ショップで、ダイワ ハートランド別誂冴掛710AGSというロッドを何気なく振ってみた。
ハートランドシリーズは昔、1997〜1999年製の、ヘビキャロロッドの741H(だったような?)とハマスペシャルのベイトロッドの2本を所有していた。
いずれもマグナムテーパーが特徴のパワーロッドだ。性能と使い心地は申し分なかった。
しかし、いつからか、シマノリールが好きになり、最近のダイワ製品から少し離れていた。
冒頭に戻る。
振った感想は、こいつはスゴイの一言。
適度な張りとマグナムテーパーから一新、細めで肉厚なバット、とはいえ軽い。
何より目につくのは、AGSガイドとガイド位置。
リールと1番下のガイドの距離が、他のロッドに比べて異様に近い。
AGSガイドだけでも感度は高いが、さらに感度を上げるためのセッティングらしい。
そしてPEラインをメインの仕様となる。
ただ振るだけで、ロッドの凄みが伝わってくるので、購入を決めた。。
そして、ここ数年、取り組んでいた7ft半〜8ft前後のロングロッドで、PE0.6号を使用し、他魚種混じりの難所でのメバリングにおいて、更なる上を目指せそうだ。
ロッドのスペックは申し分ない。↓
早速PE0.6号を巻いて実釣。
ラインはデュエル アーマードF+プロ ロックフィッシュ0.6号。リーダーはフロロ1.75号。
リールは型落ちのヴァンキッシュ2500SHG。
お安く手に入れたが、ロッドと同じタイミングで、散財した。。
相性も良く、めちゃくちゃかっこいいから良しとしよう。
↑2gのジグヘッドを使用、感度は他ロッドのPE0.4号と変わらない。底もとれ、カツンとした当たりも感知。
ガイドの内径も小さ過ぎず、糸の抜けも良好。
遠投を犠牲にして、感度重視のガイドセッティングとの事だが、他と比べて特に飛距離に大差は無い。
↓小さいけど久しぶりのベッコウゾイ。
強風につきジグヘッドは4gに変更
4gになると警戒されたが、ショートバイトも見逃さない食い込みの良さもある。
日を改め、場所変更、テトラ帯へ。
小さいアジが多い。↓
このサイズ、余裕で感度が取れる。
↓金ピカメバルで金運アップ。
ぼちぼち夕暮れ、良型が出始めた。
ロッドも派手過ぎず、メバルとの色合いが良い。
27㎝くらいの良型。
↓このサイズが連発。
ロッドは弓形になるが、強いバットパワーの安心感もあり、かなり楽しい。
↓27㎝ちょい、かなり引く。
このサイズでも抜くことは可能だが、
口切れが可哀想なのと、足場が悪いので、ネットでランディング。
↓更に良型28.5㎝
今回のフィナーレだ。引きも本日最強。
ショートバイトが多い中、メバルの大物特有の吸い込むような当たりをとらえ、竿先を送り込んで食わせる事が出来た。
ティップは絶妙な柔らかさと適度な張りがあり、煽る程度で、フッキングも決まる。
魚を掛けると、基本は先調子から、魚の引き具合にて、パラボリックで胴まで綺麗に曲がる。
バットパワーはバスロッドだけに強いので、尺メバルに近いサイズも容易に浮かせられた。
ハートランド別誂冴掛710AGS、これは竿の進化を久しぶりに感じたロッドだった。
弱点は高価な所。。
昨年ノリーズロックフィッシュボトムパワーオーシャン RPO711LS2で、PE0.6号でのメバリングの課題は完結したと思っていたが、ショートバイトの時は、たまに弾く傾向はあった。
やはりアイナメをターゲットにしているロッドだけに、強い釣りに向いているので、それはそれで、遠浅のゴロタエリアなど、さらにハードな環境でのメバリングに活躍できると思う。
同様に細めの厚巻きで、ロッドパワーは、ハートランド以上に強く、安心感もある良いロッドだ。
ノリーズパワーオーシャンシリーズは何種類か気に入って追加しているので、後で記事にする予定です。
明るいうちに釣れたアイナメ↓。
結構竿は曲げられる。
こういうのはロックフィッシュボトムRPO711LS2で釣りたい。
今まで、色々検証してきたが、道具は、
やはりその場に合わせた使い分けが、ベストなのだろう。
とはいえ、ハートランド別誂冴掛710AGSは
一軍確定となりました。👏
↓美しい魚とそれを引き立てる道具達。
魚との絵面も参考の一つとして、増え過ぎたロッドも整理していかなくては。。