Rotten Apple -30ページ目

Rotten Apple

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■DIZZY「生活感と怠慢」

[Japan,HipHop]

01.かいぶつ
02.フェイスブック
03.ラップすることについてのラップ
04.10%
05.NHK(飲み会は/法律で/禁止にしろ)
06.ゴーカート
07.アタミで休日(KOPERU-ミナミで休日REMIX)
08.ギーク・ライフ
09.タイトルなし
10.夜勤専属コンビニ店員は個性出しすぎ
11.超いいやつ
12.ハナシタイコト

GORGE×RAPなFranz Snakeとの「GORAP EP」や「ANRI」など特殊なアプローチで曲を公開していたDIZZY。本作はそれまでと異なり気を張らない生活感ある曲を並べていますがこれがめちゃくちゃ良いです。
大人という存在を怪物に例えた「かいぶつ」、誰もが思ういいやつについて語る「超いいやつ」、旧友に話しかけるような「フェイスブック」辺りで見せるホワイトな一面は聞いていて清々しい。しかし「ラップすることについてのラップ」のオチや、もはやただのグチになってる「NHK」辺りのユーモアさこそDIZZYの持ち味かなと。日常の出来事をグチりながらいつの間にか聞き手と会話するようなラストチューン「ハナシタイコト」は素直に上手いなぁとニヤニヤしました。
しかしこのアルバム、DLしたのとsoundcloudで曲順も曲数も違うんですがどっちが正しいのか。



■Rhytone「Tenmusu」

[Japan,Electronic]
01.Internet Tomodachi
02.Fruit Killer
03.Imaginary Girlfriend
04.Nyan
05.Yo
06.Funky Hero

world's end girlfriend主宰Virgin Babylonによるトラックメイカーをフックアップする企画でSupersize meと同時にリリースされた本作。Rhytoneの名前はFOGPAKに収録されていた「Fruit Killer」で知ったんですが、本作にもゲームのBGMのようなおもちゃ箱引っくり返し系ビートが収められています。
声ネタがキャッチーなGlitch Hop「Internet Tomodachi」、ひたすらYO攻めのJuke「Yo」、ハイテンションなBreakcore「Funky Hero」と様々なジャンルを取り込んだ飽きさせない構成。SerphHercelot、マルチネ界隈のビートシーンが好きな方はぜひ。



■Lobby Boxer「Lobby Boxer」

[UnitedStates,Emo/Indie]

01.A Perfect Future
02.The Truman Show
03.Headrush
04.Cap'n Gown
05.Fragile Girl

5月リリースなので今さら感ありますが、セントルイスのLobby Boxerセルフタイトル作です。影響を受けたバンドにThe Fall of TroyAmerican FootballCirca Surviveなど多ジャンルな名前をあげているように、少しカテゴライズが難しい音ですね。ざっくり言うなら90年代エモにテクニカルな展開を加え00年代エモのボーカルを乗せたような感じかなと。ボーカルはくどさをなくしたジェラルド(ex.MY CHEMICAL ROMANCE)みたいな感じですしね。非常に聞きやすくエモだけじゃなくてインディーやマス好きな人にもおすすめですのでぜひ。



■The Most「Important Things」

[UnitedStates,MathPop/Jazz]

01.And They Did Go By
02.Campfire
03.A Hundred
04.Carved in the Wood

メンバーにサックスとピアノがいる特殊な構成のマスポップバンド。どの曲もテクニカルながら聞きやすいんですが、サックスが入ってきた瞬間ジャジーな質感に変化するのがなかなか新鮮で良いですね。マスロック女子におすすめです。
マスロックと言えばマスロックウェブジンFecking Bahamasの第2段コンピがリリースされましたね。今回はロシア。1バンドも知らなかったんですが全体的にダンサブルで聞きやすかったです。And So I Watch You From Afarとか好きならど真ん中だと思いますぜひ。



■Count Your Lucky Stars「CYLS Sampler #5」

[UnitedStates,Emo/Indie]

01.Joie De Vivre - At Least I Tried
02.Brave Bird - TMINUSGRANDGESTURE
03.Kittyhawk - Welcome Home
04.Empire! Empire! (I Was a Lonely Estate) - If It's Bad News, It Can Wait
05.Zookeeper - Pink Chalk
06.Free Throw - Two Beers In
07.Warren Franklin & the Founding Fathers - Every Letter and Souvenir
08.Hightide Hotel - Hello Cruel World
09.Ape Up! - 1(800) Wild-Dad
10.Football, etc. - Goal
11.Dowsing - Get Weird
12.Annabel - Always
13.Mountains for Clouds - Thanks for the Dove
14.Rika - Port Dover
15.Two Knights - Dear God, This Parachute is a Knapsack
16.Kind of Like Spitting - Scene
17.American Thunder Band - Spring Break '08 II
18.The Reptilian - DK Mode
19.Calculator - Overture
20.Innards - Maple Bar
21.Prawn - Why You Always Leave a Note
22.The Great Albatross - Roots

Empire! Empire!Annabelらが所属するエモレーベルCYLSの今年のサンプラーが出ました(去年なかったよね)。前述したE!E!やAnnabelはもちろん、今年来日したCalculatorJoie De VivrePrawnも収録されてどの曲も良いですね。ブラックフライデーということでこのコンピ含め全作品name your priceになっていたんですけど、もう終了してしまったみたいです残念。



■その他

Devil Sold His Soul「Time」
[UnitedKingdom,MelodicHardcore]

FOGPAK #11
[Japan,Electronic]

kitty「FROSTBITE」
[UnitedStates,HipHop/Electronic]

M「Twilight」
[Japan,HipHop/Female]

Rare Words「Soul​(​d)」
[Australia,MelodicHardcore]

StudioLama「LamaSampler」
[Japan,HipHop/Internet]

エンヤサン「寄せて上げてLP」
[Japan,HipHop/Pop]
猫箱ただひとつ「作品を語るときになぜあなたは「文脈」を使うんですか?」









おもしろい記事でした。元記事では物語性のある作品について触れられていましたが、例えば音楽のレビューについても同様だと思うのでその視点でちょっと書いてみます。最近こういう話をちらほら耳にしてて、上にあげたツイートは元記事に対する反応ではなくてそれぞれ全く別のことに言及していますがどこか関連性を感じますね。

なんと贅沢な!って感想です。ひとつの作品を音作りから歌詞の内容、時代背景にシーンの流れを把握した上で解釈するのはもうおもしろくないと。そんなこと少し調べればわかるんだからお前にしか言えないストレートな感想を言えと。
こんなことは聞き手の発信力の弱いシーンからは絶対出てこないし成熟したシーンだからこそ出てきた贅沢な意見ですね。

何故文脈を使うのかと言うと、その作品に付随する流れと他の素晴らしい作品に触れてもらいたいからです。それを簡単だなんて言えるのはそれに対する情報が充実しているからですよ。
よく言われていますがヒップホップは文脈を追ってこそ楽しめるジャンルです。ジャンルというよりも文化的立ち位置が非常に強く、ある程度の知識がなければ付随する文化を満足に楽しめません(もちろん音だけでも楽しめますけどね)。様々なジャンルを聞いて誰も知らない良い曲を知っていることがステータスになるという一面もありますし、だからこそ多数の考察やレビューサイトが充実しています。元ネタなんてのは聞いた人のごく一部しか気づかないですよ。
聞き手がみんなご託並べる評論家気取りばかりでストレートな意見が出てこないのではなくて、そういった文脈を使ってレビューする人の影響力が強いからよく目にするだけです。探せば何の根拠もないストレートな意見なんて幾らでも出てきますしね。

インターネットを使って情報を集めている人達には想像できないかもしれないけれど、自分の好きなシーンに対しても無知で自ら情報を取りにいかない(欲していない)人はものすごく多いんですよ。それぞれの点を繋げるために文脈による語りは必要だし、文脈でしか語られていないにしても知識として得られるものはあると思います。ある程度の知識を蓄えればシーン云々でしか語れないもの、シーン云々で語れないものが出てくることに気づきますし、そこにこそ流れで聞くおもしろさがあるように思います(最近だと雲のすみかのアルバムは既存知識が全く通用しないアルバム、逆にShiggy Jr.のアルバムはシーン云々でしか語れない印象がありました)。
冒頭にも書いたようにこれは贅沢な意見ですよ。情報は多ければ多いほど良いし、それをフィルタリングするのは受け手側です。またバンド界隈云々の話になりそうな予感がするのでこのへんで。
Twitterでシェアしたリンクまとめ11月編。



Hi-Hi-Whoopee解散

Mikiki「荻原梓(音楽ブロガー)に訊く、ネット音楽の醍醐味とは?」でのHi-Hi-Whoopeeのライター荻原梓へのインタビューをきっかけとして同サイトの主宰であるハイハイさんが脱退を表明。その他ライターも脱退し、サイトは残っているものの事実上Hi-Hi-Whoopeeが解散しました。CD帯に引用されるほど影響力のあった前サイトの路地裏音楽戦争を消したようにまた新しいことをやるのかなと思ったら、ハイハイさんのnikkiで綴られた心境はHi-Hi-Whoopeeへの強い思い入れと地方民の葛藤が詰まったシビアな内容でした。これを書かれると周りは誰も責めることが出来ないですね。リスナー主導によるウェブメディアひとつの時代の終了ですかね。この件については長々と書くのはセンスないと思うのでこの辺で。



■上原亜衣「REAL(Remix) feat. INCUBUS」


久しぶりにニコラップからおもしろい曲が。AV女優の上原亜衣がSoundcloudで発表したラップ曲の公式リミックス。まぁINCUBUSなんでひどいのが出来あがるのはわかってたんですけどそれにしてもひどかった。下ネタ大丈夫な人だけどぞ。
今月はStudioLamaというサークルが新たに立ち上がったりNogizakaが久しぶりの新曲を投稿したり、キリトって良いラッパーを発見したりと先月に引き続き活動が盛んでした。



■NOCTURNAL BLOODLUST「THE OMNIGOD (album stream)」


デスコアからV系への転向という特殊な経歴を持つ彼ら。12月リリースのアルバムトレーラーと先行で「GENESIS」のMVが公開されましたが本当にかっこいい。V系という括りではなく国内ラウドはもうノクブラに任せても良いんじゃないかと思うくらい。このアルバムを聞くまでは年間ベスト出せないですね。



■Hi,how are you?「3rdアルバム『にこいち白書』CM」


Hi,how are you?のアルバムCM良すぎでしょっていうだけです。しかし今のインディー界隈ほんとにぼくの知る限り一番充実してて、今月だけでもThe fin.の新曲、For Tracy Hydeの新曲、N.O.R.K.のライブ動画(Frank Oceanカバー!)とかとか。今ごろ知ったんですがDATSっていうバンドも良かったです。ここらへんおもしろすぎるのでまとめたいんですけど多すぎるし大手メディアさんもまとめてくれてるので諦めました。



■Chromeo「Jealous (I Ain't With It)」


何故かわからないんですがディスコ/ファンクがまたよくTLに現れるようになりました。しかしどれも良かったのでわかるんですけどね。
クローメオさん名前は前から知ってたんですけどこんなにも今の時代直撃なサウンドだとは思いませんでした。Bruno Marsをフィーチャーという卑怯な手を使ったMark RonsonCherubはタイトル通りのディスコシットでしたね。Duck Sauceも人気みたいですし思ったよりディスコブーム続くのかな。



■ライムベリー「IDOL BEACH!!! in沖縄」


ライムベリーのライブ動画初めて観たんですけどおもしろさしかないですね。「IN THE HOUSE」は「Real Love」ネタだし、「SUPERMCZTOKYO」は「Clap Your Hands Together」ネタだし、ラストの「R.O.D」ではBPM200まで上げるアッパーチューンだし。lyrical schoolは10年代ヒップホップ、ライムベリーは90年代~00年代のサンプリングヒップホップな感じでどちらも良いですね。



■Especia「Mucho GUSTO Especia 2014 Tour in SAPPORO」


今月のEspecia枠。Mucho GUSTOツアーで一番のライブだったと言われているツアー札幌があがってました。今月もぐいぐい動画あがってて、京都インストア神戸インストアツアー神戸(OGのKOBerrieS♪)、ツアー新潟松山のアイドル甲子園とまぁ全部はチェック出来ないボリュームですね。
定期UstがShowroomに変わって見逃してたんですけど誰かがDailymotionにあげてくれてました。映像かくかくだけど推しのツインテがかわいすぎて涙腺崩壊。
せのしすたぁの森永さんによるブログや、Hi-Hi-Whoopeeのライター小鉄さんによるツアーレポや、元BiSのテンテンコ初MV曲が完全に少し前のEspeciaだったりと今月も盛りだくさんでした。



■Negicco「光のシュプール」


今月のその他アイドル枠です。前作「サンシャイン日本海」に引き続き田島貴男のプロデュースとなったNegiccoの新曲めちゃくちゃ良いですね。さいこうのふゆです。UNITのライブダイジェストも良かったです。
Grumble MonsterMarunouchi Muzik Magazineで大プッシュのゆるめるモ!ようやくちゃんと聞いたんですけど「OO(ラブ)」と「たびのしたく」がさいこうに良かったです。出すシングルをことごとく外してくるでんぱ組.incさんは新曲のカップリング「バリ3共和国」が良かったです。ひろしまMAPLE★Sの新曲とか偶然ライブ観れたさんみゅ~もオールドスクールな感じで良かったりと盛りだくさん。



■ナタリー「DJ Deckstream×VERBAL(m-flo)×Shing02「DRESS CODE」鼎談

とんでもない組み合わせしちゃうセルアウト系DJのデックストリームさん鼎談。とりあえず4ページ目がめちゃくちゃ興味深いのでぜひ。少し引用。
"日本のラップシーンだけじゃなく、日本の音楽シーン全体にちょっと足らないなと思うのはファンの正直な意見ですね。向こうのファンだったらすごく好きなアーティストでもダメなアルバムを作ったら、クソって言うじゃないですか。で、次のアルバムでいいものを作ったらちゃんと評価する。だけど、日本は好きなアーティストの作品はずーっと買い続けちゃいます、みたいな。酷評はあまりしないし、酷評したらしたで悪口を言ったことが問題になっちゃったりとかする。アーティスト側もそれに甘えちゃうところが絶対にあると思うし。僕は、アーティストは自分に一番厳しくないとダメだと思うんです。だから、そういうオーディエンスとアーティストとのしのぎ合いっていうのは、すごく重要だと思う。"



■人生かっぽ — 佐藤大地のブログ「「付き合う決め手が、分からない」と言う人へ 一緒にスーパー行って楽しいですか?

もうタイトル通りなんですけど、普通にそこそこ好きな人ならスーパーとかめちゃくちゃ楽しいやんって思います。まぁ内容は置いといて誰かと一緒にスーパー行きたくなったのでシェア。



■おまけ


あーーーーインターネットやってて良かったーーーー!!