奇跡のリンゴ

オレがまだビッグアップルに住んでいて帰国すら決めていなかった頃、
木村秋則さんを特集した番組を観て感銘を受けたらしい母が、勝手に送りつけてきたのがこの本だった。
「ちょっと、読んでみて。アンタはきっとこの人が好きだから!」
「奇跡のリンゴ」.....ちょっと嘘くさい(笑)
ってわけでもないけど、人から"勝手に!"薦められるモノってちょっと手が出なかったり。
それが母ちゃんだったりすると、なんか「コラ、野菜食べなさい!」みたいなノリも感じてさ。
まあ、読まなかったんです。帰国する際はBOOKOFFに売ってやろうかと思ったくらい(笑)
あれから1年くらい経ったのかな?
本棚に収められたコイツに引き寄せられるように手が伸びて、(なんか.....今だな。)
なんの迷いもなく、リンゴを貪るように字を追った.....みたいなチープな表現、いりませんね。
うん、木村のおっちゃん、大好きだよ。死んだじいちゃんにそっくりだ。
帯に「偉大な奇跡を成し遂げた男の物語」という宣伝文句があったが、というよりは、
死の淵までレジスタンスを続けたパイオニアが自然の中に見つけた奇跡の物語、って感じ。
彼の挑戦と、それを導いたモノ。人間も自然の一部だという当たり前のことを改めて教わった。
そして、彼が経験しただろう壮絶なまでの孤独を想い、自分のケツにアチチと火がついた。
ipadもイイけどさ、もっと身近に大切なリンゴがあるんじゃない?って。
なんだか最近、テクノロ自慰なノリに疲れてきてて、その闇に強烈な陽が射した感じ。
久しぶりに『沈黙の春』でも読み直してみるよ。
オレ、もっと「バカ」になろっと!せっかく生まれてきたんだもん、「奇跡」見たくね?
読むのがダルいヒトは
でもオケー(笑)ほとんど内容一緒!