気分がイイ | ホワイトマムの急性リンパ性白血病日記

ホワイトマムの急性リンパ性白血病日記

2005年の春に急性リンパ性白血病を発病し、化学療法のみで10年。
「これで病気ともお別れね」と思った矢先のホワイトマムに起こった出来事は!?

10月末


気分のいい日が続いていました。

白血球も4500と普通の状態なので、無菌エリアの廊下ウォーキングの許可が出て、毎日2~3回は行ったり来たり歩いていました。


突然、隣の個室から出てきた奥さんらしき女性に声をかけられました。

「主人が来週から移植をするんです。だから立ち入り禁止になるんです。」

心配のあまり誰でもいいから聞いてほしかったのか、移植して元気になれることが嬉しかったのか・・・その時はよくわからずに「大変ですね」なんて間の抜けた返事しかできませんでした。

女性の表情がやけに明るかったのが意外、というか不思議でした。


翌日、移植前の男性と廊下でバッタリ会いました。

自家移植だそうです。

「お互い頑張りましょう」そう言われて、ちょっぴり胸が熱くなりました。



発病前にみつかった子宮筋腫は、いずれ手術した方が良い、と言われました。

白血病だけでも、いっぱいいっぱいなのに、手術ですか~!?