勝手に3連休、2日めは浅草橋へ。
『小倉充子 夏きもの展』を見に行くのだ。
久しぶりの浅草橋は、
そうそう、こんな街だったっけ。
せっかくなのでランチでも食べようか、と
駅から10分ほど歩いて『ビストロ・カンパーニュ 』へ。
曇り空なのに蒸し蒸ししていて、汗ばむような陽気です。
中は下町ならではの気さくなビストロ、という雰囲気。
暑いので、まずはシャンパン!
料理は前菜とメイン、デザートとお茶のつく
2,100円のコースにしてみました☆
前菜は鶏レバーのムースをチョイス。
レバームースの盛りが気前のいいこと!
薄暗いのでうまく写真が撮れてませんが、、、
メインはお魚にして、メダイのポワレをバターソースで。
メダイがぷりっぷりで美味しい!
つけあわせの野菜もたっぷりで、
デザートはシャーベット2種にしました。
最後にホットコーヒーを。
シャンパンやワインがもう少し安いと、
昼間っからガブガブ飲めてもっと楽しいんじゃないかしらん?
おなかがいっぱいになったところで、
本来の目的地へ。
江戸型染作家・小倉充子さんの展覧会には
去年初めて伺ったんだけど↓
江戸の風俗をあしらったセンスのいい作品が多いので楽しみ。
今年の会場は柳橋にある『lucite gallery 』。
市丸さんという芸者さんのお住まいをギャラリーにしたものらしい。
ということは、柳橋の芸者さんを水揚げしていたという
私のご先祖さまも、この辺をうろうろしてたのかな、
中を覗くとこんなカンジ。
1階には主に着物が、
2階に鼻緒や手拭いが展示されている。
作品を写真でお見せできないのが残念だけど、
モチーフの選び方も構成もとてもいい。
この日もそんな小倉作品のファンとおぼしき方が
たくさん詰め掛けていた。
私は着物を着ないので、手拭いを1枚いただくことに。
これは『瓢箪鯰』というタイトル。
色も構図もとっても好みの1枚だ☆
(アイロンをかけないまま撮影しちゃいましたが(汗))
昔の一軒家らしく、中心に細い廊下が通っていて、
みしみしいわせながら歩いていく。
戦後すぐに建てられた家だそうだが、
市丸さんが大切に手入れされていたのか、
温もりがあってほっとする雰囲気。
いいなあ、こういう空間。
作品が展示されているので、写真を撮るのが憚られたけど、
2階に上がると、目の前に隅田川が見えるテラスで
納涼がてらお茶が飲めたりもする。
テラスから振り向いてみるとこんなカンジ。
中がギャラリーとして使われているスペースです。
両国の花火大会の前には、“川開き”と称して
年に3日間だけ『笑月庵』という料亭になるらしい。
最近、東京のアートスペースが
下町や秋葉原あたりに移ってきていると聞くけど、
こんな素敵な場所があるのね~。
浅草橋のそぞろ歩きは、思いがけず楽しかったのでした☆