奇跡のリンゴ

オレがまだビッグアップルに住んでいて帰国すら決めていなかった頃、
木村秋則さんを特集した番組を観て感銘を受けたらしい母が、勝手に送りつけてきたのがこの本だった。
「ちょっと、読んでみて。アンタはきっとこの人が好きだから!」
「奇跡のリンゴ」.....ちょっと嘘くさい(笑)
ってわけでもないけど、人から"勝手に!"薦められるモノってちょっと手が出なかったり。
それが母ちゃんだったりすると、なんか「コラ、野菜食べなさい!」みたいなノリも感じてさ。
まあ、読まなかったんです。帰国する際はBOOKOFFに売ってやろうかと思ったくらい(笑)
あれから1年くらい経ったのかな?
本棚に収められたコイツに引き寄せられるように手が伸びて、(なんか.....今だな。)
なんの迷いもなく、リンゴを貪るように字を追った.....みたいなチープな表現、いりませんね。
うん、木村のおっちゃん、大好きだよ。死んだじいちゃんにそっくりだ。
帯に「偉大な奇跡を成し遂げた男の物語」という宣伝文句があったが、というよりは、
死の淵までレジスタンスを続けたパイオニアが自然の中に見つけた奇跡の物語、って感じ。
彼の挑戦と、それを導いたモノ。人間も自然の一部だという当たり前のことを改めて教わった。
そして、彼が経験しただろう壮絶なまでの孤独を想い、自分のケツにアチチと火がついた。
ipadもイイけどさ、もっと身近に大切なリンゴがあるんじゃない?って。
なんだか最近、テクノロ自慰なノリに疲れてきてて、その闇に強烈な陽が射した感じ。
久しぶりに『沈黙の春』でも読み直してみるよ。
オレ、もっと「バカ」になろっと!せっかく生まれてきたんだもん、「奇跡」見たくね?
読むのがダルいヒトは
でもオケー(笑)ほとんど内容一緒!Dear Japan
Dear Japan(2009)/SEEDA
「本当のこと 教えてくれ」
オレがHIPHOPに信じる要素を最も体現してくれているアーティスト、SEEDA。
00年代初頭、絶望と共に日本を出て行く少し前。ヒップホップに興味を失った。キライになった。
まるで流行、「B-BOY」は様式美。小さいパイ争う村社会。ソレが希望になるなら、否定しない。
だけど、オレは違う。そんなモノに惹かれて制服のパンツを腰まで下ろしたんじゃない。
自由で、オリジナルで、いまここにある真実で外の虚像に独り立ち向かう。ソレがオレの初期衝動。
NYにいたオレの耳にもSEEDAが届き、今こうして日本にいる。相変わらずの絶望は今日も笑顔だ。
SEEDAはたしか同じ80年製。ボケボケしてる暇はねえなあ、やることやる。ブラァァァ!(*゚ー゚*)
ちなみにアルバムでこの曲の次に来る『fashion』が
。チェケ、RRRAAAHHH!!!死刑のある国ニッポン

森達也氏の『死刑』の続編的な内容。
全国を渡り歩き被害者遺族の声に耳を傾けてきた存置派、藤井誠二氏と、
地下鉄サリン事件犯などの死刑囚との対話を続けている廃止派、森達也氏による「死刑」対談。
匿名をいいことに無責任なコトを書くようなことはしたくないし、
慎重になるべきトピックであるから不用意なコトは書きたくない。
ひとつ確信を持って言えることは、
存置派と廃止派が建設的に言葉を交えること、全てのひとが能動的に考え一人称で語ること。
大事なことはきっとそういうことだ。
問題は「ポピュリズムの客体であるはずの集団そのものがポピュリズムの主体になってしまう」ことだ。
自分で知るための努力をし、自分の頭で考えて心で感じて、
ソレでアナタが存置を支持するならば、僕はソレを否定できないだろう。
肯定は、しない。死刑廃止支持者として、自分のできることをやり続けるだけだ。
命について、考えてみてください。