Rotten Apple -31ページ目

Rotten Apple

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[Japan,HipHop]

01.前夜
02.教室の隅ホックを閉めた君へ
03.元ファン
04.温度差
05.拝啓アルバイト様
06.くらし
07.命題
08.インストゥルメンタル
09.這うて歌う応援歌
10.果て
11.買い物袋
12.夢をあきらめて現実を生きます
13.スクラッチ
14.慟哭


神戸在住のラッパー神門のアルバムが素晴らしいです。製作に専念するためライブ活動を休止し日常と現実に真正面から向き合い、言葉とアイデアを駆使して作り上げたクリエイティブなアルバムになっています。

観音クリエイションの素晴らしいトラックに乗せられる内省的なラップ。日本語の新しい表現を模索するような言葉遊びと人柄のにじみ出る歌詞。配信なしMVなし試聴なし。音楽の聞き方なんてそれぞれの自由ですが、このアルバムは34Pにも及ぶ歌詞カードを目で追いながら聞いてもらいたいですね。
言葉だけの作品や彼の人間性溢れるメモ、あえて言葉を抜かしたり違う言葉で記載していたりといった仕掛けがたくさん隠れています。情報量が多いので短編集のように少しずつ聞き進めるのも良いかもしれません。
自分でそういう仕掛けに気づく楽しさもあるので、このアルバムについて書くということはどこか小説のネタバレを書くことに近いように感じます。とは言え何の情報もなしに手に取るのは難しいと思うのでちょっとだけネタバレを。

サビなしのピアノループで進む「教室の隅ホックを閉めた君へ」は真っ当に生きることしか出来ない真面目くんへのエール。どこかMOROHA「三文銭」でのMCを思い出します。
曲名通り昔ファンでいてくれた人への率直な気持ちを吐露する「元ファン」。何のメッセージもなくある一日を描写する「くらし」。普段は綺麗な言葉を多用するスタイルだからこそ鋭く刺さる攻撃的な「インストゥルメンタル」。愛する人との日常を描きながらやがて来る別れを感じさせる「買い物袋」。
そして12分にも及ぶライブ活動休止後のリアルな現実を綴る「夢をあきらめて現実を生きます」がクライマックス。短いストーリーと決意に満ちた12分は一切歌詞から目が離せません。最後は飲み会で後輩の愚痴をこぼしながら自らの素直な気持ちを話すような「慟哭」にてアルバムを締めます。

それぞれの曲で明確にテーマを分け、日本語での表現を突き詰めたラップとフィジカルでリリースする意味が詰まった素晴らしい作品集です。11月にはビートからインスピレーションを受けて作詞した、音先の曲をまとめたアルバム「色彩」をリリースするそうです楽しみ。
動画がないのでどうすれば伝わるか悩んだんですが、個人的に良いなと思った歌詞をいくつか載せておきます。どの曲の歌詞かは書いていないので、聞きながら見つけていただければ。


"俺が韻を踏まないタイプ? そう認識する奴ぁ大体 語尾上げたフロウじゃなきゃライムにすら気づかないんかい?
「声」で識別 それは最低限のオリジナル 「歌詞」で分かるそれが必要なオリジナル
"

"バンドのことは忘れてもいいから 思い出してくれたら嬉しいんだが
その曲だけは愛してあげてよ それは昔のあなた自身だ
"

"あなたが俺を忘れようと 俺があなたを忘れようと
あなたにもらった励ましで こっちゃ一生くらいは乗り切れるのです
"

"こうして二人で歩く帰り道 いつしか愛しく思い出すでしょう
過去が思い出に変わるとしたら 悲しみが訪れた後でしょう
"

"リズムと共に近くなる歩幅 どっちか一人いなくなるのなら
日々の意味を問うことの意味を問う 息のある君と日々を生きよう
"

"全身で傷つけ 若い内に苦しめ 思っくそ悩め 何一つ悟んな
「学生時代」なんていってやるよ「ただの過去」だ 子供なのに大人演じ違わず不格好だ
"

"生きていると転ぶから 生きていると丸くなる それぞれに歪だった形 みんな似てくる
想像できるか? 何年後かに君は 彼ら達と肩を並べ乾杯をするんだ
"
友人から「めっちゃ気持ちよさそうなポルノ動画」ってリンクが送られてきて、僕はそういうのまったく興味ないんだけど、全然これっぽっちもまーったく興味ないんだけど、リンクを試しに、ほんの試しに開いてみたら、めっちゃ気持ちよさそうに歌うポルノグラフィティの動画が再生されて本気でキレそう。



人生の恥なんてあり過ぎてBest3とか決められないですけど、中学のとき選抜で出場した平泳ぎ競泳でスタート切った瞬間なぜか勘違いしてクロールで猛泳してしまいブッちぎりゴールするも余裕で失格だったのかなり上位に来ると思います。



さっき仕事絡みでマジメな話してた相手がずっとあいだみつをとやくみつる間違えてて辛かった。「やくみつるじゃないですけど幸せは自分の心が決めるって・・・」「きれいごとなのかもしれないですけど、時々入ってくるんですよ、やくみつるの言葉」。



美容院での定番質問「今日仕事お休みですか?」は会話のキャッチボールを始めるための取っ掛かりに過ぎないので、「休みだから来てるんだ」とボールを投げ捨ててはいけないし、「無職です」とピッチャー返しを放つのはもっといけない。



今日病院行ってお医者さんにいきなり「彼氏いるの?」って聞かれて、よくわかんないけど見栄はって「います」答えたら、1人で貼れないタイプの貼り薬だされた。



恋人と5年同棲してる友達に結婚しないの?と聞いたら『書面とか書類とかの繋がりって必要なくない?イタリアではそんなことにこだわらない人が多いんだってよ』とのこと。え?なんで突然イタリア?群馬県出身のくせに?



職場の先輩に「男は30からって言いますよね^^」って言ったら「それは20代までにいろいろな女性を経験した男が、落ち着きがてら本気の恋愛にいどむときに使う台詞だからな?」って言われて泣きそうになった。



母親からメールで「平成26年10月の総務省が出した人口推計を見ましたか?25~29歳の人口は、男性が345万人で女性が331万人なんだそうです。男性は女性よりも14万人多いですね。さて、どうして私の娘には彼氏ができないのでしょうか?」ってきて、お母さんごめんそれ私が知りたいです。



結婚を前提とした彼女を家に連れてきて両親に挨拶したあと、一家のお墓で今はなき祖父母に二人で報告のお墓参りをして、そのとき彼女に向かって「一緒のお墓に入ろうな」というプロポーズのつもりで「ここがお前の墓場だ」と言い放った故郷の知人が来年結婚するそうです。



横須賀線止まってたせいで湘南新宿死ぬほど混んでる、しかも女子高生が足踏んできたのに謝りもせずに、混んでるから仕方ないでしょ?喚くな豚野郎。みたいな逆に威圧的な目で睨んでくる。目上に対してこの態度。本当に最近の女子高生はツボが分かってる。



「異性の、ぐっとくる好きな仕草を想像してみてください。」と言われると、男性は実在しない女性の仕草を想像するが、女性は特定の男性の仕草を想像することが多いらしい。たしかに、いつも耳をかきあげ上目遣いで僕を見るあの女性は知り合いじゃない。一体誰なんだろう。ちょう会いたい。誰だお前。



毎回毎回、チンチンから生命出す男の人ってすごいですよね。そりゃ脱力感にも襲われますよね。そんな脱力してる時に「寝ないでよぉ~」とか言う女は甘えるタイミングを完全に間違えてますよね。私ぐらいのプロになると存在感消しますからね。私はなんのプロなんでしょうね。



ツイッターをやっていると、たったの全角140字に収められる情報量が英語よりも日本語の方が圧倒的に多いという事実に気付かされるんだけど、じゃあ音楽はどうかというと、メロディに載せられる言葉の分量は英語の方が日本語よりも多くなるわけで、言語の不思議を感じますね。



表現の自由とは「発表の場を奪われない自由」であって、「発表した内容を批判されない自由」ではないのだが、ここをはき違えている人が極めて多い。誤報も含めて放言が許されるとしたらそれはもう自由ではなく特権だろうに。



ずっと好きでいる、ずっと飽きない。 そういうことが、かんたんだと思っている人もいる。 たいていは、若い人だ。 「ずっと好きでいる」ことが、 どれだけむづかしいことか。 それだけをわかるためにも、 それなりの長い時間が必要なのである。



人間が写っていない写真が見られない。文章がない写真集を長時間見ていられない。説明がない展示物は見られない。ボーカルがない音楽が聴けない。誰かが解説していないと、自分の感動が確かめられない。そういう人が多いのだ。



性描写が大人の証だと思っているなんて、非常に子供だと思う。性描写を見たがるのは境界付近の年代であって、所詮弱アダルトでしかない。最も大人を感じさせる創作とは、子供向け絵本である。
by 森博嗣



プロだとかアマだとか論じる以前に、それが互いに誰であれ、不特定多数の人間と関わる場所において「単なる自己満足」ほど迷惑なものはないのです。
by 綾小路翔



彼女の写真を撮るのは、間違いなく彼氏が世界で一番上手い。それを頑張って超えるのがプロの仕事。
by 箭内道彦



たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。引き金を引け、言葉は武器だ!
by 寺山修司

[UnitedStates,ProgressiveMetalcore/Djent]

01.Dreamcatcher
02.Warrior
03.Lights City
04.Our Translucent Forever
05.Moments of Clarity


USの叙情系プログレッシブメタルコアERRAからギターとボーカルが脱退し新ボーカル加入。そしてPeripheryAnimals As Leadersらの所属するSumerian Recordsから新体制での初EP「Moments of Clarity」をリリースということでERRAいこっちゃですね。
ERRAは初作「Impulse」で叙情系ハードコアとジェントをクロスオーバーさせ、前作「Augment」ではその叙情系プログレッシブメタルコアとでも呼べるサウンドをさらにレベルアップさせた傑作を作り上げました。彼らによってこの手のサウンドが完成されてしまったためか、現在のシーンはクリーンボーカルR&B化やニューメタル要素を取り入れる方向へと進んでいます。
しかしERRAは本作でもう一度「Impulse」時代のサウンドを最前線に持ってくるかのようなジェントジェントしたEPを作り上げてきました。

プログレッシブな曲展開とそれまでの空気を一新させるハイトーンクリーンボーカルというERRA印なサウンドは先行公開された「Dreamcatcher」が象徴的。新ボーカルによってサウンドに重みが増したように感じますね、それにしても新ボーカルさん1人くらいは殺めてそうな雰囲気あります。続く「Warrior」ではこれでもかと刻み倒すアグレッシブなキュキュっとジェント。美しい叙情性溢れる「Our Translucent Forever」に到っては序盤で刻みたい気持ちが強すぎて音がついてこれてないですしね?? シンプルな「Lights City」や、幻想的なシンガロングパートを取り入れた「Moments of Clarity」という2曲はわざとらしさを感じる曲展開で少し新鮮でした。
曲単位で触れてはみましたがERRAのアルバムはどの曲が良いとかではなく、一枚を通してERRAの音にどっぷりと浸かってギターとクリーンボーカルを楽しむようなものだと思ってますけどね。

今年リリースされたアルバムの中ではベストな内容ではあるものの、前作で見せられた誰も追いつけないような到達点の更新とはならなかったように思います。しかし彼らはその高いハードルを課すべき存在だし、彼らがそれを更新し続けてくれなければこのシーンを追いかける意味がなくなってしまいます。シーンの先端ではなくなったサウンドを続けても時代遅れと言われず、アルバム的にはベストな内容なのにも関わらず満足されない。本作がやや期待外れのEPとなったことによって改めて彼らはシーン云々で語れない別格な存在だということが証明されたようにすら感じます。