↑前回の話
激痛のなか、
病院へ到着
夜間インターホンをおして病院のなかへ。
しかし…歩けない。
陣痛2分間隔のそのあいだを待つのみ。
私が入口でおろしてもらい、そのあいだ、夫が車を停めてきてくれた。
しかし現れた夫…
手ぶら…
なんで!?
陣痛バッグはどうした!?!?!?
この時のために準備したグッズはどうした!?!?
私、車降りた後、いうか悩んだ、
バッグ忘れないでね、と。
いやでも言わなくてもわかるよね?と思っていた。
しかし手ぶら…
絶望。
バッグはどうしたの?
と聞いたら、後でいいかなと思って!と。
後なんてないよ
今だよ必要なの
いつ取りに行く暇があるのよ
夫にとってきてと言うも、夜間外来でその時だけドアを開けてもらったので、すでに中からも出ることはできず。
しかたなく、エレベーターで上がって、受付?ナースステーションのようなところへ。
体温体重血圧はかってください!
この同意書記入してください!
…この同意書、今ですか。。?
内容も初見のやつ〜…
陣痛で立つのもむずかしい時に、
体温体重血圧もかなりきつい…
まじか…殺す気か…と。
なんとか耐え切る。
そして夫はやはりバッグは今ですと言われ、車にバッグを取りに行く。
謎の夫待ちの時間発生。
…なんで後でって思ったの…?恨
陣痛2分間隔のため、この2分の間に行きますよ!!!!頑張って!!!と
分娩台の部屋へ。
服脱いでください〜これ着てください〜
と指示されるも、
脱いだパンツ(お産パッドLにさらにナプキンという、わけわからないセットをつけていたわたし。それがもう血まみれ。)をかがんで拾うことができない…
助産師さんが、いいよ!大丈夫!と言ってくれて、こんなものの処理まで…すごい職業や…。
すみません、すみませんと連呼するわたし。
この、すみませんは止まらず、
謝らなくていいから!!
→すみません…
という、イラッとされるであろう返しまでしてしまう、。。
冷静でいたかったのに、痛すぎて、ウゥッという呻き声が出てしまう…
ここで、陣痛バッグの記事に書いたのですが、
髪を結ぶものありますかー?でゴムを取り出そうとして、震えて袋からなかなか取り出せないプチ事件発生…
きちんと袋から出しておきましょう
ここで内診。
内診も、激痛。
本当に痛い。
本能でよけてしまう。
子宮口5センチすでに開いていたので、
麻酔の処置の準備に入れることに。
しかし、即打てるわけではなく、
手に点滴やらなにやらのカテーテルつけてぶちこまれ、
痛みに耐える。。。。
そして医者登場!
しかし、麻酔を打つにも、背中を丸める姿勢を取り続けなければならないのだけれど、痛くてそれもすごく難しい。
陣痛でそれどころではないなか、その姿勢でじっとしているのが本当に苦しかった。
というかじっとできず、
お医者さんや看護師さんに、じっとしていてくださいとなんども言われたのだが、
本当に申し訳なかった。
すみません連呼。
背中触られたらそれも反射でビクッとなってしまい、またじっとしてください、麻酔入れられませんよと…
わかっているのに…ごめんなさい
看護師さんが、体勢を支えてくれて?
手を握ってくれて?
それが本当に本当にありがたかった。
実は、いよいよ麻酔いれますのときその手を離されてしまい、めちゃくちゃ心細かった。。
麻酔は、背中に冷たいものが流れていく感じとよく言われますが、わかるようなわからないような感じでした。そうかも。。?
背中にブスッとさすと、ブチブチ音が聞こえるとも言うけど、それもわからず。
音、わからなかった。
麻酔で、背中いたーいとかもなかったです。
手にカテーテルいれるときも、背中に麻酔されるときも、正直陣痛の激しい痛み、ビッグウェーブに比べたらさざなみです。
いやさざなみ以下です。
マスクとかで顔が覆われてよくわからなかったけれど、たくさん先生がいる病院のなかで、私が1番好きだった先生だったのも、つらいなかでも嬉しかった。
説明が丁寧で口調が上品なおじさま。
ラッキーだな、と思いました。
もう、お医者さん看護師さん助産師さんがヒーローに見えた。
最初は、神〜天使〜と思っていたけど、いやちがう、ヒーローだ。と。
かっこいい。本当に。
30分くらいすれば麻酔がきいてきますからね!との言葉で、そこからきくまでじっと耐える。。。
この後、夫が入室OKになったのかな?
麻酔がきいてからだったかな?
とにかく、麻酔のあとでした。夫が入れたのは。
まだ痛くない時から部屋に入ると、
無痛分娩の人は麻酔きいてから夫が入るから、苦しい姿を見ていなくて、楽勝と勘違いされる、
苦しむ姿を見せたほうがいい、と、最近産んだ友人が言っておりました。
私は、見せたくなかったけれど、
のたうち回る姿を見られましたね…
そんなこんなで、麻酔を入れてもらい、痛みのピークは過ぎていきました。