3月11日 | Dream Journey of Whity

Dream Journey of Whity

人生の夢だった世界一周の旅。2009年4月から約1年間世界を駆け回って夢を実現!今は日本で生活を始めました。でも、人生そのものが私にとっては夢の旅。これからも私の旅は続いていきます☆


3月11日。


東日本大地震が発生。


私の住む青森県八戸市も、かなりの揺れを感じた。


「もうお願いだから止まって」と、ひたすら願い続けるくらいの長い揺れ。


その後も立て続けに起こる余震。


地震発生時からストップした電気。


携帯も繋がらない状態。


翌日昼にはガスもストップ。


電気が使えないからテレビを見ることも出来ず、一体どこが震源地で

どこがどのくらいの被害を受けているのか全く分からない。


何時間か遅れで運よく届いた、私たちの安否を心配するメールで

地震被害を少しだけ知ることが出来る状態。


電気がないから暖をとることも出来ない。


ろうそくや懐中電灯はあるから、明かりはどうにかなる。


電気のない夜のために、太陽の光があるうちに準備を始める。



でも、やはり寒さをしのぐのはキツイ。


石油ストーブがある実家に、夜には避難した。


向かう道、町には明かり一つ灯っていない。


信号もつかない。


家から一歩、外に出れば 闇しかない。



実家にはラジオがあったため、それで情報を知ることが出来た。


想像を絶するような被害状況が聞こえてくる。


でも、実際に目でみることが出来ないもどかしさ。



翌日も電気はストップしたまま。


真っ暗闇で過ごす2日目の夜。



そして3日目の朝方、電気が復旧してくれた。


テレビをつけて目にする、信じられないような光景。


自分の住む市の見慣れた景色の中に、津波が押し寄せていた。


全てを飲み込む強大な力。


自然の力の大きさに言葉も無い。

すぐ隣の県では、想像を絶する被害。


胸が痛くて、怖くて、悲しくて・・・



自分がこの数日で経験した被災状況なんて、彼らに比べたら辛くも何ともない。


幸せすぎるくらいの状況。



これから、本当の被災者の為に、自分が出来ることをしていきたい。



心配して連絡してくれた、日本各地の友人達に、心から感謝。


私達は元気です。


本当にありがとう・・・