こういう患者さんにたまにお目にかかります。
口の中に、
キレイじゃないコンポジットレジン充填が、
とてつもなくたくさん入っている人!!
コンポジットレジンってご存知ですか?
虫歯の治療に使われる、
ピコっと光を充てて固まる、
保険で可能な白い樹脂の詰め物と言えばわかりますね!
じゃあ、そんなコンポジットレジン充填のうち、
キレイじゃないコンポジットレジン充填って??
それは、、、
詰めたコンポジットレジンと歯の間に、
段差や隙間があったり、
そんな段差や隙間のところが着色してしまって、
継ぎ接ぎみたいに余計に汚らしくなっていたり。。。
一番酷いのは、
そんな段差や隙間のところがまた虫歯になってしまっているもの。
(↑でもこれ、そこが虫歯になってしまっているの、ほ~んと多いですよ!!皆さん知らないと思いますが。)
こういうのは、詰めて⇒虫歯⇒削って⇒詰めて・・・
の繰り返しになってしまい、本当に悪のスパイラルでしかありません!!
⇊こういう状態ですね。
何故、こんな状態になるか分かりますか?
それは、
それを詰めた歯医者が、
きちんと丁寧に詰めなかったから!!
日本の数千円で詰めてしまえるような保険歯科診療では、
ほぼこんな状態になってしまうと言ってもおかしくありません。
もし、キレイな状態のコンポジットレジン充填を求めるなら、
自費診療の歯医者でやってもらう事です。
そして更に、保険診療のコンポジット充填で悪いことには、
こうしたコンポジットレジンを、
なるべく多くの歯に頻繁に行いたがるんですね。
それはなぜか?
それは、収入稼ぎの為!!
に他なりません。
保険診療の歯医者は所詮、患者さんの歯を削らなければ儲けにならないので、
まだ経過観察でもいいような小さな虫歯を、
この簡単に短時間で治せてしまうコンポジットレジンで、
一気に数本治してしまうのです。
(中には、本当は3本のところを4本と上乗せして計上されている場合もあるかも・・・?!)
そして患者さんだって、歯医者に虫歯だって言われれば、
そもそも治療費も安いからついつい、
いとも容易く「ハイお願いします!」て
やられるがままになってしまうんですよね。
だから、たまにお目にかかるのです。
今までにあっちゃこっちゃ沢山詰められ、
余計に見た目が継ぎ接ぎだらけで汚くなってて、
そして、そこが虫歯になってるからまた更に治療が必要な人。。。
ご自身の歯を、
歯医者の収入の犠牲にしては、
決してなりませんよ!!!
検診の度に、
「こことここは小さな虫歯になっているので、
ついでに今日治しておきますね~」
といつも言われるという人は要注意かも!!
それは本当に治さなければいけない虫歯ですか???
もし本当にコンポジットレジンでの治療が必要なら、
キレイに美しく詰めてくれる技術の確かな丁寧な歯医者か、
保険治療外での治療が絶対にお薦めです。
特に、前歯の表面の場合は、
絶対に保険診療ではやらないで!!!
絶対に後々後悔します。
その前に、治療されないように虫歯を作らないようにすることが
最も大切ですけどね~
Love & Protect Your Teeth