あけましておめでとうございます。
コロナ禍ではありますが、感染対策をとりつつ映画館を盛り上げるべく、地道に鑑賞したいと思います。
2020年鑑賞した作品は複数回鑑賞したものもふくめて190本で洋画は138本でした。
その中で年間MVPは
グランド・ジャーニー
鳥たちの可愛さに癒され、北欧の大自然の美しさに心奪われ、たくましく成長してく少年に勇気をもらいました。大画面でぜひ堪能していただきたい。後部座席から見下ろすように鑑賞したり、前方から見上げるように鑑賞したり3回鑑賞しました。
次点
私の小さなお葬式
本筋とは別の伏線がたまらなくおかしい。この主人公、アクアリストではないのですが、アクアリストあるあるが満載で本編そっちのけで大笑い。ロシアのシュールな終活ものです。
☆4または5のうち、特に印象に残った作品。順位ではなく、なんとなく、強く印象に残った作品です。
ある画家の数奇な運命
実在の人物の名前を変えて、フィクションも少し織り交ぜていますが、ほぼ史実通りの半生。展開が早く、グイグイ話に引き込まれ3時間があっという間でした。
シュヴァルの理想宮
不器用だけど、愛情深い一人の郵便配達員がコツコツと一人で娘のためだけにコツコツ、自己流で建設していくその信念と継続力と体力には敬服です。
コリーニ事件
史実ではなく、創作のフィクションですが、実際にこんなことがあったのではないかというようなリアルな内容。
ドイツがホロコーストについて取り扱ったという点でも評価できる。衝撃的で切なく、悲劇的な展開は心に刺さりました。
羅小黒戦記
日本語字幕版のこちらのポスターの方が好きです。ジブリのオマージュ満載で面白いと好意的に捉えるか、ジブリの二番煎じと否定するかによって、好みは分かれると思いますは私は前者で、可愛いシャオヘイにメロメロです。日本語吹き替え版は2回鑑賞しました。
現在も川崎のチネチッタでは、中国語音声・日本語字幕版を上映中です。
ウルフ・ウォーカー
「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー」に続く、アイルランド、キルケーニ地方に伝わる神話がもとになった3作目。美しい映像と共に人間とおおかみ、自然との調和について考える作品。
異端の鳥
ホロコースト関連作品で、史実ではなくフィクションですが、とにかく、残酷で非情な出来事が次々と主人公を襲って、時には目を覆いたくなるようなシーンも、3時間じっと耐えたその先にあるラストに少しだけ安堵。
ハリエット
153㎝という小柄な女性から発せられるパワフルで行動力と決断力と体力と不屈の精神に敬服。
T-34 レジェンド・オブ・ウォー
本当にダイナミックなエンターテイメントでした。本物のマニュアル操作の息をのむ重戦機戦は見ごたえ抜群でした。
イン・トゥ・ザ・スカイ
設定を少し変えてフィクションも加えられていますが、おおよその概要は史実通りで、とにかく、ドキドキハラハラが止まらない。息を飲む展開に真夏にも拘わらず、ガクガクブルブルで、手を握りしめながらの鑑賞でした。ホラーは苦手だけど、寒くなりたいあなたにおすすめ。
ミッド・サマー
これは衝撃的でした。新興宗教的の狂気の宴のような内容は鳥肌ものでした。
今宵、212号室で
大人の恋愛ファンタジーというにはあまりに奔放で驚きの連続で、倫理的に凄いもの観た感がありました。
今、私の中ではロシア映画(レジェンド・オブ・ウォー、アンチ・グラビティ、ワールドエンドなど)とドイツ映画(コリーニ事件、バルーン奇跡の脱出、ある画家の数奇な運命、100日間のシンプルライフ)が熱い。
今年も注目しつつ鑑賞したいです。