こんにちは。

原田武敬です。

 

5月18日(土)10:00−16:30

午 前:出張勇気づけ国語塾@大阪・浜寺公園講座

午後1:親子で一緒に考えよう!今の学校、これからの学校(仮)

午後2:子どもの個性を大切に育てるかかわり方講座〜家庭生活編〜

 

への申し込みありがとうございました!

 開始30分で、満席になりました^_^



 

さて、先日お知らせしたクラス会議セミナー

 

アドラー心理学を学んでいくと、

クラス会議って?という疑問にぶつかる。

 

書籍を読むと、

あーなるほどなるほど。

 

頭では、分かってきます

民主的な話し合い、いいね!みたいな。

 

僕の場合は、

小学校教員の経験があるので、

想像することで、ある程度の形は見えてきます。


そして、よし!やってみよう!!となり、

やってみる。



 

でも、

実際にクラス会議を始めると

これがまた、違うわけです。

 

 

指導者(ファシリテーターの色合いが強いかな?)として、

本当にアドラー心理学、わかってんの???

と突きつけられている感じ。

 


 

本当に相互尊敬・相互信頼していますか?

本当に子どもに任せられますか?

自分の思う方向に誘導していませんか?

 

と問いかけられている感じ。

 

 

以前、

ある大学の先生と、学生さんたちが

クラス会議の見学に来た時もあったけど、

 

その時も、いわゆる学校の先生の思う「話し合い」から見ると

「え?これ?話し合い??」と思われることかもしれないくらい、

スムーズに進まない(笑)感じ。

 

授業後の話し合いで

目的や意図、思いなどお話させていただきました。


もちろん、最初から子どもたちに

全てを任せることはできません。

子どもたち自身がやり方を身につけるまでは 

指導は必要。

そこまでは、どんどん介入します。


ただ、介入といっても、

「これはこうだ!」

「こうすべきなんだ!」という押し付けの感じではなく、

「提案」という形の指導ね。

 

子どもに任せられる!と思う瞬間はどんな時か?

 

あ、もう行けるかも!と僕が思うときはどんな時か

思い出してみました。

 

これは単に僕がやり方を指導し終わった時ではありません。

これは突き放しすぎだからね。

 

僕が考えるポイントは3つ。

 

1、目的が子どもたちの中に共有された時

2、子どもたちの中に人々は仲間だと感じられた時

3、人の役に立つって嬉しいと感じられた時

 

子どもたちが上記のレベルに達するまでには

大人の言葉かけはとても重要。

行為への価値づけが欠かせませんからね。

 

日常生活での

当たり前のような行動、

適切な行動への勇気づけも大事だから。

 

クラス会議だけうまくやろうとしても

うまくいきません。

それは、

日常生活のかかわり方が反映されるからです。

 

 


例えば、

静かに話を聞いているという貢献。

仲間に自分の相談をするという信頼。

仲間の悩みについて考えるという貢献。

 

 

 共同体感覚を育てた上でのクラス会議なのか。

クラス会議をきっかけに共同体感覚を育てていくのか。


これは、どちらでもいいと思っています。


でも、1番大切なのは

何のためにクラス会議をするのか?


そして、

クラス会議でどうなってほしいのか?

 

 だと思っています。


講座では、このこともお話しさせていただきますね。


クラス会議セミナー@埼玉・ふじみ野

 【日 時】

どちらも同じ内容です。(※クラス会議の体験の議題は異なります)

5月29日(水)10:15ー14:30(15:00)

 

6月16日(日)10:15ー14:30(15:00)

 

【場 所】

ふじみ野駅(東武東上線池袋駅から急行で25分)

 

【参加費】

 5千円

 

【内 容】(予定)

・アドラー心理学とクラス会議。

・クラス会議とは?(理論&原田の実践)

・体験してみよう!クラス会議 

・クラス会議Q&A など。

 


お申込みは19日(金)20時から