「コウノドリ 公式ガイドブック」が明日24日に発売されます。
「コウノドリ」は産婦人科を舞台にしたドラマで、シーズン2が絶賛放映中です。
自分は女優の吉田羊さん、松岡茉優さん、および音楽担当や医療監修の方にインタビューをさせていただきました。
シーズン1が放送されていた2年前は、まさに妻が妊娠中。
展開されるストーリーのすべてが他人事ではなく、主に泣きながら観ていました。
出産で妻が死にかけたことは、ちょうど2年前のブログにも書きました。
それはとても壮絶で、今思い出しても平静を失いかけます。
家族を失う恐怖、帰ってきてくれた安堵、感謝と申し訳なさ、それから赤ちゃんが生まれたよろこび、その小ささ、柔らかさ、匂い、泣き声。
さまざまな感情がグチャグチャになったまま家に帰り、コウノドリを観て、「帝王切開も、立派なお産ですよ」という台詞に救われたのを覚えています。
うちなんて不妊治療の末の妊娠で、そもそも医学の力を借りっぱなしですから。
主人公のサクラ先生は、劇中で度々「助けるよ、お母さんも、赤ちゃんも!」と言います。
シーズン1の最終回でも言いました。
それはきっと、あの時、手術室で、妻を助けてくれた医師たちの言葉でもあったはずです。
ただ号泣するばかりでした。
これほど自分の人生と重なったドラマはありません。
で、現在放送中のシーズン2。
育児鬱や死産など、苦しい話が続いています。
先週は、出産でお母さんが亡くなってしまいました。
でもそれは、涙を誘うためのフィクションではなく、世界中で、そしてとても身近でも起きているリアルです。
だからこそ、助けようと悩み苦しむ劇中の医師たちに心が震えます。
このドラマは本当に素晴らしい。
松岡さんがインタビューで言った「いろいろな人に観てほしい」という言葉は、そのまま私の言葉でもあります(←お前誰だよ)。
『コウノドリ』は、毎週金曜日、22時からTBS系で放送です。
明日24日の放送は、吉田羊さん演じる助産師が主人公とか。
またしても苦しい展開になりそうですが、しっかりと向き合いたいです。
みなさんもぜひご観ください。
そして本のご購入もぜひ。
ドラマエピソードや撮り下ろし写真、インタビューが満載です!