キャプテンホワイトタイガー君とスペースバトルシップユーフラテスW杯フィリピン大会その15
ストア哲学創始者ゼノンの師がクラテス、その師がディオゲネス、その師がアンティステネス、その師がソクラテスになるという事ですが、ゼノンはクラテス(アンティステネスに始まるキュニコス派、禁欲主義)だけからフィロソフィーを学んだのではなくて、さまざまな場所に出かけていって知的探求活動のような事をしていたようです。
わかっているのは、アカデメイア派とメガラ派のスティルポンほにゃららに師事したという事で、これらの影響がストアの原型を形作ったと考えて良いでしょう。
メガラ派というのは、具体的には今では弁証法とか論理学に近いものであったとされています。
いつの時代も人気のあるという印象を私は受けますが、当時も大変に人気があったそうです。
そのメガラ派という派は。
これもソクラテス系列といったらいいんですか、ソクラテスが源流の一派になります。
アカデメイア派というのは、その名の通りプラトンが設立したアカデメイア(アカデミー、つまり学校の語源ですな。)を中心とした一派になります。
つまり、ストア哲学という派はソクラテス哲学を源流としている、、、違いますか?
今までずっとストア派の名前を見てきましたが、皆がソクラテス系列の哲学者に師事しているような印象をを受けます。
だからなんだと言われると、別になんでもないのですが、この事は、いつか哲学の専門の先生にお会いする機会があったら尋ねてみたい所であります。
エピクロス派は、哲学者デモクリトスの影響をとても受けているようです。エピクロスがデモクリトス派に師事していました。
個人的に今思う事は、ソクラテスとデモクリトスはそもそも研究テーマが違っていたという印象を受けますが、結果的には両者それぞれに正しい所があったという事は現代ではわかっていますので、ストア派とエピクロス派は対立しながらも、ある意味ではお互いに補い合って真理追求していた所もあったのかな。とか思ったりします。
ところでメガラ派には、もう一面知られざる謎の部分があって、巨大な亀の姿で回転しながら空を飛び、口から火を吐く大怪獣、、、
あ?言うと思った?
空想特撮大怪獣ガメラを知っていますか?