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突然
「オーストラリアと
ニュージーランドの
どちらがいい？」と
聞いてきた中学生の娘。
夏休みの旅行の話かな？と
「うーん、、、
”世界一の朝食”と
言われているbillsの本店へ
行ってみたいから
オーストラリアかな～」
と返したら
「違うよ～。
高校留学の話！！(笑)」と。
（失礼しました😅）
（世界一の朝食のイメージ
）
なんでも、高校から
現地校へ留学したいそうで
自分で色々と調べている様子。
留学の夢をイキイキと語る娘を
見ていると…
１年前と大きく変わったなあと
感じたのでした。
１年前の今頃は…
受験して入った中学の校風が合わず
毎日の表情が暗かった娘。
朝になると
「行きたくない…」と
泣き出すこともあり
親としては
「せっかく志望校に入ったのだから
もう少し慣れてきたら
学校生活は楽しくなるはず」と
何の根拠もないことを思いながら
娘をなだめる日々でした。
でも、初夏の頃には
とうとう学校へ行けなくなり
スクールカウンセラーさんと
相談しながら
この先どうするのか
娘を見守るしかない辛い日々に
突入したのでした。
…振り返って思うことは
あの時、思い切って
留まって良かったな
ということ。
娘の様子から
ここは正念場だと腹を括り
「学校はもう行かなくていいから
ゆっくり家で過ごそう」と声をかけ
心ゆくまで休ませたんです。
他のお子さんたちは
今頃、新しい中学校生活を
楽しんでいるだろうに
娘も期待に胸を躍らせて
入学しただろうに
部屋にこもっている姿を見ると
可哀相で胸がつぶれる思いも
したけれど…
でも、何十年と続く人生のうち
ここで仮に１年や２年間
学校を休んだとしても
長い目で見たらどうってことない
これだけ進路の選択肢がある
世の中、必ず良い道が
見つかるはず！
と考えたんですよね。
費やしてきた労力や塾代、
高い学費のことを考えると
胸がチクりとはしたけれど
大事なのは娘の気持ち。
通うのは娘だから、と。
結果的に
本人も納得の上
夏休みの間に
地元の中学へ転校し、
それからは元の快活な娘に戻って
今は運動部に入り
学校生活を楽しんでいる様子。
もし、思い切って
転校していなかったら
今もまだ部屋に引きこもって
いたのかもしれない…
あのとき、留まって
娘なりに自分はどうしたいのか
見つめたのでしょうね。
それが次の前進のために
良かったのではないかなあと
思うのです。
一見すると、不登校の時期は
停滞に見えることだったかも
しれないけれど
大きな視点から見ると
娘の人生にとっては
次に繋がるステップに
なっていたのだなと。
だから
長い人生、
留まっていい時もある。
必ず、あなたにとっても
良い道が見つかるはず。
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