風化

おはようございます。
慈愛の減薬師® 紀凛＜ﾉﾘﾘﾝ＞です

今日は､久しぶりに甥っ子のことを
書いてみようと思います

彼の死から8ヶ月経ちました。
今日まで1日として思い出さない日はなく･･

悲しみ･悔しさ･虚しさ・怒り･憎しみ
いろんな感情が日替わりにやってきて､
それを受けとめるしかない毎日。

その中でも、1番やり場に困っていたのが

大きな喪失感
ぶつけようのない激しい怒り

でした。

喪失感は､ﾊﾟｰﾄﾅｰのおかげで､
なくなることはないけれど､
少しずつ小さくはなってきていて。

でもね。
怒りだけはほんとにどうしようもなく

やり場のない怒りが、
病院や医師へ向いたり
毎日病院へ行けなかった自分に向いたり
運命という神様に向いたり

今だからこそ言えるけど・・
「死にたい」「生きている意味がわからない」
と言うｸﾗｲｱﾝﾄさんに向いた時期もありました｡
(今はないです｡不快になった方ごめんなさい｡)

何とかしようとしてもどうにもならない｡
何とかなるのを待つしかない・・とはまさにこの事だった

最近､仲間にとても悲しい出来事があり､
颯汰のことを思い出すことが増え､
感情的になる自分を､静かに受け止めているのですが・・

6/3 さいたまｽｰﾊﾟｰｱﾘｰﾅへ､
彼とﾐｽﾁﾙのｺﾝｻｰﾄへ行ってきたんです。

この歌を聴く度､泣いていた私を
いつも見ていた彼は、曲がかかった時
心配そうな顔をして私を見てましたが・・

初めて涙が出るところまではいかなかった

もう二度とその温もりにその優しさに
触れないとしても
いつまでも消えない愛がひとつあるの
それで強くなれる

だからもう恐れることは何もないの
心は空に今そっと放たれる

颯汰が､離れていくような寂しさを感じつつ､
どうしようもなかった怒りさえも､
手放せたような気がしたんです。

あ～。
やっと自分の心が凪になったんだなと。
これからは、空を見て、風を感じることで､
颯汰と会い続けることができるんだなと｡

涙が枯れることはないけれど・・
１つ自分が成長した証を
記録に残しておこうと思いました。

何かを感じとってくれたら嬉しい