本日のブログの内容は人によっては不快に感じられる表現が含まれます。

それでも良いよ☆という方はどうぞご覧下さい。


そして読み進めて「嫌」と感じたら閉じて下さって構いませんので、お気になさらないで下さい。

スルーしてでも、読んで下さる方の気持ちを守るのが1番だと思います。



*****



「ステロイド」

私は母からそれはそれは恐怖の薬と教えられていた

効果はあるが副作用がキツイ
副作用だけたくさん出て効果がない場合がある
副作用でトラブルが出た所は治らない
短期間だけ使うもので常用するものではない

世間一般的にもそういう風潮が強い時代に育った母世代
それをマルっと受け継いだ私

今の認識はどうなんでしょうか?


それでもステロイド剤であるコートリルを服用しなければ、私の身に起きている不快症状は消えないらしい


先日のブログで書いた通り一生付き合う可能性がある、と認識して薬剤師さんに確認して貰ったその場で服用した


とりあえず、副作用で何かあった時のために父と母にザビエル先生が教えてくれた事をベースにグーグル先生で学んだ事を織り交ぜて説明する


コルチゾールの値が低いこと

私の副腎皮質でコルチゾールを作る機能は備えてるが、コルチゾールを作るよう指示する下垂体から出るACTHが少なくてコルチゾールの生産数も少ないこと

ACTHが少ない理由は今はまだ分からないけれど
、下垂体視床下部に何らかのトラブルがあるらしいこと

これから検査をして解明していく予定のようだけれど、ザビエル先生がある程度の診断予測を立てて薬を処方してくれて服用することになったこと

を、帰宅してすぐに両親に小物を使いながら伝えてゆく



この母が何かと問題児なのだが、詳しいことは別の機会に


とりあえず母には↑の説明を丁寧に5回はした

質問されて答えたり母の見解を聞いたりして話が脱線しまくり、ゆうに4時間かかった

ちなみに父は1回目の説明で大枠は把握できていたようだから、そこまで分かりにくい説明をした訳ではないらしい


こっちは基本『お布団の中の住人』であるから、朝からZ総合病院を受診して幾ばくか疲労困憊だ

何なら食事も摂っていない
もう夕方だ


そして私だって、「ステロイド」という名前に正直ビビっている



子供の頃の教育が刷り込みの恐ろしさたるや



この母が大の病院と薬嫌いで鳴らしているのだけれど、家族に不調があると「病院へ!」と誘う



その割に、私がうつ病という診断がついて治療を始めると「薬ばっかり飲んで!」「寝てばっかりやん!」と罵られる事、数えきれない


そして、不調が続いたりしてなかなか復調や寛解をしない私に「そんなに薬を飲んでるあんたが悪い!」「仮病!」「病気のふりしやがって!」と…以下同文



コートリルを服用して4日目の夕方、視覚障害らしきものが出た


Z総合病院に問い合わせると眼科受診を勧められ、お世話になっている眼科に電話相談をしたところ「数日様子を見て変わらなかったら受診を」
とのことで、数日経ってこの日ほどではないけれどボヤけた感じが続くので受診することに


眼科で色々と検査をした結果「中心性漿液性脈絡網膜症」と診断名を告げられた

「ストレスでなるもので原因も治療のエビデンスもしっかりしているものだから大丈夫。薬を飲めば治るからね。」
と先生からお墨付きを頂いた


ステロイド服用と見えづらいということで過敏になっているであろう両親に安心して欲しくて、先生の説明をマルっと伝える

特に「治る」ということを強調した

すると母は「治る」というよりも「薬で」というのに焦点を当てたらしく「薬ばっかり飲んで!!」と突如としてキレた

いまだにキレ所と、そのテンションが分からない

そして続ける

「めくら(目の見えない人のこと。差別用語)になる訳じゃあるまいし!」「なんだってそんなに薬を飲む!!」
と捲し立てる

ごめん、意味が分からない

そして前から思っていたけど、けっこう差別用語を使うよね


見えにくいと感じているのは私で
病名を診断して薬を処方したのは先生で
その薬を飲むのは私


母がこの件で関係するところとなると「私の親である」こと以外に見当たらない

あとは「同じ屋根の下で生活している」ことか


そんな事を呆然と考えながら、困った顔をした父と目を交わす

そうだよね、意味分かんないよね
と思ったものの声になって出て来たのは「私はこの薬を飲まない方がいいの?」だった

母は完全に私の発言を無視

父は小さな声で「必要なんだから飲め」と呟いた


ちなみに今回の検査で分かった私の視力は

右:1.2
左:0.15
(去年の免許更新で0.3だった…悪化してる…)
というかなりの高低差のあるもの


これは元々で、右目はキープしているけれど左目が少しずつ見えづらくなっている

この高低差は小学校入学前の検査で引っ掛かり、眼鏡を着けて矯正するよう医師から言われたらしい
当時、私は親に言われるがまま眼科を受診し眼鏡を作って使っていたが、詳しいことは分からない

クラスメイトからは「学年のメガネ猿の内の1匹」とヤジを飛ばされる位、当時は珍しく目立っていた

「メガネ男子」
「メガネ女子」
同じ特徴であることには変わりはないのにこの扱いの違いは何だろう

時代か
それなら仕方ない

メガネコンプレックスもあったし(矯正による頭痛と気持ち悪さで数年後にメガネは封印)歳を重ねるごとに「右目が見えなくなったらどうしよう」と右目の失明に恐怖を感じたのは何度もある

だから、今回の異変には「ステロイドを飲んでいる」という事実との相乗効果で、個人的にはなかなかヒヤリとしたことでもある


そんな視覚問題には敏感な私に向かって母からの「めくら」発言

私、そこまで言われる程の悪行を行いましたかね?



*****



この母の話を書こうかどうしようかとても悩みました。

私が今の病気に何となく目安を立てて、色んな方のブログを読ませてもらっていて感じたのが、敢えて書いていない人もいるのかもしれませんが、「周りの人が病気を理解して寄り添ってくれているんだな」ということがあります。

それを私の母には求められません。

持病である持続性気分障害の治療に対して懐疑的な発言を幾度となくされてきました。

そして、これから治療を続けていくしかない状況で、母は私の不安を煽ること、治療を否定する言動をやはり繰り返すのだと思います。

これからこの病気のことをブログで発信していくなかで、そんな母だと分かりながらも、その言葉に何度も傷ついてきた私は、きっと今後も傷つくことが予想されます。

そして、この事以外にも母の問題が現在進行形で動いていくに当たり、その舵取りを私が担って抱えるしかない状況にあります。

それを含めての「私の治療遍歴」になるのかな?と思い書かせて頂きました。







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