土曜日の朝目覚めると、iPhoneの画面にニュース速報を伝える表示が。
一番初めに目に入ったのは、オランド首相が非常事態宣言を宣告したというものでした。
そしてそれに引き続き、パリの中心地で集団テロが発生し、多くの市民が犠牲になったと･･･。
ちょうど10ヶ月前のCharlie Hebdo事件の時も、
その異常事態に深い悲しみでいっぱいになりましたが、
またしてもパリで同じようなテロ襲撃事件。
しかも今回は、それを遥かに上回る規模。
昨日今日とゆっくりとした週末でしたので、
そのぶん各国の報道をフォローする事ができました。
しかし、時間が経過するにつれて事件の詳細が少しずつ明らかになってきて、
そしてまた、現場の人々の様子を伝えるダイレクトな内容に、
正直今となっては悲しみで心が疲れ気味かもしれません。
こんな事が起こっていいのか？
パリという、ヨーロッパでも世界でも、最も規模の大きな都市のひとつ、
そして、長い歴史と文化伝統を残すパリ。
平和に毎日を過ごしていた何の罪もない普通の人々が犠牲になるなんて。。。
フランスは、定期的によく訪れ滞在している国の一つですし、
今私はフランス語習得に奮闘しておりますので、
なにかしら、フランスは私の中で思い入れのあり、そして近く感じる存在。
ですので、私にはひとしおズッシリと心に突き刺さる感じがあります。
↑これを読んで、意味がわかようになったのは大きな進歩！BUT喋れませんが･･･
なんせ、大学時フランス語は単位習得に失敗した身ですから。。。(汗)
しかし、深い悲しみと、事件を実行した犯人に対する激しい怒りが溢れると同時に、
他に色々考えさせられる事も、実はそこにはあるんですよね。
1年も経たないうちに2度の無差別テロ事件が起こったフランス、パリ。
なぜ、フランスなのか？パリなのか？
同じヨーロッパでも大きな都市は他にたくさんありますが、なぜフランスで2度も？
芸術の都･･･などと賞賛されるその背景には、
それとは裏腹に、フランスが抱えている大きな問題がありそうです
(というか、あるようですね、色々調べてみますと。)
また、世界中の人々がそのニュースに釘付けとなり、
そして深い悲しみ怒り、そしてそれらをSolidarity!!!と言いながら、
世界中の人たちが同情し同調しています。
でもそれは、フランスはパリという都市で起こったから、特に？
数日前にはレバノンでも無差別テロによって多くの方が犠牲になったばかりだとか。
でもなぜかメディアの目は一気にこちらにばかり集中していないですか？
そんなことを書いている当の私だって実はついさっきまで知りませんでしたが･･･。
確かに、テロが起こったのがパリだから世界規模でこれほど大きくほ報道されているけれど、
こうしたこと、そしてこれよりももっともっと酷いテロや事件が
特に中東やアフリカでは最近まで繰り返し何度も起こってきました。
私たち人間の命は皆平等。どこに住もうと、そのような環境であろうとも。
なのに、どうしても平和な環境に身をおく私たちには、それに目を向ける人は少ないのかもしれません。
今回の事件がこれほどまでに世界で注目されるのは、
パリという本来平和と認識されるヨーロッパの一つの都市で起こったという理由も強いのでしょうね、
でも、最近までよくトップニュースとなっていたように、
たくさんの難民がヨーロッパには流入しています。
そして、その中にテロリストが紛れているというのも事実のようです。
そう考えると、この先ヨーロッパは多くの問題を抱えるようになってしまうのも確かなのでしょう。
長い地球の歴史上、私たち人間はいつもお互いの命を奪い合ってきたのは事実ですが、
今は、中東シリア辺りを拠点とするその集団が、
もっとも反社会的な異常な行為を行っているようです。
いつの世の中も、同じ人間なはずなのに、思想や文化の違いから醜い戦いを繰り返してしまう私たち人間。
そしてまた、怒りや悲しみ、または失望感といったものから、
とんでもない負のエネルギーを生じてしまうのも私たち人間だったり。。。
なんだか悲しい気持ちで一杯だなぁ。
･･･。
パリの報道を追いすぎたせいでしょうか？
確かになぜだか今日は、思いつくままのまとまりのない記事となってしまいました。
自分の気持ち吐き出しメモみたいだわ、これじゃぁ。
もうこの辺で切り上げなきゃ。。。
きっと私の気持ちも、Depressedムードで侵され気味なのかもしれませんね。
いかんいかん!!
明日は月曜だし、もう寝なきゃぁ!!!
そして気持ちも切り替えます。。。
というわけで寝ます。
ではまた明日からよい一週間を。