日本でも、
真の歯科治療を患者さんに施す、腕で勝負！な、
自費専門の歯科医院がもっと多くふえたらいいのに…
と、私は思います。
まだまだ、自費専門歯科医院って、
歯科医院の総数からするとごくわずかでしょう？
私たち日本人って、
もともと、とても器用で繊細で、そして頑固でまじめな性格だから、
いい腕を持った素晴らしい歯科医になれる要素ってすごくあると思う。
だから、世界第一線のレベルに引けをとらない素晴らしい技術を持った歯科医師だって、
少なからずいるのは事実。
(ちなみに、そのような歯医者は保険診療なんて一切しません！皆堂々と自費専門院です。）
でも反面、良い腕の要素があるにもかかわらず、
実際の治療に生かし切れていないという歯医者がまだまだ多いんだと思う。
それはなぜかというと、
やっぱり、
安い保険診療というものが、
日本の歯科医療のベースに根強く浸透しすぎているから。
皆さま、安い保険診療の現場では、
真の良い治療というものが実現されない
のが現状なんですってば！
これをもっと患者の皆さまには理解してほしいです。
歯科医療は決してボランティアではありません、
努力して得た高度な技術で、皆さんの悪い歯を治し、
そしてハッピーになってもらっているのですから、
ハッピーになった分だけ技術料という費用を歯医者に払うのは当たり前です。
なのに、日本の保険治療は、
なぜかお国が、随分昔に、
あんなにお安く費用設定をしてしままいました。
私たちが学び得た技術って、それだけの価値しかないのでしょうか？・・・ていうくらい。
だからその結果、それに従わざるを得ない私たち歯科医師は自然と・・・、
１．経営不振の末、潰れる
これだとさすがに話にならないので、多くの歯医者は経営維持のために、
２．とりあえず薄利多売に走る。
つまり、治療の質うんぬんを言っている暇なんてありません。
適当なその場限りの治療で多くの患者さんを回すようになる。
👆これが今の現状ですね。
もしくは、
３．ズルをしてまで売り上げを加算するようになる！
最近では防止策が次第に厳しくなってきているのでしょうか？水増し請求。
やっては実際にいない治療を、やったと見せかけて加算・・・というやつですね。
になってしまっているのですね。
だから、多くの歯医者、こんなことばかりに気を取られていてばかりで、
真の大切なこと、
つまり、
高水準の治療技術を習得して、
質の良い真の歯科治療を
患者さんに提供すること
に、なかなか気がまわらなくなっちゃう。
ホント、よほど気位高く注意していないとね。
だから私は思います。
これからは、
保険診療が当たり前という
根強くある風潮を撤回しなきゃなりません。
これは患者さん側じゃなくて、
私たち歯医者側、
つまり、
そのように変わっていく
先導者の立場にあるのは、
私たち歯医者たちなのじゃないかな？
患者さんの側は歯医者の実情なんて何にもわからないのですから、
安ければよし、みたいな思い込みが、患者さん側から消えるわけがありません。
私たち歯医者は、
良質な、とは決して言えない、
安いから患者さんに喜んでもらえるだけの保険治療を提供する、
偽善的な歯医者でいるのではなくて、
堂々と、真の治療技術提供で私は勝負する！といった、
自費専門の歯科医院に、
もっともっと多くの日本の歯医者が変わっていったらいいと思います。
そんなことしたら、
多くの患者さんに嫌われる、患者さんが来てくれなくなる・・・、
などと恐れているがゆえに、わざと保険治療に頼ったり固執したりしていませんか？
でも、
今現在、日本の歯科保険診療に本当にウンザリしているの歯医者なのであれば、
もう偽善者ぶるのをやめて、
真の治療を提供したい！といった正義感に従ってみませんか？
日本の保険歯科診療崩壊はきっとそう遠い先ではないはずです。
真の技術を提供する自費専門医院が増えていけば、
患者さんたちも真の歯科医療とは何か？
に気づき、そして変わっていくことでしょう。
そのように私たち歯医者は、日本の歯科医療に期待を持ち続けたいです。