やっぱり、
苦手~
に思っている人が多いよね
そんな中、タイトルの通り、
虫歯を削らずに治せるようになったら、
どれだけの人が救われる事でしょうか・・・
というわけで、こちらの記事
http://woman.mynavi.jp/article/140621-101/view/2/
そこからそのまま転載しますと・・・
新しい治療法では、ドリルで削ったり詰め物をせず、歯の中のミネラルの動きを促進させる事で、虫歯が自然に修復することを可能にします。
Sky Newsの取材を受けた、キングズ・カレッジ・ロンドン歯科研究所のナイジェル・ピッツ教授によれば、ミネラルは、常に歯に入り、出るという動きをしているそうです。
しかし、電荷によって、その動きを一方的にすることができます。
「少量の電荷でカルシウムとリン酸塩を戻すことで、歯のミネラルを修正します」と教授は言います。
この方法で歯を治療すれば、従来の「つぎ当て」治療よりも、治療後の歯が丈夫になると考えられています。そして治療費も今と変わらず、2、3年のうちに歯科でこの治療が可能になると見込まれています。
Electrically Accelerated and Enhanced Remineralisationという、この治療方法は、歯のホワイトニングにも使う事ができるそうです。
Reminova社(歯科研究所からスピンアウトした会社)は、装置の開発をさらに進めるために、現在投資を求めています。
こちらはイギリス本国のプレスリリースを翻訳したのものなので、
本国イギリスでの英語版メディアリリースも以下に載せておきますね
おぉ~ 英国歯科界アッパレですぞ!!
でも内容は、日本語翻訳のものと大体同じです。
SkyNews
上のSkyNewsにある動画を観ていただければわかるけれど、
Prof,Nigel Pittsとアナウンサーとの会話で、
歯医者とそうでない人との、この話の内容の理解の差が大きいことに気付きますね~。
会話の後半1/3で、
アナウンサーは、Re-grow
という単語を使っています。
しかし、Prof.Nigelは歯のRegrowとは、もっともっと先の、未来の超越した話であって、
ここでは、Healingを意味する。
つまり、
これは歯を決して再生するものではなく、
修復するものである
との見解を再確認しています。
そうなんですよね・・・。
このように、
歯は二度と、再生はしません
(マウスの歯のように、決して伸びて来たりはしません、と言う意味)
そして、
患者さん(歯医者じゃない一般の人)と、私たち歯医者の知識レベルの差が
あまりにも大き過ぎるなぁ・・・
と感じてしまうことって、私歯医者自身よくあります。
そんなのは当たり前なのだけれど、
理解のズレ?!って、残念ながら感じざるを得ない。
だから、それを防ぐ(改善する)のは、私たち歯医者側の責任と言えるのかな
さて、他に、
英語ですが、こんなのも貼り付けておきますね