氷河期世代って | 親父は大輪の花を咲かせるぜ!

親父は大輪の花を咲かせるぜ!

子どもたちに捨てられた親父の第いくつだろう?の人生の始まりです。男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲くと言われていますが、蛆どころか大輪の花を咲かせてやるぜ!と意気込み頑張っていきます。 令和2年12月

物流の2024年問題。

そして、団塊の世代が後期高齢者になる

2025年問題。

 

現役の負担がさらに増えてくる。

と「花咲くいろは」

を観ながら、ブログを書いている。

今見ているのは、巴さんのお見合い話の回。

結婚、結婚と言われて、このまま仕事をみたいな。

結果、典型的なギャグ回に。w

 

私が就職した時は、氷河期第一世代。

バブルは崩壊していたが、まだ2000年の

あの苦しさとは違い、中小ながら一部上場企業に

入社できた。

まぁ、超絶ブラック企業(建設業界はそれが当たり前)

だったが、東京で働くという貴重な経験もできた。

しかし、その会社も倒産する。

大学の友人から電話が沢山あった。

ニュースにもなったしね。

 

協力会社の警備も紹介されたが、20代で誘導棒

振るのもなぁと。

当時は自動車とバイク以外の免許もなく、

とりあえず何かの仕事にと思ったが、全然だめだった。

なので、看護か介護かと思い、

看護師の従姉妹の同僚(男性看護師)から

話を聞いて、やれることが多い看護師を選んだ訳だが、

准看護師の養成校に通いながら働いている時も

看護師の学校に通っている時も

やっぱり、待遇が結構悪い。

学生で働きながらだったのだが、ハローワークは

適当だし、このまま免許を取っても就職できるか?

 

私の場合は、母のお得意さんの娘さんが

看護師で、

「男の子だったら、きちんとした大きな所に」

とのアドバイスを受けて

今の病院に就職した。

 

看護学校時代の友人たちは、待遇だけではないが

色々な理由で転職をしている。

 

不規則な勤務が続くが、この病院は残業が

殆どない。

サービス残業だらけの前の会社とは大違い。

おかげで、資格の勉強なんぞできた訳である。

 

たまたま、選んだ職業と勤務先がそこそこ

合っていたという幸運のお陰で、

能力以上の成果を得られていると思う。

 

でも、一度レールを外れてしまった人間に

世間は優しく出来ていない。

 

私の能力を考えると少しでも選択肢を

誤ったら、養育費や仕送りなど言っている

場合ではなく、実家に寄生し、

仕事も満足に出来ない引きこもりに

なっていた可能性も高い。

 

私よりも能力が高くても、レールにも乗れなかった、

自分が悪くないのに外されてしまい、

再び乗ることが出来ない人も。

 

愚痴れば、団塊世代にこき使われて、

団塊世代の面倒をみて、

自身らが、高齢者になるときは支えてくれる人なし。

 

上がる、税金に社会保険料。

親世代と同じことをしようとしたら、凡人は破産。

何とも世知辛い世代なんだろうと思う。

若ければチャンスもあるのだろうが、

世間一般にこの世代の歳での転職は

困難で、一般的なスキルでは、

年収は落ち、下手すれば非正規に転落。

 

今はそこそこ暮らしているが、未来はどうなのか?

未来の心配が出来るのは今は幸せなのだろう。

 

 

 

この方々と比べると、運がいいと。

これが逆なら目も当てられないけど。