世界中の人々を悲しませる突然のショッキングなニュース、パリの銃撃事件。
昨日今日と、何かとこのニュースをすかさずフォローしていた私ですが、
今ちょうど、大詰めをむかえようとしている緊迫の時となっています。
さて、そんなフランスはここシンガポールよりも7時間遅れ。。。
そんな土地で暫く過ごしていた私。
つまり時差の影響で、今生活のリズムが若干乱されているような私
いつもはそんなに時差ぼけの被害を被らない私ですが、
なぜか昨夜は違うかったなぁ・・・
いつもの就寝時間に眠りに就けたのはいいものの、
夜中の3時に目が覚めてから、それ以来まったく寝られませんでした～
目が冴えて…。結局、そのまま起きて調べ物や書き物などをし、
おまけに6時前になるとランニングウェアーに着替えていつも通りの10kmラン
おかげで今日は何だか肌の調子もいまいちだし、ゲッソリやつれ気味な様相でしたわ
時間つぶしがてらに書いた南フランスブログ記事も
また完成させたらアップするので、
その時にはその地に興味のある方参考にしてね～
というわけでして、ここまで前置きですが、、、
この記事では、別のテーマでの投稿となります。
そのテーマ、何かと言うと・・・、
日々臨床をこなす街の歯医者として、
経験と知識に勝るものはない!!!
ということをやっぱり強く思う
･･･ということ。
（あ、そして
医療的・人道的良心というのも忘れちゃならない点だな、ここには。。。）もちろん、日々の努力や研鑽というものは、
経験や知識という範疇に当てはめられるだろうし、
また、治療の技術というものもその結果伴ってくるものですよね。
「経験」なんて書くと、若い歯医者よりも年老いた歯医者の方が優秀か？
というのは全くの語弊。
だけれども、まあ、私自身も今になって昔を振り返ってみると、
あの頃はとんでもなく青かったわん･･･
なんて思う事しばしばなわけなんですよ。
皆歯医者は、毎日歯医者業を、
ハードルにぶち当たりながらそれを乗り越えつつ、
つまり谷あり山ありで長年成長しながらやってきたわけです。
だから、そんな経験は、やはり何物にも代えられるものではありません。
ところで、長く日常臨床を行っていても、
自分の今までの経験では、100％の確定診断をつけられない場合や、
自分の言動や技術といったものに100%自信が持てない場合があるのは当然です。。。
(そう自分で書いているそんな私は、まだ実は経験が浅い証拠なのかも～?)
昔、歯科医になりたての若い時は
それを隠してなるべく偉そうに見えるように～
なんて無理な背伸びをしていた時期もあったかな･･･
その理由には、難しい症例なども多く経験していきたいという理由もあるわけですが。
でも今は、自分の知識や経験だけでは確定出来ない時、また自信の持てない時には、
迷わず遠慮なく、
その場で暴露～!!確定させるための時間をもらったり、、、
もちろん、その筋のエキスパート歯医者への即座な紹介です。
そんな時、
自分自身歯医者として一番あり難いな～
嬉しいな～と思える瞬間、それが、
自分よりも経験と知識を多く持つ歯医者と症例検討が出来、助言がもらえるということ、
そして、
よりよい技術で患者さんに治療がなされ、より患者さんがハッピーになること、
です。
時には、訊く相手の助言がいつも正しいとは100%限るものでもないけれどね。
(私は実は、過去にこれが理由で失態をおかした事がある…。ま、それ以来、他人の意見をそのまま鵜呑みにするのもよくないと、自分の考えもかなりの割合で信用する事の重要性も知ったわね。その為にはやはり自らが勉強と研鑽に励むべき。）
でも、概して言うと、
一人の意見よりも、他者なるべく大勢の意見をまじえて、
そして立証されたリサーチ結果（Evidence Based）のもとに、
患者さんの担当歯医者として
自信をもって今後治療の判断を下し施術する。
これが、歯科はさることながら、医療全体の分野で大切ですよね。
というか、当たり前か。。。
(でも実際は、そうした事が忘れられがちになっていることって少なからずあるかもしれませんよ。)
さて、最近も2件ほど、慎重に進めたいケースにあたりましたが、
尊敬をする歯科医にあり難くも助言をいただけ、私としてもより確実性を得る事ができました。
こうした場面で最近では、WhatsappやLineによりレントゲン資料などを送信し見てもらい、
オンタイムでアドバイスをフランクに頂けるようになったというのも助かりますね～
なんだかだらだらと綴ってしまいました･･･
が、ここで最後に、患者さんに言いたい。
以上から・・・、
一人の歯医者の意見を100%鵜呑みにして納得するのではなく、
納得できるところまで、他数人の歯医者に
セカンドオピニオンを求めてくださいね。
ということ。
これが、自分の歯(身体)を守る上では理想のかたちですよ～。
だって、その歯医者さんの言う事、治療の内容って
果たして本当に正しいの？？？
こういう風に患者さん自身でも、
まずは懐疑的な姿勢から始めることだって大切だと思いますよ。
これに関連して、
よく、どこにも歯医者が溢れすぎてどこの歯医者にあたってよいのかわからない。
だから、よい歯医者をしょうかいしてくれ。
ということを聞くけれど、
正直、これってとても難しい質問!!
技術的に上手な歯医者はたくさんいるし、
一般の患者さんよりもそれが誰なのか、歯医者自信の方が知っているのは当然。
だからある程度の事は助言できるかもしれないけれど、
ま、最終的にはその中からは自分で自分に合った納得のいく歯医者を
自分で何件か当たってから選択してほしいな～と思います。
人と人との付き合いというのも治療を進めていく底辺の一部にあるわけなので、
人間的にも合うか合わないかというのも大切ですしね～
というわけでして、
超の久しぶりにデンタルテーマ記事となりました。
何だかこんな事を書くと、
またまた眠気がどこかへすっ飛んで寝られなくなりそうかも？ですが、
またまた明日は元気に、
患者さんの将来の歯が健康でいられることを一番の最優先事項として、公平な立場で歯科医療活動を行っていこう～～～
Love & Protect Your Teeth