Rotten Apple -35ページ目

Rotten Apple

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[Japan,HipHop]

01.The Arrival feat. JAY'ED
02.Break The Records
03.NOx3
04.Turn Up
05.RGTO feat. SALU, H.TEFLON & K DUB SHINE
06.時限爆弾
07.Butterfly
08.I Don’t Care feat. Crystal Kay
09.ZUWAI
10.Catch Me If You Can feat. KREVA
11.BGM
12.Blind


いまだに根付く気配のない日本のヒップホップシーンは、その層の薄さから一瞬にしてトップが入れ替わる可能性を秘めている。数年間トップを走り続けていたSEEDAを引きずり落とし、"日本語ラップの最高到達点"を提示したのがAKLOの前作「THE PACKAGE」。
その後シングル「NEW DAYS MOVE」のリリースはあったもののAKLOが止まっている間にFla$hBackSKOHHといった新たな才能が現れ、トップの入れ替わり…というよりはトップ不在という状況へと変化した。トレンドの移り変わりが早いシーンにとって2年という期間はあまりにも長い。前作を今聞けば当時の最先端だったビートや過剰なセルフボーストに対し懐かしさすら感じる。そして共にトップを走っていたSALUが今年あまりに暗いアルバムをリリースしたことによってもトップ不在という空気は加速したように思う。
前作から2年も待たされたAKLO第2章。改めてシーンのトップは自分だと言わんばかりにラップのかっこよさを追求したアルバムを作り上げてきた。表面的には難解さを感じさせずに、Rap Geniusを必要とする深みのあるテクニカルなラップを今後のベースラインとするつもりなのだろう。

前作のパンチラインを引用しThe Fugeesをサンプリングした第2章の幕開けを宣言する「The Arrival」。MVも話題のSALUとK DUB SHINEをフィーチャーした「RGTO」、そしてCrystal Kayをフィーチャーした「I Don't Care」という3曲は非常に聞きやすくマスへのアピール力も十分にある。
しかし派手さを感じるのは上記3曲くらいで、彼のラップにフォーカスさせるためかアルバムは全体的に地味な構成となっている。流れガン無視のビート展開を見せる「Break the Record」や「ZUWAI」では、江頭2:50や伊佐坂先生なんていう半笑い感ある引用で全体的に緩急の少ないアルバムの中でも良い緩衝材となっている。そして自身も語っている「時限爆弾」での特殊なライミングは確かにネクストレベルだ(詳しくはインタビューを)。

このアルバムによって"日本語ラップの最高到達点"は再び彼の手で更新され、シーンのトップはやはりAKLOだと再認識させるには十分のインパクトを残した。しかし一点においてのみ疑問が残る。本作を聞き終えても、AKLOは卓越したスキルを持ちシーンのレベルを上げる素晴らしいラッパーだという感想しか残らない。
本作で彼に求められていたのは日本語ラップ最高到達点の更新ではなく、AKLOによる日本語ラップのクラシックだったはずだ。
これだけシーンの期待を背負い、国内トップクラスの製作陣を揃えながらもクラシックを作れなかったことは彼のキャリアにとって大きなマイナスでしかない。次はまた2年後?その頃にはAKLOを必要とするシーンは恐らくないだろう。2枚のアルバムで見せられた景色は待ち望んだ展開とはほど遠い。結果が伴っているからこそセルフボーストはかっこよく映るのだ。





[UnitedKingdom,Emo]

01.Inspire
02.Expire
03.Disappearing Ink
04.Scalene
05.Forensics
06.Dust To Dust
07.Neptune
08.Nostalgia Is A Weapon
09.Ruin Ethics
10.In Memoriam


ZESTONE RECORDS所属UKのPiano 6年ぶりのアルバム。インテリジェンス・プログレシッブ・エモ、またはポッシュ・エクスペリメンタル・エモ。誰かがそんな仰々しいジャンル名を付けたのは、エモというカテゴライズなのは間違いないけれど、そこに収めるにはスケールが桁違いすぎるという思いを持っていたからなんだろう。

まずはMVにもなっている優美な「Disappearing Ink」を。またはアグレッシブなサウンドが好みなら「Nostalgia Is A Weapon」や「Forensics」が良いかもしれない。
スケール感のあるプログレッシブな展開はありつつも、ウェットなボーカルと心をかき乱すサウンドは00年代エモ/スクリーモそのものだ。これを聞けばあの仰々しいジャンル名をつけたくなるのも納得する。SaosinSecret And Whisperに代表される所謂"スクリームのないスクリーモ"は何故この方向に進まなかったのだろう。当時こういうアルバムが出ていれば今の状況は大きく変わっていたのかもしれない。

しかしあの時代ではしょうがないと思ってしまう気持ちもある。ファッション性ばかり取りざたされ、メインストリームから名指しで批判されることも多かった。とにかくエモは嫌われていた。
その流れを断ち切るかのようにエモは急速にポストハードコアやメタルコアとクロスオーバーし、シーンのトップを走っていたバンドは脱エモをすることによって評価された。それらしきエモーショナルなサウンドのバンドを今はメロディックハードコア(叙情系)と呼び、自らエモを名乗るバンドはほとんどいなくなった。

しかしこのアルバムを聞き終わったときにこう思えた。
僕らの青春そのものだったエモ/スクリーモはポストハードコアやメタルコアとの邂逅がなくともこれほどまでにかっこいいじゃないか。

Album Full Stream


▼2014.09.20 / JOINT SOULS vol.29
jsstew
@小倉FUSE

-CAST-
SHIMA
おい、そこの道あけろ
My Hair is Bad
リセット
BEAST
Stew Hedd

■SHIMA
WANNA GO!!
STORY
FUCK YOU
be started
VICE
REWARD
SUNNY DAY
-EN-
colors
USUAL THINGS


SHIMA企画久しぶりに行きました。小倉のライブ自体が久しぶりな感じあって、Stew Heddカタツムリックサインとかで空気を掴んでいく感じとか、BEASTの一切盛り上がらなさとか態度がはっきりしてる安定の小倉でした。
新潟県上越市の日本語ロックMy Hair is Bad噂には聞いていましたがめちゃくちゃ良かったです。前のめりでマイクがずれまくって、もう歌いたいことだらけ伝えたいことだらけなんだろうなって感じるライブ。
久しぶりなSHIMAも最初は大人しく観てたんですけど流れを感じる良いセトリで4人体制になってからは初の「colors」も聞けて、まだ小倉のトップはSHIMAだわって思わされましたね。



▼2014.09.23 / RBB'S "The Ice Age" TOUR
iceage
@薬院Utero

-CAST-
ROTH BART BARON
macro room group
Num Contena
THE LUNARIANS

■ROTH BART BARON
Buffalo
campfire
化け物山と合唱団
蝿の王
氷河期#3(Twenty four eyes / alumite)
よだかの星
氷河期#2(Monster)
-EN-
アルミニウム
小さな巨人
-EN2-
オフィーリア


奮えました。シンプルにライブの完成度のみなら今年一。音源ではどちらかと言うと北欧的な叙情性が際立っていましたが、そこに熱量が加わるとこんなにも壮大で美しいのかと。繊細かつ力強さも兼ね備えるファルセットがもう素晴らしすぎて。特に本編ラストの「氷河期#2」とマイクを通さずに歌った「アルミニウム」はこの場にいれたことのありがたさしか感じなかった。Sigur Rosが生で観れなくてもArcade Fireが生で観れなくても、日本にはロットバルトバロンがいるじゃんとか思ったレベル。近くでライブがあるならぜひ観に行ってみてください。



▼2014.09.27 / ヨコチンロックフェスティバル2014
tinrock
@Voodoo Lounge

-CAST-
多いから省略

■MOROHA
奮え立つCDショップにて
グリコ
ゴールド
勝ち負けじゃないと思えるとこまで俺は勝ちにこだわるよ
恩学
三文銭


MOROHAは観るの4回目なんですけど、なんでいつもあれだけの熱量を保てるのか本当にわからない。期待感からか最初は騒いでた隣の男がぼろぼろ泣いて体も揺らせず歓声も上げられなくなる。
"おれはオリコンもミュージックステーションも諦めてねえぞ。少しも笑って言ってないぜおれは何も諦めてないぜ。そういうやつらが集まってんだろ今日は。違うかい?"。これだけフロアの空気を飲み込んでもなお睨み付けているのはバーカンで楽しそうに飲みながら話してる人たちでした。
吐き出される言葉が重く刺さって内側から体力を奪っていくライブ。初めてMOROHAのライブを観たときからずっと、今一番やばいライブをしていると思うのはMOROHAです。
セッティング中にアフロさんから元気してた?って言われたのだいぶ上がりました。MOROHAはおれのヒーローなので。



▼2014.10.04 / So&Soes ダメだしライブ2014
@黒崎MARCUS

-CAST-
PenGuin!
Raphtel
Flag recollect
Ordeal
θ
The Doberman
IRIKO


九州工業大学のサークルSo&Soesのイベント。時間の関係上OrdealとIRIKOしか観れなかったんですが大満足です。Ordealが始まる前何故か降神が流れてた。Ordealはほんと3ピースとは思えないスケール感ある叙情系で、もっと本格的に活動してオナフェスとか出て欲しいですね最後しくってたけど。いつも「」やってくれないの何故。この日のライブ動画あがってました。
IRIKOは観るの1,2年ぶり。「bei-bei」と「夜を抜けたら」聞けてぶち上がりでした。別格でしたね。マーカスみたいに音が良いとこで観ると明確に実力差が出るんですけどそれでもこの2組は良かった。



▼2014.10.05 / Hard Reality
hardreality
@小倉MEGAHERTZ

-CAST-
d.m.s.a(斜陽+kazuyoshif)
W.F.K
Abyssal(ex-AZMA)
DJ naaaaaoooo(KOKLIFE)
マクマナマン


d.m.s.aというユニットの企画。totokokoレーベルからフリー音源出してる斜陽snarekillsの人らしいですよびっくり。目当てのAbyssal名前変わってからは初だったんですが別バンドかと思うレベルで渋いロックになってました。
ターンテーブルでJukeするnaaaaaooooさんのDJ久しぶりでしたがぶち上がり。3,4曲しかわからなかったんですけど知らない曲で踊らされる方が上がりますね。フットワークをマスターしたい。そしてマクマナマンが鬼でした。マスロックというかインストカオティックハードコアな感じで凄まじかった。手数とうるささが半端じゃなくてさいこうでした。



なんだかんだでたくさんライブ行ってますね。特にロットバルトバロンみたいな話題のバンドが福岡の狭いところで観れたのは本当にうれしかった。今年楽しみなライブは10/19のEspecia、11/29のJuvenile Juvenile、12/6のfula、12/7の王舟ですかね。どのイベントもおすすめなので皆様ぜひ。