やっと手に入れ聴けた宇多田ヒカルのアルバム。
「とと姉ちゃん」の主題歌だった「花束を君に」を初めて聞いたとき、
泣きそうになりました。
とと姉ちゃんは4回くらいしか観ることができなかったのですが、
主題歌を聞くたびに泣きそうになる。
どうして、こんなに心に響くのか…そんなふうに思っていたら、
この曲は宇多田ヒカルの母、藤圭子さんへ向けた曲だったという話を聞き、
なんだかわかる気がしました。
彼女が人間活動中に、自ら命を絶ったお母様への想い・・・
《愛おしい人愛おしい人どんな言葉並べても君を讃えるには足りないから》
「涙色の花束を君に」
で歌詞は終わるのですが、とても切ない気持ちになるのです。
今日は茨城の母の病院へ。
入院して、もう6年が経ちました。
できるだけ月に1度は帰り、母には顔や手・足の
ウェルネス・タッチケア®をしています。
切ない想いはありますが、生きていてくれるからこそ
こうして母に触れてあたたかさを感じることができます。
産んでくれたこと、育ててくれたこと、感謝の想いに溢れます。
母との時間は、私にとっての原点回帰の時間。
余計なものがそぎ落とされ、本当に大切にしたいことが
明確になり、忘れていた大切なことをもう一度思い出せる
大切な時間です。
私もこうして母となりましたが、娘として母を想うと
またさらに子育てという一大事業は、本当に大切なのだと
思います。
切なくも、あたたかい、良い時間を過ごせました。
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