが、個人的にはアイドルもビジネスだし、それによってみんなが幸せになるのであれば全く問題はないと思う。
そのせいで破産して家庭が壊れてしまったくらいまで行ってしまうと、やりすぎかなと思うけど、みんなが幸せ(Win-Win)であれば全く問題ない。
逆に音楽分野にこれだけの大きなマーケットを形成した彼女らを称えるべきだ。
(まあ秋元さんが優秀なんじゃないか説もありますが・・・)
AKBを見ていると彼女らが次世代の音楽業界の形そのもののような気がする。
CDは単純に歌を聞くという境界線を超えて、CDを通して歌を聞くという付加価値以上のものを与えないといけない時代に入ってきているのではないだろうか。
昔はCDが歌手の人たちとつながっている唯一と言っていいモノだった。
みなさんも知っている通り、今音楽コンテンツは昔と違いCDが全てという業界ではなくなってきているだろう。着メロ、着うた、音楽を聞きたければ場合によっては動画サイトを見ることで済んでしまう。
しかも動画サイトの方が単純に歌を聞くよりもリッチコンテンツである。
現に私もほとんどCDを買う機会がなくなってきている。
この状況の中で単純にCDを売るのは難しいだろう。
ではAKBが何故ここまで支持をされているのだろう?
ポルノグラフィティを比較した際に大きな違いというのは単純にファンがそのCDの購入を通して、そのアーティストを支えていきたいと思っている思いの強さの違いなのではないだろうか。
この動きというのは企業コミュニティが活性化する状況と似ている。
企業コミュニティを0から始めた際に当然最初はアクティブなユーザーなんていない。最初は様子見といったように、たまにコミュニティに来る程度が普通だ。
その人がコミュニティにおいてアクティブに活動するようになるためには、その人のコミュニティ内での存在価値、居場所を見つけてもらうことが重要である。
居場所を見つけたユーザーはそのコミュニティ内で自分がいなければこのコミュニティは成り立たないと思うようになり、コミュニティ内のユーザー同士の交流を支援してくれるようになる。
コミュニティにおいて最初は企業とユーザーが1対Nの関係だったものが、ユーザーが自分の居場所を見つけ、ファンになってくれて、ファンとユーザーが交流を深めるようになってくると、そのコミュニティは1対N対Nという関係性が構築され、絶対に壊れることはない。炎上なんて絶対に起こらないような環境が整備されていく。
重要なのはユーザーに取っての存在価値、居場所を提供してあげること。
居場所を得たユーザーは絶対にブレないファンになってくれる。
AKBにも同じことが言えるのではないだろうか。
ある男性がAKB劇場という場所で出会った彼女たちは普通のアイドルとは違って、いつも劇場に行けば会えるという、常に自分たちにとって近い存在でいてくれる。
最初は普通のアイドルだと思っていたが、その子達は人気投票によって格付けされてしまう。
ようは自分の投票一つで自分の支援している子のポジションが決まってしまう。
その子は自分がいないと格付けが落ちてしまうという危機感から、その子を全力で支援していくという自分の居場所を見つける。
自分の居場所を見つけたファンは自分の支援している子の、そしてAKBというグループ全体の人気向上のためにファン同士で結びつくようになる。それが一体感となってそのコミュニティはさらに拡大していく。
ここまでコミュニティが発展していくと、あとはそのコミュニティは拡大の一途をたどっていくし、外の人間から批判されようが自分たちの強い想いのままに行動していく。
そのキズナを外から見たユーザーがそのコミュニティに参加していく。
結局はコミュニティがスタートから成長の一途を辿っていくためには絶対に途中でユーザーからファンに変わってくれる人を捕まえることが大事であるし、それをAKBはインターネットというバーチャルな世界ではなくリアルの世界で実現していると思う。
冷静に分析してみるとAKBというアイドルの強さがわかった気がする。
企業コミュニティを成功させるためにはAKBを徹底的に研究するのは実は重要なのかもしれません。
ごめんなさい。道それちゃったんですが次回はフェイスブックの第2弾を書きたいと思います。
Facebookとmixiの違いについて
木村です。
今回からは3回に分けてFacebookとmixiに関してのソーシャルグラフの違いについて私の見解からお話をしたいと思います。
そして4回目にそれを踏まえた上でどのようにしてソーシャルメディアマーケティングを行っていけばよいかの私の提案を書きたいと思ってます。
まず詳細に入る前におさらいとして Facebookとmixiの友人数(ソーシャルグラフ)の違いについて
Facebook:130人(全世界平均)
mixi:26人
これだけ大きく差が開いている現状です。
当然Facebookは全世界で展開しているので、海外の人とのつながりも含めての数字という見方もできますが、私はそうではないと思ってます。
Facebookは実名の文化です。
実名を出すので全く知らない、全く違う国の人と友達になるのはかなり抵抗が入ります。
現に私の友達も100人を超えていますが、海外の方は2、3人程度でしょう。
私の見解としては以下の点によってそれだけの差が出ていると思っています。
①インターネット人口に対してのソーシャルメディアの普及率の低さ
②Facebookのインターフェースの特徴
③日本人の性質
本日は①に関して。
日本のインターネット人口は2009年で9,408万人(総務省調べ)。総人口に対しての普及率は78%。
対してアメリカのインターネット人口は2億3,896万人。総人口に対しての普及率は77.3%(Internet World Stats調べ)
少なくともアメリカの人口に対しての日本の友達の数で考えても66人は友達がいないとおかしな計算です。
またFacebookは世界で展開していて世界各国での平均が130人です。
アメリカよりもインターネットが普及していない国がほとんどの状況ですので、圧倒的にソーシャルグラフの数は負けているということになります。
普及率はほとんど変わらないので単純にインターネット人口に対してのソーシャルメディア普及率が低いのは明白です。
それを証明するかのごとくアメリカにおけるFacebookユーザーは約1億7千万人。
インターネット人口に対して71%の普及率です。
アメリカではFacebookは既に携帯電話と同じような感覚で「Facebookのアカウント持ってる」という会話ではなく「Facebookのアカウント教えてよ」という会話のようです。
対してmixi
日本におけるmixiユーザーは約2,150万人。インターネットユーザーに対しての普及率22.85%です。
当然「mixiのアカウント教えてよ」から始まりますよね。
それが一つ目の大きな違い。
最近はマーケッターを中心に色々なところで「ソーシャル」という言葉が使われるようになりました。それを象徴するかの如く、昨日のadtech Tokyoしかり色々なソーシャルセミナーが満員になっています。
今後ソーシャルメディア(自社コミュニティを除く)を活用したマーケティング手法を考えるにあたって日本におけるソーシャルメディアの普及率は考えるべき一つの大きな要因であると考えています。
重要なのはそのインターネット人口の普及率もさることながら、その中でどのようにしてマーケティングを行っていくか。ゴールの設定と、プロセスの設定、そして自社顧客のセグメントが必要になります。
次回は「②Facebookのインターフェイスの特徴」について書きたいと思います。