先日日本帰国時に何度か気付いた事ですが、
う、この人の口臭ヒドいっ
て思わされることが結構ありました。
しかも、食べ物や生理的な口臭ではなくて、
いわゆる、歯周病や口の中が汚い事に由来する口臭。。
そう、お口の中に存在する嫌気性菌が発する、
あの独特な腐敗臭というか、ドブのような汚臭というか。。。
なのに不思議なもので、
本人はこの臭いに全く気付かないのですよね。
普段から麻痺してしまっているからでしょうか?
ところで皆さん、
これらの臭いは、口の中をキレイに掃除すれば、必ず取れるのですよー‼︎
それなのに、臭うっていうことは、
歯のクリーニングに全然行けていない!という事ですね?
日本では、歯医者は悪くなってから行くものだ、
という固定概念がまだまだ根強くって、
予防のために普段から定期的に通っている人の割合が、他の欧米先進国に比べるとむちゃくちゃ低いのだとか?
確かに…。
普段からむちゃくちゃ歯に気をつけている日本人って、むちゃくちゃ少ないかも…?
そういえば、がたがた歯並びの人をよく見かけない?
肌やファッションがいけていれば、歯の見かけがどうなんて、どうでもいいのかな?
性格が可愛ければ、八重歯だって可愛く見える?
仕事で忙しくて歯どころじゃないよ、でいいのかな?
私は日本人歯医者として、もっともっと多くの人に、健康な歯を維持する大切さと、綺麗な歯であることの重要性に理解を示してもらいたいと願ってやみません。
日本では国民皆保険のおかげで、
皆が平等に最低限な治療が無理なく受けられるように保証されています。
だから、歯医者で1回クリーニングしたとしてもわずか数千円だけでしょう。
最近クリーニングは保険外で行う医院も増えているようですが、まだまだ歯石取りの一環としてのクリーニングを保険でしてくれる歯医者もたくさんあります。
こんなお国、他にはなかなかありませんよ。
しかも、街のあらゆるところにたくさん歯科医院は存在します。
皆さまちゃんとその恩恵をもっともっと実感し、そしてもっと頻繁にクリーニングに日頃から繰り返し通っておいてもらいたいものです。