ゆるゆるゲーミングおっさん日記

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アラフォーゆるゲーマーおっさんがゆるく気ままに、なんか書きます。
よろしくお願い致します。

【YOUTUBE】https://www.youtube.com/@shin_shin_no_ji

「魔界塔士SaGa」

【発売日】1989年12月15日

【機種】GAMEBOY




僕が本体と一緒に買ってもらって、一番初めに遊んだゲームボーイのタイトルです。

動画では「Nintendo Switch」の「SaGa COLLECTION」にて遊ばせていただきました。


ジャンルはRPG。


そしてゲームボーイとしても初のRPGとなっています。



遥か昔、神々は多くの世界を創りひとつの塔で繋ぎました。

月日は流れ、人々の心はすさみ、世界は荒廃に向かい魔物たちが現れ始めました。

人々はいつの日か塔の頂上にある「天界」に楽園を夢見、天界を目指すようになりました。

しかし天界を目指し帰ってきたものは居ません。

そしてまた一人冒険者が・・・

ざっくりとこんな感じのお話となっております。


主人公たちは塔の頂上にある「天界」を目指し様々な世界を冒険します。
塔の入り口は封印されており、各世界には塔の封印を解く鍵「クリスタル」を守っている魔物が居ます。
その魔物を倒しクリスタルを手に入れ塔のてっぺんを目指すわけです。

冒険者達の種族は

重装備で闘う「人間(男女)」
超能力を駆使して闘う「エスパー(男女)」
モンスターの肉を食べて変身する「モンスター」
から4人を選んでパーティを組みます。

RPGとしては異色で敵と闘うと皆が「レベルアップ!」と成長するシステムではないのです。

「人間」は「HP200」「ちからのもと」「すばやさのもと」などのアイテムを使って成長します。

「エスパー」は戦闘終了後、ランダムで魔法を覚えたり、能力値がアップします。

「モンスター」は戦闘終了後に時々モンスターが落とす肉を食べると別のモンスターに変化する。

成長ルールが種族によって違います。

「エスパー」の成長ルールは、88年に同社(スクウェア)から発売されていた「FINAL FANTASY 2」の要素を含んで後に続いていくSaGa シリーズの礎となっていくんですね。

この魔界塔士SaGa、奇抜で深いシステムもそうですがストーリーも深く今やっても世界観に惹かれます。

悪徳大臣を倒した後の「てめえのようなやつが 1ばんむかつくんだよ!」

悪漢に襲われそうになってる女性を見た時の主人公達の会話「ガルガルやろうといいおんな、どっちがすきだ?」「きくまでもなかろうよ!」

?「これも いきもののサガか・・・」

一部ですが、洒落た言い回しや名言が数多く飛び出す。
これもサガの魅力です。

後、お店に入った時の「なんのようだ!」も好きです笑
なんで喧嘩腰やねん笑

前半の「大陸世界」「海洋世界」の「大地に海に、冒険だ!」という雰囲気から「空中世界」「都市世界」と進むにつれ人間の汚いどろどろした部分、そして悲劇との遭遇、暗躍する影とストーリーも重く暗くなりますが、それに立ち向かう主人公達というヒロイックな展開は熱いです。

久しぶりにプレイさせていただいたんですが、今やっても楽しかったです!

ワンダースワンとガラケーアプリでリメイクが出てますが、ワンダースワン本体とソフトの入手、
ガラケーは通信が必要なら起動できない可能性があるので難しいと思いますが

今だとNintendo Switchで「SaGa COLLECTION 」でゲームボーイSaGa3部作オリジナル(現代に合わせて表現規制有り)をプレイできますので、1989年製の少し毒のある RPGに触れたい方は是非。
きっとまた僕は魔界塔士SaGaを遊びます。

「シー ユー アゲイン!」



「あやかしの城」

【発売日】1990年5月25日

【機種】GAMEBOY


こちらも30年振りにプレイしました。


ジャンルはダンジョンRPG。

プレイヤーは織田信長の命を受けた忍となりて、陰陽師「芦屋道満」を倒す。


という物語となっています。


僕のGAMEBOY人生2本目に遊んだ作品です。
ちなみに陰陽師「安倍晴明」「芦屋(蘆屋)道満」はこの作品で知りました。


難易度はそこまで高くなくダンジョン構成も複雑過ぎず、戦闘も割りと力押しでいけたりと敷居は低めです。



今では当たり前になったオートマッピングではなく、「地図」を入手すると自分の周りのマップを確認できる感じです。
探索画面上では自分がどの方角を向いているか表示がない為に、方向を見失うと今自分がどこにいるか解りにくいかな。


地図を持ってなくてもマップを開けば、プレイヤーの向いてる方角は確認できるので大丈夫。
地図を入手するまで自分の正確な位置が解らないというのは、プレイヤー自身の体験としてワクワクする要素でもありました。
何度も同じ道を通ってると、いつの間にか道を覚えてたりして地図を見なくとも位置を把握できるといった体験も。
昔のダンジョンRPGってそうだったなと懐かしく思います。



ダンジョン内とマップは簡素な感じですが敵グラフィックは力が入っていたり、BGMも「あやかしが出る殿」という感じで簡素な音が不気味さを出しつつも戦闘は派手な旋律みたいに「力を入れる場所と入れない場所」が互いにしっかりと活きてていい世界観を醸し出しています。


ちなみに幼少期の僕のトラウマシーン


このエリアで出現する「こそで」というあやかしが出現します。
この「こそで」の不気味なグラフィックで怖くて、「こそで」が手招きしてる姿を想像してガクブルしてました笑
良い想い出です。


初期ゲームボーイのタイトルは少ない要領、表現の制限の中でゲームを成立させようと作り手側さんのアイデアが光ってる作品が多くて好きです。

エンディングが流れた時、夜中に「ラスボスが倒せない!」って弟を起こして見せてたのを思い出しました。
当時小学校低学年の弟、夜中起こされて迷惑だったろうな~笑

懐かしさに浸りながらエンドロール。
最近のマイブームです。

ゲームボーイ黎明期のダンジョンRPG、興味のある方はぜひ。


「北斗の拳 凄絶十番勝負」

【発売日】1989年12月22日

【機種】GAMEBOY


この前プレイさせていただきましたが、遊ぶのは30年振りくらいかな?


プレイアブルキャラは

【ケンシロウ】

【ハート】

【シン】

【ジャギ】

【ウイグル】

【サウザー】

【ラオウ】

【ファルコ】

【ハン】

【ヒョウ】

【カイオウ】の11名。



今見ると「レイは?」「トキは?」「ジュウザは?」となるかも知れないけど、当時は11人もキャラがいる!と言うのでワクワクしてました。

【操作方法】
←→移動
↑ジャンプ
↓しゃがむ
Aパンチ(ウイグルは鞭攻撃)
Bキック(ウイグル、ハートはタックル、一部のキャラはキック無し)
A押しっぱなしで闘気ゲージを溜め、ゲージMAX時に離すと遠距離攻撃

今回は俺の好きなキャラ「シン」でプレイ。

対ケンシロウ。

グラフィックの書き込みを見るとちゃんと北斗の拳!
そしてBGMもちゃんと北斗の拳!

原作であった、空中で「ケンシロウ」と「シン」が飛び蹴りでクロスするシーンを再現しようと思ったんだけど、「シン」がキック出来ない!?
「南斗獄屠拳」は!?
永らくやってなかったので忘れてたけど仕様のようです。(前述)

あくまでも俺の想像なんだけど、おそらく始めは「シン」ではなく「レイ」として出す予定だったのかも知れないですね。
「レイ」だとしたらキック使わないのも何となくイメージとしてあるし。
キャラ数の問題で削られたのかもしれないですね。

そして闘いが終わると
経験値が入り
経験値が規定数貯まるとレベルアップして能力値が上昇します。
この制度は当時の子供には嬉しかったですね。
そしてこのゲーム、通信ケーブル使って対戦が出来ます。
「対戦アクション」「レベル制」「対戦」と子供が好きな要素が入ってます。
そしてゲーム性としても性能弱いキャラでも「レベルを上げればワンチャンスあるぞ」という形もとれると言うわけです。

対ジャギ。

シンFanにとってはまさにラスボスですよね。
「ジャギ」がそそのかしたが故の「シン」の行動だったわけですから。
そんな「ジャギ」と「シン」は闘う事が出来て更に倒す事が出来ます。
まさに北斗ドリームIFマッチです。


対ウイグル獄長。

「ハート」と「ウイグル」はジャンプとしゃがみが出来ません。
過去にこの2人でプレイした時は、ひたすらBボタン連打しまくってタックルゴリ押ししてた記憶があります。


対ラオウ。

「シン」で「ラオウ」と闘う事も出来ます。
この時の「シン」は「死兆星」が見えていたのでしょうか?
倒すと↑のようにしっかり「一片の悔いなし!」をしてくれます。


対カイオウ。

なんと修羅の国編に「シン」が突入。
「カイオウ」と闘う事も出来ます。
どんな因縁があって闘う事になっているのか、ストーリーの妄想が捗ります。

そして計10人を倒すとスタッフロール。

恒例のテキストミス(✕J-WARK ○J-WALK)
人の手でやる事なので。

そしてTHE ENDとなります。



その後
CONTINUE→レベルを保持して始めから。
PASSWORD→現在のレベリングしたキャラのパスワード表示となります。




当時はゲームハードのスペックも今と比べる遥かに低く、少ない要領で表現しなくてはいけなかった時代。
そんな制限の多い中で様々な工夫を凝らし、北斗の拳の世界観を再現しようとしてくれてた一作ではないでしょうか。

一周のプレイ時間もそこまで長くなく、サクッと遊べレベルアップの要素もあるのでこれからも時々遊ばせていただきます。

ご覧いただきありがとうございました。