「あやかしの城」
【発売日】1990年5月25日
【機種】GAMEBOY
こちらも30年振りにプレイしました。
ジャンルはダンジョンRPG。
プレイヤーは織田信長の命を受けた忍となりて、陰陽師「芦屋道満」を倒す。
という物語となっています。
僕のGAMEBOY人生2本目に遊んだ作品です。
ちなみに陰陽師「安倍晴明」「芦屋(蘆屋)道満」はこの作品で知りました。
難易度はそこまで高くなくダンジョン構成も複雑過ぎず、戦闘も割りと力押しでいけたりと敷居は低めです。
今では当たり前になったオートマッピングではなく、「地図」を入手すると自分の周りのマップを確認できる感じです。
探索画面上では自分がどの方角を向いているか表示がない為に、方向を見失うと今自分がどこにいるか解りにくいかな。
地図を持ってなくてもマップを開けば、プレイヤーの向いてる方角は確認できるので大丈夫。
地図を入手するまで自分の正確な位置が解らないというのは、プレイヤー自身の体験としてワクワクする要素でもありました。
何度も同じ道を通ってると、いつの間にか道を覚えてたりして地図を見なくとも位置を把握できるといった体験も。
昔のダンジョンRPGってそうだったなと懐かしく思います。
ダンジョン内とマップは簡素な感じですが敵グラフィックは力が入っていたり、BGMも「あやかしが出る殿」という感じで簡素な音が不気味さを出しつつも戦闘は派手な旋律みたいに「力を入れる場所と入れない場所」が互いにしっかりと活きてていい世界観を醸し出しています。
ちなみに幼少期の僕のトラウマシーン
このエリアで出現する「こそで」というあやかしが出現します。
良い想い出です。
初期ゲームボーイのタイトルは少ない要領、表現の制限の中でゲームを成立させようと作り手側さんのアイデアが光ってる作品が多くて好きです。
エンディングが流れた時、夜中に「ラスボスが倒せない!」って弟を起こして見せてたのを思い出しました。
当時小学校低学年の弟、夜中起こされて迷惑だったろうな~笑
懐かしさに浸りながらエンドロール。
最近のマイブームです。
ゲームボーイ黎明期のダンジョンRPG、興味のある方はぜひ。