
この日は
風速6mあり、日頃スプーンを巻く上で
「風が強い時のスプーニングはどう攻略したら良いんだろう?」
と悩み色々考えていたので良い練習になるかなぁとプラスに考えて行って来ました

そして、
受け付けにはアルコール消毒液
も配備されており感謝です

この日はこんな感じ

まず、
1か月前までの浅川さんでは
"冷え込みから来る、朝一活性が低くて朝二で追いが良くなる傾向"
にありましたが、最近は
朝一は表層に魚が浮き、火が昇るとレンジが下がる
傾向に有ります

なので朝一は
ギルガメッシュ1.7g ゴールデンブラウン
から表層をサーチ

追いがあまり良くなく、一気にダイアナ1.3g クリームブラウンへローテダウン

ですが、追ってくるけど寸前で躊躇います

なので
ウェイトダウンをする前に、カラーを大幅に落とします

カラーはイベントカラーの
表:ダークオリーブ
裏:ダークブラウン
です

すると
ヒット

非常に反応が良く、先程までの寸前で躊躇うのが減り連発しました

カラーは水中の中ではっきりとシルエットが出るような、暗めな色が

次第にスローになり始めたと同時に水面を絡めた釣りで釣れそうな様子

でもかなりスローな様子なので、水面を絡めた魚に関しては
チビギル 0.7g
ストーク 0.7g
を投入

色に関しては
"オリーブ寄りなのか?ブラウン寄りなのか?"
を調べる為に、
ブラウン(赤み)
オリーブ(黒み)
をざっくりと試すと
強いて言えば
ブラウンに僅かな蛍光色のワンポイント
ダークオリーブに僅かな蛍光色のワンポイント
が良かった気がします

*でも蛍光色の配色が強すぎるとUターン

ワレットとの相談になります…

風が急に強くなり
レンジも下がり始めました

風速6mはロッドが立てられません

風が強くなる時って
・風の影響で水面がモザイクの様になり、人的プレッシャーが抜け活性が高くなる
・風の影響で人的プレッシャーが抜けるものの、活性は変わらない
の2パターンがあると思いますが、浅川さんはあまり活性は変わらない事が多いです

活性は変わらずスローなままレンジが下がるから、難しいんですよね

基本的にスプーンは巻けば浮くものなので、レンジをしっかり下げつつスローにと言う展開になります

この状況で
威力を発揮するのが僕の一番大好きな
ギルガメッシュ1.2g



しっかり沈めたいレンジをスローに巻きたい(しっかりと泳ぎながら見切らせない)
となると板厚のチビギル1.1gより効果的です

何度コイツに助けられた事か…

と言う事で
ギルガメッシュ1.2g
シルエットをくっきり出し、ちょっとだけアピールさせる為にカラーはゴッホシード

ヒットレンジの確認の為、アルトワークスSFの自塗りオリーブカラーでレンジ確認

風がまだまだ吹き続け
ロッドはもちろん立てられません

こんな状況下では、スプーンでの攻略は"ロッドを下げるベース"の釣りになるのでスプーンの0.1gの差は物凄く大きくなっていきます

それと同じくらい"リトリーブスピード"がとても釣果を左右

パターンを見つけてもちょっとリトリーブスピードがブレると反応無し…みたい状況になります

ロッドを下げるスプーンの巻きは
・一定層キープのスピードが早めになる
・的確なスピード(一定層キープのスピード)で巻かないと意図しない巻き下げになる
・泳ぎは強めになる
・ラインの素材の特性が巻きの軌道にダイレクトに影響する
と言う事を強要されます

そんな中で
このタイミングの中層での釣りは、巻き上げでの反応があまり良くなく
・スローな中層での一定層キープ
・中層へ向けての巻き下げ
でのアプローチが有効でした

*浅川さんは基本"落ちるモノへの反応"が良い傾向にあります。
そこでチョイスしたのは
・中層でのかなりスローな一定層キープ
(ギルガメッシュ1.2g ゴッホシード)
・ギルガメッシュ1.2gではとれないローアピール好きな個体へのスローな一定層キープ
(ストーク1.0g イベントカラー 黒系)
・中層へ向けての表層ちょい下からの巻き下げ
(ちびギル1.1g イベントカラー 黒系)
を使って、しゃがんでロッドは糸ふけが出ない程度の下目ポジションで追加

ちなみに
ラインはニュードロワーさんのインテグレーションハードの1.8lbと2.5lb使用

ラインによる意図しないルアー軌道の変化(下方向)
が嫌いな為、スプーンのウェイトベースでのレンジコントロールにはナイロンラインが一番良いと思ってます

フロロだとラインが重いので、
スプーンのウェイト+ラインの比重分
も上乗せされてしまいます

沖の表層スプーンなんかをやるとラインの比重をかなり体感するはずです

ナイロンラインならば
更に沈めたければウェイトを上げれば良いだけなので、非常に扱いやすい

そして今回の様なロッドを上げられないシュチュエーション下では、フロロではラインによるスプーンの意図しない沈み込みが発生しますがナイロンならばルアーのウェイト感だけでのスピードコントロールが出来ます

そんな感じで
その後
活性がやや上がり、水面から20cmくらいで食い気が立ち
・ロッドを下げての水面から20cm下のレンジキープ
でアプローチ

使用ルアーは
ストーク0.7g オリーブパール・ハイカラSAN
チビギル 0.7g ハイカラSAN ・両面黒の自塗り
でヒット

表層に意識を向けていて、ストークだとスロー過ぎてUターンして見切られる状況になり
チビギル 0.7g ハイカラSAN
で連チャン

とにかくスローが良い時=ストーク
スピードをちょっと付けて見切らせたくない時=チビギル
が水面を絡ませた釣りの使い分けです

どっちが有効かはわからない時はどっちも試してみると違いがわかると思います

ただ
スピードをつける時はカラーがかなり重要になって来るのも事実です

よりピンポイントで魚が好むカラーを入れてあげると、ちょっと早くても喰ってくれます

むしろ、極端にスレた状況やスローな釣りで叩かれた状況下ではかなり有効的です

是非、これからの表層シーズンにお試しください
