バトルシップ漫画W杯フィリピン大会その28 | whitetiger-7のブログ

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キャプテンホワイトタイガー君とスペースバトルシップユーフラテスW杯フィリピン大会その28



















みなさんは、「パブロフの犬」という実験を知っていますか?
パブロフという先生が、肉が大好きで大量のヨダレを垂らしながら(肉に)かぶりつく犬に、ある実験をしたという話なんですけど、その実験というのは、その犬に対してベルだかチャイムだかを鳴らしてから、その犬がヨダレを垂らすのを確認して肉を与える。(だったと思うんですけど。)
で、それを連日続けたのちに、ベルだかチャイムだかを鳴らしてみたら、犬はヨダレを垂らしたままだった。
(当たり前やがな。)
だから、チャイムかベルを鳴らして肉は与えると犬は、ヨダレを垂らす。そしてそれを続けたのちに、ベルだかチャイムを鳴らすと、犬は肉を与えなくてもヨダレを垂らす。と、こういう実験だった訳だ。
うん、うん。
この第七編の「恐怖は病気」で、「病気である事を演じるのではなく、健康である事を演じなさい。」というのは、この「パブロフの犬」のような習慣や習性の力を利用しなさい。という事もあるように思います。
ただ、アラン先生は、演じ方の原則(定理と言われていますが)として、「健全な精神は健全な行動から生まれる。と言われるように、礼儀正しさと親切な行為が健康につながることは断言できる。」と付け加えています。
そのあとの文章は、ちょっと今の私には難解で、ようわからんのですが、多分、マンガに出てくるような見た目は無愛想で、技術も低そうだけど、実は凄腕のドクターがアラン先生の好みという事でしょう。
あるいは、言葉は悪いですけど、親切ヅラした技術のないお医者さんが多い時代だったのかも知れません。
アドラー心理学やこういう習性や習慣の力を利用する話を聞くと、普段ストリクトスタイル(基本動作)でウエイトトレーニングをするアスリートが、更に高重量を扱う為に、ちょっと正しい動きから外れて、反動の力を使ったりなんかして、自己ベストを更新しょうとするウィダーチーティング法や、自身がより高いレベルのパフォーマンスを演じる為のメンタルタフネス、ジム、レイヤーのいうパフォーマースキルなどといった言葉を思い出します。(チーティングというのはごまかしとか騙しのテクニックという訳になるようですね。パフォーマースキルというのは演じる技術という訳になると思います。)
実は、私の描くバトルシップ漫画も、私にとってはチーティング法であり、私にとってのヒサシー心理学でもあり、パフォーマースキルのひとつでもあります。
まぁ、それほどの大層なものではありませんが、ちょっと気持ちが落ち込んでるような時に、頑張って描いてみると、漫画キャラクターが元気をくれたりする事は割とあります。
明るいキャラクターが多いですからね。
現実的に沈んだ気持ちで四コマ描く事の方が、難しいのかも知れません。
描き終わって、「あー、しんど。」という事もありますけど、憂鬱や悲壮な気分になる事は、今までのところないです。
アラン先生は、カトリック教会の厳しい学校を出ているので、こういった習慣や習性の力を利用する場合でも、人としてあるべき理想を踏まえているのかな。と思ったりしますが、実は健全とか礼儀とか親切とかって(私が)思っている以上にパワーがあるのかも知れません。
な〜んて、いや、実際に年齢を重ねると、そうかも知れないという発見があったりするよ。