デリケートな手術をこなさなければならなかったりで、
結構ハードに感じた１週間だったかもしれません。。。
といっても、むちゃくちゃ酷くこじらせたわけではなく、
「熱っぽい」といった程度の微熱と、喉の痛みだけで治まってくれましたが。
今はもうほとんど快方し、明日は朝ランもできそうです。
東南アジアに来て７年たつと、菌への耐性ができたのか、
初めはとんでもなくこじらせていた風邪も、
マイルドレベルでとどまってくれるようになりました。
体がしんどいなぁ、熱っぽいなぁ・・・と感じていても、
その程度であれば患者さんにも気づかれずに平静を装えますし、
また技術的な仕上がりも普段と大差なく行えてしまえてしまえるものですね。
そして自分も手術中はかなり集中するので、
その間は体のしんどさを完全に忘れてしまえるのですよね。
もちろん、終わった後はその分ドバっと疲れを感じてしまいますが。。。
でも、手技がうまくいった後の疲れは爽快感いっぱいですね。
体調が優れないだけでなく、精神的に不調であったりすると、
歯医者という職業は務まらぬ・・・なんて思ったりもしましたが、
プロ根性で案外乗り切れるものです。
そうそう、以前に、私の大学からの親友が天国に行ってしまった時も、
かなり精神的にぼーっとしてしまっていた時期がありましたが、
不思議と、歯科医業を行っている時の方が
ふと忘れてしまえ（気が紛れ）るのですよね。。。
・・・なんて、その当時集まった同級生と言い合ったものです。
歯医者業ってそんなものなのかしら？
というか、どんな職種であろうと、
プロとして仕事をしている人であれば、それが普通なのでしょうね。
あれ～？やっぱり私の人生、仕事中心に回っている？？
いやいや、またクリスマス時期はゆっくりと休暇を取る予定ですけれど・・・へへッ。
というわけで、オンとオフのバランスは大切！ということです。
さて、そんな週の最後の今日土曜日も、結局押せ押せな忙しい午前中となり、
今週もやっと終わり一息つけた～、という今をやっと迎えております。
土曜日は何かと、詰め詰めに患者さんのアポイントを取りがちなこともあり、
少しの遅れが終いには大きな遅れを引き起こしかねない・・・、
そう、今日はまさにそんな状況となりました。
でもね、この歯医者業の難しいところは、
「次の患者さんを待たせてしまっているからといって、
今目の前にいるこの患者さんの手技を、おざならりにすることは出来ない！」
ということ。
待たせているからどうしても気持が焦って、急いでしまいがちになるけれど、、、
それって絶対によくない！！
そう経験を得るにつれて余計強く思うようになりました。
なら、もっと自分の手技に応じた時間の算段を前もってせよ！！
と言われそうですが、
ま、すべてがそううまくはいかない時もあるわけです。
というわけで、今朝もトイレに行く暇もなく、、、
いや、途中で切羽詰まって患者さんに一言エクスキューズして行きましたが・・・、
押せ押せに、終業時間を食い込んだ結果となった、
忙しい土曜午前診療でした。
文句言わずにお待ちいただいた心の広い患者さんたち、
ご理解有難うございました～。
また、終業時刻延長に無言で付き合ってくれる我がスタッフたち、有難う～！
そして、帰りにお昼を一緒に食べようと約束していたうちのイギリス人、
ううん、・・・実は、
彼が一番IMPATIENTな張本人でした！！！
仕事終わって速攻連絡すると、
連絡しても返事もないし、、、もういい加減待ちつかれたからうちに帰るよ・・・
と。
あの・・・、あなた私と同じ歯医者業で、
こういう事態とたまになることは、あなたもよく存じているはずじゃあ？
という、そんな人が
一番気が短かったです。。。
悪しからず。