光る君へについての色々 | 源氏物語ブログ

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皆さまごきげんよう。

少し暖かくなって参りましたね。

いかがお過ごしでしょうか。




さて、

色々と話題の大河ドラマ「光る君へ」

ですが、


あまりきちんと観ていないので、

(テレビがないので、録画を借りています。)

大きな事は何も発言できませんが、


ドラマとしては、

「源氏物語」の要素とうまくからませて、

面白い進行になっていますね。

俳優さんも皆さん素敵で、

衣装の美しさが目を惹きますおねがい


なので、わたしとしては、

ドラマとして皆さんに楽しんで頂くなら

何も問題ないのでは、と思います。


韓流ドラマの歴史物だって、

ほぼフィクションですから、

ドラマが素敵なら作品として問題はない。


ただ、

「平安時代ってこんな感じなんだー。」

という認識については、

「そうではないのでそう思わないで下さい。」

と申し上げざるを得ないのです。


古典文学を読む時、

学生達に何が障壁になっているかというと、


現代との感覚の違い。

現代との風習の違い。

そして

現代との生活環境の違い。


それらを認識できない事。

なのです。


だから最近では、

受験生にも、

まず平安時代の文化風習を教えて、

それから本文に入る。

という流れになっています。


でないと、頭の中が

???

になってしまうからです。


おそらくは

「光る君へ」をご覧になってから

「源氏物語」を初めて読むと、

とてつもない違和感を覚えて、

先に進めなくなるはずなのです。


わたしのブログの

「源氏物語」解説シリーズでは、

その辺をまずふまえて解説をしています。

単に現代語訳だけを書いていませんし、

読むにあたり、

その巻で押さえておくべき

ポイントだけを取り出して、

簡単で分かりやすく解説しています。


よろしければぜひ、

読んで頂けますと嬉しいです!


では、

今夜はこの辺で。


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