変 わ り ゆ く 中 で
は じ め る 君 に
あ り が と う ..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
桐朋学生時代 
皆  楽譜と  にらめっこ  している中で、
いつも   本を抱えて   原稿持って 
図書館通いしている 人物 が いました。
William Blake ,  I.Allen Ginsberg etc.
詩を読む会 に
せくせくと 足を運び
作者御本人が  自ら朗読しているレコードを聴き
作者と  交し合った話など~
溢れんばかりの思いで 
様々な体験談を  話してくれました。
なぜ そんなに 本を読むの ?
尋ねると   
気持ちを  流すために  読んでる
と、  あっさり  一言 。
あんな  そんな  こんな  高校生活 ☆  真っ只中、
私の  誕生日プレゼントに 
村上龍の小説  「 限 り な く 透 明 に 近 い ブ ル ー 」 を
手渡された  覚えがあります。
学生時代は 利害関係もないわけで、
恐いもの 知らずだから
ぶつかり合うこともありますが
ケンカした  時ですら、
「 海 の ような 人 だね 」 と
ちっぽけな  ワタシを 
はかりしれないものに
例えてくれた、 ひと 。
その  ひと  が 
留学することになった時
何を渡そうか・・・
とても  迷いました。
結局
その時
最終的に
選んだものは
「 月のしずく 」  「 人魚の涙 」  とも  
言い伝えられる、
貝から取り出す
パール, 真珠に
することに決めました。
そして
はじめて  高校の  バースデー で 
もらった、  ー あ の 本 ー   の 
記憶から
重なる思い出とともに
村上龍の 言葉を引用して
添えました ・・・
ハ シ 、 休 ん じ ゃ だ め よ
熱 線 に  身 を 焼 か れ て 黒 焦 げ に な っ て も
休 ん じ ゃ だ め よ
逃 げ ち ゃ だ め
焼 か れ 続 け て
エ メ ラ ル ド に な り な さ い
燃 え 続 け て
宝 石 に な る の よ
・   ・・   ・・・








