支援する専門職の学びの場も提供しています。
その彼女たちと個別セッションをすることも多く
一人ひとりと向き合う中で、はっきりと感じることは
「悩んだ経験が、自分を育む」
ということです。
相談の内容は様々です。
具体的な健康教育の企画やプログラムについてや
保健指導の具体的な事例
職場の人間関係
今後の自分のキャリア
恋愛のこと
家族関係や子育てのこと・・・
など多岐にわたります。
保健師や看護師は、人生の困難に立ち向かい、悩む人を
サポートする仕事です。
その仕事をする人が、自分自身も悩み、痛みを味わった経験が
あるかどうかは、相談にのる立場として、人としての深みや幅を
育むのだと思います
それは、どんな経験も、自分を育むということ。
だから、彼女たちにいつも言うのは、
日常を大切に、いっぱい考えて、悩んでいくことは
とても大事なことということ。
悩まない、考えない、ずっとうまくいっている人は
グングン進んでいるように見えますが、
悩みや痛みを持つ人にどれだけ心を寄り添って支援する
ことができるだろうか…と私はそう思うのです。
自分の体験や経験はすべてではないです。
でも、悩む内容が同じでないとしても
悩んで苦しい想いでいるその気持ちに寄り添うことが
できるのではないかと思うのです。
今、何かを抱えて悩んでいるのだとしたら、
それは今自分をもっと成長させている貴重な経験なのだ
と思って欲しいです。
私も、いつもそう考えながら、日々悩みと向き合ってます。
ひとつひとつ、乗り越えて
人としての器を大きくしていきたいですね。
【現在募集中の講座】
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