一つ前のブログで、VitaminDのサプリメント摂取を書いた。
とは言え、私は医者や栄養士ではないから、
専門外の事を偉そうに書くのは、あまりしないでおこう。
そもそも私は、医者など専門職で常に新しい情報をアップデートしている人以外が書いているブログ、
つまり、その道の専門ライセンスを持っていない人がブログで紹介している健康情報は、全く信じない。
そもそも、そうした情報収集の為に他の人のブログを覗く事がない。
なのに、前回のブログで私は、自分は歯医者だというのに、
VitaminDサプリメントの事をのうのうと書いてしまった。
いや、別に誰かから注意を喚起されたというわけではなくって。
ただ、上に書いてある通り、ブログと言えども、
専門外の事は公の場で気軽に書くのは良くないなぁ・・・と思ってね。
実際私は、とあるサプリメントのNegative Effectで、ちょっと痛い思い?をした事があります。
だから、ブログと言えども、
私の専門職「歯医者」として、
正しいと実証された情報だけを、ちゃんと責任を持って書きたいものだ。
でもここで、一応言い訳的な事を書くと、、、
特にインプラント治療とか、それに矯正治療(インビザライン)もそうだけれど、
歯科治療はとりわけ、「骨」と関連が高い分野である。
それゆえに、骨の代謝とか・・・骨の健康維持とか・・・については、
歯医者は患者さんにも責任を持って、健康な骨作りについてアドバイスする必要性がある
と思っている。
特にインプラントだね、やっぱり。
インプラントは直接骨に埋め込むものだから、その土台となる骨の事を知っておくのは、
技術云々の前の必要最低限事項だと思う。
だから、インプラント手術を普通に患者さんに行っている私としては、
その分野は非常に興味を持って勉強するのも当然だ。
でも、厳密に言うとね、
健康な骨の為に、VitaminDはこれだけ、カルシウムはこれだけ、日光浴はこれだけ・・・などと、
一般的な事項についてをアドバイスすることは出来るけれど、
身体の基礎的な内分泌系、つまり、骨代謝に関与する肝臓・腎臓・副甲状腺・・・といった
内臓臓器に起因する疾患を有する患者さんには、
軽率に私が船頭を切って決めるものではない。
つまり、その場合には、内科医との連携が絶対必要だ。
実はそういう理由が主で、冒頭に書いた通り、軽率に摂取目安なんぞを書くものではないな・・・と思ったのだ。
というわけで、
前のブログで私は、「VitaminDは5000IU/DAYが目安だ」等と書いたけれど、
これは、私が自ら専門家から情報収集して、私の為に決めた数値。
そして、完全に自己責任でやっている事なので、
その辺をこれをお読みの人には理解してほしいな・・・と思っている。
歯の健康もそうだけれど、身体の健康も所詮はやっぱり、
自己責任!!!
時に、遺伝子のいたずらで、そうさせてしまう事も多々実際にはあるかもしれないし、
遺伝子のいたずらには所詮、現代医学は勝てないところもあるわけだ。
でもだからって、はなから諦めてしまったら、
増々散々な結果が待ち受けているだけかもしれないし・・・。
だからせめて、自分の身体や行動には、自分で決めた事に対し責任を持って行っていきたいなぁ~、と思うわけだ。
自分の人生は自分だけのもの(+愛する人のため・・・かな?)だからね。
歯も同じ。
自分の歯が虫歯になりやすくてボロボロ過ぎて嫌になる・・・、などと言って、ケアするのを途中で諦めてしまったら、
結果は、たとえ高額インプラントに入れ替えても大失敗・・・。
そして、挙句の果てに、歯なし総入れ歯生活が待っているだけ。
え?その方が歯を磨かなくていいから楽って・・・???
ま、確かに歯があるから磨かなきゃなんないんだけどね。
でもそういう方は、実際に総歯なしになって、それがどれだけ悲惨か?てのを、
是非体感してみればいいよね。