仕事中の不意打ち

今日、デスクで仕事をしていると



突然、不意打ちで、私のマネージャー兼クリエイティブ・ディレクター、アンドリュー（通称：Kuma chan）がやってきた。 




『Piroko、ちょっといい？』と、仕事の話を始める。




手を止める私。



ド、ドキドキ。  （←私の心臓の音）



話の間、チラチラとパソコンの画面を気にしてしまう私



…。



アンドリューが話を終えた後、「じゃ、よろしくね！」と立ち去って行き、



「ああ、良かった！バレなかった！！！」と安堵する。



なぜなら…。



私のデスク上にある、２７インチiMac　↓

それにドカーン！と映し出されていたのは




















「ズボラに節約！卵としめじの中華あん。

：クックパッドレシピより」。




あぁ、危なかった。  



アンドリューが「ちょっとあのプロジェクト見せてくれる？」とか言いながら、私の居る画面側に回ってきた場合、



どうやって一瞬にしてこの「ズボラに節約！卵としめじの中華あん」を隠そうか、必死で考えてたけど、何とか免れたわ！



…　この５分後、



「あっ、でもアンドリュー日本語読めないんだった～はは～」と気づき、



しかしその直後に



「うっ、でもどっちにしろ料理の写真でバレバレじゃんか！」と一人ツッコミを入れたのだった。



…は？そんなことより仕事しろや。という声が聞こえてくるので、今日はこの辺で。（←逃げ腰）

ジェントルマン達

今日バスの中でハッとしたこと。



欧米男子達は



老いも若きも関係なく



バスなど乗っていると、女性優先で、すぐに席を譲ってくれる。  



日本だと、お年寄りや体の不自由な方以外は、勝手にしやがれって雰囲気だし



健康であれば、男の人が座れずに立っていようと、女の人がそうであろうと、あんまり関係ない。



が。



こっちのバスや公共交通機関だと、女の人が立っている場合、すぐに自分の席を譲ろうとする男子達が出てくるのよ！！



私も、若い人～おじいさんにまで「どうぞ座って！ 」と席を譲られた経験あり。（←照れるな、おい）



さすがにおじいちゃんから席を奪い取るのは気がひけるが、やんわり断ると



『いいの、いいの！ 』とか、『私は次のバス停で降りるから大丈夫！  』と言って、



こちらが返事をする間もなく、席を立ち上がってくれたりなんかしてね、断れなくなるの。



ジェントルマン達いいねぇ、優しいねぇ。  



…それに引き換え



何があっても自分達の席に居座り続け、「席を女性に譲る？体のどこも悪くないような相手に？なんで？知らんな。」という雰囲気で



決して立ち上がることのない、アジアから来たらしいアジア人留学生達。 



こういう現場を目撃する度に



「ああ、



今日も



女性の心が欧米人男子達に奪われていく。



無念、アジア系男子達よ。  」



と思わずにはいられない。

ヨーグルト

最近、シアトルでめっちゃ大人気のヨーグルト屋さんがあるので


今日はちょっとそれについて宣伝してみようかと。



夏～初秋の間の毎週木曜日。うちの会社の周りにはFarmer’s Market（ファーマーズ・マーケット）というマーケットが開かれていて


歩道にずらーっと並んだローカルなお店から、花を買ったり、新鮮な野菜を買ったり出来るようになっていた



夏の思い出。↓

その中に、ELLENOS(エレノス)というグリーク（ギリシャ）・ヨーグルト店も入っており。



同僚のアリちゃんが、『私ヨーグルトとかそんなに好きじゃないのに、これは激ウマ食べ始めると止まらん！  』って毎週私の隣でスプーンをぐるぐる回しながら言ってたわけよ。



興味を引かれたので、私もある日一緒について行き、噂のヨーグルトを試してみることに。  



ヨーグルトにあまり見えないディスプレイ↓

季節感のさほど無いアメリカでも、季節ものを大切にするマーケットの精神。ヨーグルトも、季節によってフレーバーが変わるようだ。



夏にはパッションフルーツやマンゴーが人気だったのに、秋になると感謝祭も近いとあって「パンプキンパイ味」とか「マリオンベリーパイ味」などほっこりした秋ものが人気



ここのヨーグルトはあり得ない程のクリーミーな質と口どけが有名で、ふわふわなのに、超濃厚！



スーパーなどの既製品と比べると「全然違うんだぜぇ!」と大声が聞こえてきそうな程にスペシャルな代物、となっている。




大概の味を味見してみて(←試食させてくれるよ)、「ちょっと私には甘いかなぁ」と思うので、私はいつも「半分プレーン(無糖)&半分フレーバー付き」、を一個の容器に入れてもらう。

容器は全部で４種類の大きさ。これは一番小さい「持ち歩き用」

同僚アリちゃんのお気に入りは常に「マリオンベリーパイ」。パイのクラストだと思われる、ザクザククッキーみたいなのが入ってくるの。



私はレモンと、この間ちょっと疑いながら初挑戦してみたラテがオススメ  



コーヒーの街シアトルにおいて、コーヒー味は欠かせないのか、ラテ以外にもエスプレッソ味やチャイ味を週替わりで見かけた。



ラテ味のヨーグルトは、ティラミスみたいで美味しかったわよん



会社の周りのFarmer’s Marketは季節限定なので１０月末に終わってしまったが



観光客でごった返すダウンタウンのPike Place Market（パイクプレース・マーケット）や



インターナショナル・ディクトリクト（チャイナタウンがある）の宇和島屋に、このヨーグルト屋さんは入っております  



ヨーグルト屋なのに行列が出来るほどの人気ぶり。久しぶりにアメリカで並んだわ。

シアトルにお越しの際にはぜひ試食を！

眼の病

今年、超不健康運、大感謝祭セール１２０％を展開中の私



歯医者通い、アレルギー症状、風邪引き、と今までの平穏な運気を覆すかのような勢い



そして今週



生まれて初めて眼の病…　ものもらいが出来ちまった。



多分、汚い手で目を擦ってしまったのが原因かと…。





突然目に違和感が出てきて、「あれれ。なんかちょっと目頭のあたりが腫れてる！？」となり、そこから時間と共に多少の痛み＆痒みが勃発。  



瞬きするたびに目がゴロゴロする…。瞼も赤くて腫れてきた部分が。  



一日中パソコンの前に座る仕事が職業だし、何といってもビビリな私は「目に何かあったらどうしよう！？」と始終ドキドキ。



「うぅぅ…神様、あの時はごめんなさい。もうしません。  」と過去の黒歴史を懺悔しながらうな垂れていると（←困った時だけ懺悔。全然人間が出来ていない）



『早くお医者さん行っておいでよ！』と会社の皆に押されたので、



この日はオフィスを２時間早く出て、速攻で予約を入れた眼科医へ行ってきた。  （←アメリカだと、予約無しで行けるところなんてほとんど無い）





色々眼のチェックをされて、担当になった日系５世だというMatsunami先生に診てもらうと



『ものもらいだね！みんなよくなるよ～！  』と意外とアッサリ診断された。



ちなみに、英語で「ものもらい」は「Stye（スタイ）」というらしい。



病気のくせにちょっと響きがカッコイイのがムカつくじゃないか。 





Matsunami先生によると、絞ったタオルをレンジでチンして、腕に乗せても熱くないくらいの温度にしてから、目の上に１０分くらい置いて温湿布をするのも良いらしい。



そんでもって、その時先生に、



『温湿布は１日２回程でいいんだけどさぁ。



日本人の患者さんに言うと、みんな大抵、何故か張り切って、一日４回も５回もするんだよね！



２回でいいって言ってるのに！なんで！   』



と念を押されたため、私の温湿布ルーティーンは、４回やりたくても我慢して２回にするぞ、と心に誓い、



先生にもそう言ったら、笑われた。 



先生は日本語は全く話せないようだが、アメリカに渡ってきた曽祖父母が西日本出身だと教えてくれたので、ちょっと親近感を抱きながらクリニックを後にしたのだった。  





結局、処方箋をもらったので、近所のドラッグストアで抗生剤入り眼薬を買いつけたよ。１日４回、１０日程続けないといけないんだって。    



昨日は夜に目が痒くて、テレビ観てたら居ても立ってもいられず（痒みのせいで）、「うぉぉぉぉー！」   と言いながらキッチン大そうじして気を紛らわせ、



彼氏のColey Coleに腫れた目の写真を送りつけ



『可哀想なヌードル  ！（←私のこと）』と言われたが



今日はもう、大分目の調子が良くなってきたから安心～



ああ、良かった 



ありがとうございます、Matsunami先生


これはやはり。。。


我慢して２回しかやらなかった温湿布の効果でしょうかね！！！



みんなも、目の周辺を触る時には、面倒だと思っても手を綺麗にしてから…だよ。気をつけるべし。  

Kuma chanからのメール

私Pirokoがヘッピリ腰気味で毎日働いている、Kindle Reader Team（キンドル、リーダーチーム）



うちのチームのボスは



クリエイティブ・ディレクターのアンドリュー通称：Kuma chan



ちょっと日本語の分かる同僚のアリちゃん（←すぐ隣の席）と私が



アンドリューの長身と大きめの幅＝クマのようだ、ということから名付けてみた。（←本人には内緒）



「身長１９０cmくらいのくまモンから、「のほほんさ」を５０％引いたくらいの方」を想像していただけると丁度良いかと、えぇ。   




そんなKuma chan、平社員のPirokoなんかとは格が違うわ！と言わんばかりに、マネージャーとして毎日大忙し！。 （←実際言われてないのが唯一の救い）



毎日カレンダースケジュールが埋まりまくっている、超多忙な彼だが



今朝、チームのみんな宛にメールを送信してきていた。



内容：


『チームのみんなへ。 



うちのチーム専用ミーティング•ルームへ入るドアに付いてる、秘密コードが変わりました！新しいコード番号はxxxxです。



他のチームの人と勝手に情報交換をしたりしないように。



あと、チーム用に最近、新しいiPadやらNexus（Android携帯＆タブレット）やらを購入しましたが、黙って勝手に家に持って帰らないようにね！



この子達はオフィスから出さないで欲しいので、仕事で家に持って帰らないといけないな～という場合は、事前に僕に話をしに来て下さい。



その他、電子機器に関するルールとして．．．（中略）．．．ということです。



質問があれば僕に聞いて下さい。



追伸：


新しいチームの言葉パスワードは、
「フワフワうさちゃん 」です。



新しい秘密のチーム握手の仕方は、
上、下、止まって、下、下、離して、クルクル回る、指切り、飛んで、飛んで、ハイタッチ！  です。



よろしく。



アンドリューより』



ふ、フワフワうさちゃん……か 



新しい握手は、覚えるまでしばらく時間がかかりそうだわ…　  



なーんて。



信じた人がいるかどうかは不明だけど、うちのチームには残念ながら、「言葉パスワード」も「秘密の握手の仕方」も存在しないんだYO




今日の気付き：

クリエイティブ・ディレクターからのメールには、やはり多少クリエイティブなひねりが入ってくる。